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2006年5月19日 (金)

人生の目的をそこそこ認識しているか

 12回目のブログです。

 最近、西日本では黄砂現象が時々あらわれ、車の運転や洗濯物の乾燥に影響が生
じておりますが、これも一説には、チャイナ(中国)の環境公害とも言われております。
 
 環境問題といえば、いろいろあり過ぎて何から考えれば良いのか途方にくれますが、
今日はゴミ問題を考えてみたいと思います。

 私はここ10年の間に、大阪府茨木市、京都市、東京都、大阪市、大阪府寝屋川市
など各地を転々と経験しましたが、各自治体により、ごみの分別の仕方が異なること
を知りました。
 厳密に比較したわけではありませんが、いちばん緩やかなのは大阪市かなという印
象です。

 ペットボトル、ビール缶、びん、キャップ、ラベル、雑誌類、牛乳パック、庭木類、スチ
レントレーなどなど分別を多岐にわたり実施している自治体もあるようですが、大阪市
はかなり甘すぎるように思えます。
 
 もしも、綜合的に見て、焼却工場での運営効率として、細かい分別が最適であるの
であれば、市民に強制的、懲罰的な協力を求めるべきだと思います。まず、ベスト効
率はどのようなものなのかを議論、決定し、それをオープンにして、市民に協力を求
める必要があります。
 その際、いろいろな摩擦が生ずるでしょうが、『公』のためという一点で推進しなけ
ればなりません。
 いかな大阪市民といえども、協力するにやぶさかではないでしょう。

 しかしながら、今回闇的存在として問題になっている飛鳥会事件(府市当局の、公
営駐車場無法使用、脱税への積極的全面的協力)などのような、あくどい強者への
妥協があれば、市民は誰も協力しないのではないでしょうか。要は、市当局が体を
張って、ことに当たる覚悟が求められているのです。

 その意味で、ゴミ問題に取り組む横浜市は非常に参考になります。分別の徹底、
リサイクルの推進、レジ袋不使用の推進など大したものです。
 横浜市と大阪市を比較します。(新聞記事より)
               (人口)          (ごみ量)   (1人当ごみ量)
       横浜市    358万人   106万トン   0.30トン   (H17年)
      大阪市    262万人   160万トン   0.61トン   (H16年)

 中田横浜市長のゴミ30%削減策への挑戦、見事なものです。この結果として、
焼却工場を2工場廃止、1100億円の建て替え費用が不要になったそうです。
本当に、こんなに節約できるのか、大阪にいると、いささかマユツバかな、ほんま
かいなと感ずるほどですが、有力紙に署名記事として書いてあることですから、
間違いのないところなのでしょう。

 大阪市は、行政については、行きつくところに行ったわけですから、他市の良い
ところを貪欲に真似てはどうでしょうか。わが国最大のローカル都市であるとの変
なプライドは捨て、また、一人よがりに陥りがちな独創性も捨て、大坂「適塾」出身、
福沢諭吉先生の精神にならい、
         “真似ぶは学ぶに通ずる崇高な姿勢である
という認識のもと、「真似ることに徹する」こと以外に策はないのではないでしょうか。

 みなさんのご意見はいかがでしょうか。
 

「君はサラリーマンかビジネスマンか」の第12回目です。
(毎週金曜日・30~40回を予定)
ビジネスマンへの道を示せれば幸いです。
必ずお役に立ちます。ご期待ください。

『君はサラリーマンかビジネスマンか』…⑫
[5章ー10]
人生の目的をそこそこ認識しているか。

 わが国では、学生時代は永い人生のうえでも、特殊な一経過地点すなわち、モラ
トリアム期間であると言われてきました。昨今の学生は、モラトリアムというよりも、
遊民あるいはニーター的と見る方が正解かもしれません。

 本来追求すべき学問に、ある種のエネルギーを注いでいる者は少なく、人生の
目的とか、生きがいがはっきりしていない者がほとんどではないでしょうか。はっき
りしていないというよりは、人生の目的を全く考えたことがなかったり、あるいは、
生きがいを全く有していない学生が圧倒的であるといっても間違いないと思います。

 学生時代に人生の目的とか、人生とは何ぞやとかを一度でも考え、悩み、悶々
と苦しんだ経験があれば、その人は社会人として立派なスタートを切ることができ
るでしょうが、その経験の無い人は、社会人になってからが人生観のスタートと
なるのです。

 最近の若い人が幼児を殺害したり、誘拐したりすることが頻発していますが、
これは、高校生、大学生の時、人生についてオーソドックスに悩まなかったが
ために、幼児性と変質生を脱却できなかったからではないでしょうか。社会人に
なってから人生観をスタートさせるのでは、あまりにも遅すぎると思われます。

 ここで、サラリーマンとビジネスマンの二つの立場から見てみます。
 サラリーマンは人生の目的などという難しいことは避けて通ろうとします。こんな
硬いテーマに悩むなんてまっぴらでしょう。人生、今を、自分だけ楽しく愉快に過ご
せればよいではないか。いずれそういう楽しい時は無くなるのであろうが、それは
その時、先を考えても仕方がないと思うのがサラリーマンではないでしょうか。

  一方、ビジネスマンは人生の目的を、おぼろげであっても自分自身、有しており、
己のために、家族のために、真摯に仕事を遂行しようとします。
 確かに、明確なイメージを持っている人はほんの一部の人に限られるでしょうが、
少なくともおぼろげには持っているに違いありません。そこそこには認識して社会
生活をすごしているのです。

 その意味で、ビジネスマンは学生時代に多少の悩みを経験し、未だ熟していない
青い果実かもしれませんが、いずれ大きな果実をみのらせるに違いない存在と言
えなくもないでしょう。

 以上10のポイントでサラリーマンとビジネスマンの違いを述べてきました。私たち
は、これらの項目について、今一度冷静に振り返って見ることにより、ビジネスマン
への道を歩む気合と勇気を振り起こす必要があるのではないでしょうか。
 さらに、ビジネスマン論をすすめていきます。

◎次回は[6章]ビジネスマンの武器
      [6章ー1]説得力の強弱
  です。

 

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