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2006年5月12日 (金)

上司の指示、命令にどのように応えるか

 11回目のブログです。

 このゴールデンウイークと称する期間に万博記念公園に行き、花と緑を存分に楽しん
できました。
 前回、記しましたように、ゴールデンウイークは、休日・祝日・祭日が混在しております
が、感覚的には“休みの日”のようです。ウォーキングをしながら各家の玄関を見ていま
したが、残念ながら、国旗もちらほらしか翻っていませんでしたね。

 年配の方はご存知のように、大阪万博は、今から36年前、昭和45年(1970年)
3月から9月まで約180日間、広大な千里丘陵で催されましたが、6400万人の入場
者という万国博覧会史上の世界記録を有しております。
 日本国民の半数が見に行くという熱気は、その後の高度成長の先触れとして、今も
忘れることはできません。

 こういう熱気の後は、ややもすると無責任な気だるさが横溢するものですが、この万
博跡地の一部は、極めて有意義に活用され、「万博記念公園」として、市民に親しまれ
ております。
 現在、自然文化園、日本庭園、自然観察学習館などを含んでおり、誰でもが楽しめ
るようになっています。

 30数年前には色んな種類の木が植えられましたが、その時は、ほとんどが低くて
小さな木であり、木と木の間も広く、こんなもので公園などできるのかなと素人ながら
の感想を持ちました。

 ところがどっこい、30年経過すると、みごとな樹木となっており、その素晴らしい設計
に感心するところ大なるものがあります。
 30年後を見据えて、公園を設計されたグランドデザイナーは、公園設計者と呼ぶの
か、棟梁庭師というのか全く知識はありませんが、大した方だとあらためて敬意を表し
ます。

 先を見通すのが偉人であり、これは歴史上に学ぶほかはありませんが、私などの
凡人はせめて10年先を読みたいものですね。
 いやー、これも難しいですかね。しかし、少なくとも、わが国のリーダーにはお願い
したいものです。

「君はサラリーマンかビジネスマンか」の第11回目です。
(毎週金曜日・30~40回を予定)
ビジネスマンへの道を示せれば幸いです。
必ずお役に立ちます。ご期待ください。

『君はサラリーマンかビジネスマンか』…⑪
[5章ー9]
上司の指示、命令にどのように応えるか。

 これまで、サラリーマンとビジネスマンの対応の仕方に、それなりの差異があること
を詳しく述べてきましたが、大きな差異があり、また一番分かりやすいのは、上司の
指示や命令への対応の仕方においてでしょう。
 (この場合の指示、命令は、もちろん業務上の指示や命令であって、公私混同の
私事は意味しません。)

 サラリーマンであるならば、上司の指示にたとえ不満があったにしても、それに反論
したり、意見具申したりはしません。それよりも唯々諾々と従うのが勤めであると考え
ます。
 
 更に重要なことは、上司の指示、命令の内容以上のことはしません。全くといって
よいほど、指示以上に付加した情報などを報告しようとしないのです。またそんな余計
なことなどしたくないし、考えることすら馬鹿らしい。
 すなわち、彼らにとっては、上司の指示・命令の範囲をMaximumとみて、その範囲
以上の対応は決してしようとしないのです。

 一方、ビジネスマンであれば、どのように対応するでしょうか。上司の指示内容に
問題があれば、おそらく意見具申するに違いありません。ただ、唯々諾々と指示を
承るだけでは、何か物足りなさを自分自身に感じるのです。
 上司の指示内容に従うだけでは、その仕事は上司だけがやったことになり面白く
ありません。部下としても、何らかの参画をし自分の考え方などを生かす方向に持
っていきたいと思うのではないでしょうか。

 たとえば、販売上のあるテーマを、営業部門の中だけで簡略にすみやかに調査
するよう、指示されたとしましょう。
 あなたがビジネスマンだとしたらどうしますか?

 上司は営業部門だけでよいとは言っていますが、すくなくとも、管理部、経理部、
技術部門、製造部門などからヒアリングし、報告内容に厚みを増すようにするのでは
ないでしょうか。
 さらには、そのテーマの周辺のことにも触れたり、あなた自身の前向きで適切な
コメントをも付け加えればまさに鬼に金棒。
 上司はにっこりし、満足顔を見せるに違いありません。
 このように、ビジネスマンは上司の指示・命令の範囲をMinimumとみて、その範囲
以上の対応をしようとするのです。

 上司の指示、命令に対して、これほどの差異が生じてくるのは、サラリーマンとビジ
ネスマンのビジネスに対する心構えの差異によるものといっても間違いありません。
 指示、命令の内容を、Maximumと受け止めるか、Minimumと思うかが両者の分水
嶺になります。

◎次回は[5章ー10]人生の目的をそこそこ認識しているか
  です。

 

 

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コメント

ありがとうございました。
上司の立場に立って、必要とする情報をサービス精神を発揮して関連情報と共に報告するのですね。少しずつ実践していきたいと思います。

投稿: hiromichi | 2006年5月15日 (月) 15時32分

hiromichiさんへ
・上司の意図を正しく理解することは、なかなか困難
 ですが、自分が仮に、上司になったつもりで、どの
 ような報告、行動を望むかということを基準にして
 は、いかがでしょうか。
・プラスαのサービス精神が肝要です。(社内での報
 告、行動は、いわゆる『社内営業』とみなすべきで
 す。それであるならば、営業にはサービスが付きも
 のだと考えてもよいのではないでしょうか。)
・報告にあたっては、指示内容に周辺情報を加味した
 い。上司が他に話す時のネタとして、できれば面白
 いエピソードがあれば添えるとよいでしょう。必ず
 喜ばれます。
◎充分なる秘訣は持ち合わせておりませんが、その時、
 その時に応じて、上記のような対応をしてはいかが
 でしょうか。


投稿: のんちゃん | 2006年5月15日 (月) 11時33分

 言われたことだけをしていればいいというのは良くありません。分かりました。ではどうすれば上司の意図を正しく理解して動けるようになれるのですか。その秘訣を教えて下さい。

投稿: hiromichi | 2006年5月12日 (金) 19時36分

 言われたことだけをしていればいいというのは良くありません。分かりました。ではどうすれば上司の意図を正しく理解して動けるようになれるのですか。その秘訣を教えて下さい。

投稿: hiromichi | 2006年5月12日 (金) 19時34分

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