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2006年3月24日 (金)

君はサラリーマンかビジネスマンか④

4回目のブログになります。

 コメントを頂いていますので(右欄をクリックしてください)、おこたえします。
「仲津英治」様へ
   リーダーは藩屏でなければならないとの私の主張に同意いただき、心強く
   思います。今後ともご支援、ご意見をお願いします。
「中北慎治」様へ
   積極的な地域活動に敬意を表します。お互いに健闘を続けたいものです。

  先日、世界野球選手権(WBC)において、日本が優勝しました。日の丸の国旗
の下、王監督、イチロー、松阪、松中などが一丸となって優勝をもぎとったことに、
晴れ晴れとした気分になったのは私だけではないでしょう。

  この明るい気持ちのもとで、いよいよビジネスマン論の本題に入りたいと思い
ます。

「君はサラリーマンかビジネスマンか」の第4回目です。
(毎週金曜日・30~40回を予定)
ビジネスマンへの道を示せれば幸いです。
必ずお役に立ちます。ご期待ください。


『君はサラリーマンかビジネスマンか』…④
[4章]
2・2・6の組織理論


  2・2・6といえば、中学生か高校生の時、日本史で習った2・26事件を思い浮か
べるでしょう。その事件は、いわゆる戦前―大東亜戦争(第二次世界大戦)前―
昭和11年2月26日陸軍青年将校によるクーデターであり、歴史のターニング
ポイントとなったといわれているものです。

  重要な事件を月日だけでわかるものとしては、最近では、9・11があります。
多数の死傷者をだした、アメリカ同時多発テロ事件の大惨事が2001年9月11日
に生じたため、9・11といえば、このことを指します。

  ここでいう2・2・6は歴史の一事件のことではなく、「世の中」の組織分析理論
として取り上げたものです。組織の実態を分析説明する理論はいろいろあります
が、2・2・6の組織理論もそのひとつであり、また、一番実際的であろうと思います。

   わかり易く言いますと、全ての組織は三分割され、上の2割は優秀な層、下の
2割は劣る層、真ん中の6割は普通のランクということに他なりません。
この3分類法はすべての組織に当てはまると言われています。

  例えば、大蔵省(現在は財務省)を見てみてみれば、一番わかりやすい。大蔵
省はわが国のエリートとして自他ともに許してきていますが、数年前、金融不祥
事件に脆くも露呈したように、過剰接待漬けの一端として、ノーパンしゃぶしゃぶ
宴会とか自家用飛行機による香港招待旅行などに、うつつを抜かす輩がいること
があからさまになりました。

  本来ならば日本という国をリードしていくべき、人格識見豊かな人材ばかりだと
思われている組織でも、おそらく2割は、残念ながらレベルの低い品性の持ち主
と見なさなければならないと思われます。

   中間の6割はおそらく高級官僚としてそこそこの存在であると思われますが、
この6割の層が上の層に近いのか、下の層に近いかによりその組織の健全性が
判断されるといわれています。旧大蔵省の6割の層は健全であると信じたいもの
です。

  一般層である6割の層がその組織の平均値を示すものであり、われわれが
注意しなければならないのは、組織の活性化の対象はこの層だということです。
そして、残りの2割が真のエリートです。真のエリートとは、わが日本国の藩屏
(藩を守る人)としての志を有し、人格識見豊かな人材であり、自らを投げ打って、
一心不乱、仕事に邁進している、凛とした人たちを指します。

  上から3分割すると、2割、6割、2割になりますが、わかりやすく言うために、
二・二六事件をもじって「2・2・6の組織理論」と称するわけです。

  この考え方は例えば現財務省のようないわゆる一流の組織にのみあてはまる
だけでなく、全ての組織に当てはまり、中小企業や大企業でも、あるいは、趣味
の団体やグループでも同じです。
  試しに、われわれ個人の所属する組織――会社、所属部署、同窓会、自治会、
趣味の会などーーを、一度、それぞれ3分割してみてください。この2・2・6の
組織理論が、いかに妥当性を有しているか理解できるに違いありません。

  さて、この2・2・6の組織理論を会社に勤める個人の立場から眺めてみれば
どのようになるでしょうか。上の2割はビジネスマン、真ん中の6割は普通のサラ
リーマン、下の2割は安サラリーマンと区分できると思います。

  われわれは、このうちのどの層に属しているか一度でも考えてみたことがある
でしょうか。これまで考えたことはなくても、今、たった今考えてみてください。自分
自身を含めて、ほとんどすべての人が上の2割か真ん中の6割に属すると思って
いるのではないでしょうか。なぜならば、他人には辛く、自分自身には甘いのが
世の常であり、またそれが相場というものですから。

  しかし、客観的にみれば、自分自身が2・2・6のどこに位置するかは、自身で
は分からないものです。それは、他人が判断することの領域でしょう。

  ところで、組織の盛衰は人によると言われます。もしそうならば、組織の中に、
高い質の人材をできるだけ多く抱えることが肝要です。そこで、真に優秀な人材
を確保できるかどうかが、その企業の死命を制するということになるでしょう。

 そのためにも、人材に関して、明快な考え方や理論を持たなければなりません。
人材を分かりやすく区分してみたいと思います。どんなパソコンでもかまいません
ので、パソコンのキーを叩き「ざい」を変換してみてください。材・罪・財・剤・在……
と簡単に変換されるでしょう。

  沢山の漢字がでてきますが、それぞれの漢字に基づき、細分化すればする
ほどよいというものではなく、日本人には3分類法が一番わかりやすいと思います。
すなわち、最初の三つを取り出せばよいでしょう。
          「人財」
          「人材」
          「人罪」
の三種類です。読んで字の如く上は財産、下は罪悪ということです。上の方の
人財は、その人がいるだけで、事がスムーズに進んでゆくのに反して、下の方
の人罪は他人の足を引っ張るのを習性としており、したがってその存在その
ものが罪作りと言われています。

  組織のなかの個人はこの人財、人材、人罪のどれかの範疇に入っています。
あなたは人財と評価されていますか?。ほとんどの人は自分自身を、人財か
人材に属していると思っているでしょうが、他人の判断は違っているかも知れま
せん。
  しかしながら、今この小論を読んでいる人は、間違いなく「人財」でしょう。

  この「じんざい(人材)」の区分けも、2・2・6の組織理論を適用できます。
            人財―――2割
            人材―――6割
            人罪―――2割
 要するに、この「2・2・6の組織理論」は誰にも分かりやすく、これを使って、
身の周りを分析することを薦めます。時には、この理論を援用することにより、
他人をケムに巻くのも面白いのではないでしょうか。

◎次回は[5]サラリーマンとビジネスマンはどう違うかです。

 

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