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2006年8月11日 (金)

ビジネスマン必勝法・好奇心、開発、マーケッティング

 24回目のブログです。

 暑い盛りで、先週はカッカカッカと燃え過ぎた?我流のODA論を展開しましたが、
今回は、打って変わって、緑陰思考でとゆきたいと思います。

 その昔は、夏になれば、緑豊かな大木の陰で、その道を極められた先生から、
滋味溢れる話をよく聞いたことを憶い出します。ところが最近は、緑陰講座緑陰
義、緑陰セミナー、緑陰勉強会というような言葉を耳にしませんが、これはもう
死語になったのでしょうね。
 わたし達も、たまには騒々しいマスメディアから距離を置き、静かに考えを廻らす
必要があります。

 私は大学の先生と時々接触しますが、最近、漢字を読めない学生、漢字を書け
ない学生が激増していると指摘されます。その能力たるや、小学校高学年程度に
も達しないほどひどい状況のようですから、これは、由々しき問題だと思います。

 わたし達もパソコンなどを使うために、漢字を書く機会が減り、なかなか思い出せ
ない場面が多々ありますが、学生の状況は、そんな問題ではなく、あまりにもレベル
が低くなってきているとのことです。

 国語は、わが国の誇るべき文化の基盤であり、漢字はその中枢に位置するもの
です。それを自在に使えないということは、日本文化を理解できない日本人が急増
しているということであり、日本文化、日本文明が衰えてゆく象徴とも考えられます。

 この原因は、ただ一つ、国語の平易化(仮名づかい、当用漢字など)による民主主
義確立を志向した戦後の倒錯した国語政策以外にはありません。碩学、福田恆存
先生は、これに対して早くから、「わたしの国語教室」で世間に警鐘を鳴らされました。

 言語は、易しくすれば、全ての人が読みも書きも出来るというものではなく、逆に、
無闇な平易化は、その全体的体系を理解し難くさせると言われています。

 明治以来、かな文字論者は、わが国が文化的に遅れているのは、複雑な漢字が
存在するためだと主張してきましたが、これは真っ赤な嘘でした。わが国には現に
漢字が存在しますが、立派な先進国ではありませんか。また、隣国をみてください。
漢字からハングルに変え、世界有数の文化文明国家になったでしょうか。へたな進
歩的文化人の罪は大きいと考えます。

 とにかく、わが国の国語の中心である漢字を徹底して教育しなければいけません。
また、漢字教育はそんなに難しいものでもありません。福田先生(今流行りの優柔
不断な総理候補ではありません、念のため)も推薦されていましたが、
                  “石井式漢字教育”
をぜひ、お子さん、お孫さんのために検討されては如何でしょうか。大変な成果が
得られるといわれています。

 石井式では、①すべてのの基礎は国語である。
         葉は思考の土台である。
         漢字はひらがなよりやさしい
         幼少期だからこそできる。
         まず読み方から教える

など、非常に実践的であり、この教育法は、驚異的な成果を得ています。石井式
漢字教育に注目しつつ、日本文化、日本文明の発展のために、あらためて、漢字
教育に目を向けるべきではないでしょうか。

 なお、石井式の案内の中に面白いデータを見つけました。成績、知悉語彙数、
読書冊数とTV視聴時間の関係についてのデータです。

    成績  小6年知悉語彙数  月間読書冊数  1日あたりTV視聴時間
     5     37000       30~80              30
     4     20000       10~20         1時間30分
     3     16000        3~ 5         2時間30分
     2     12000        1~ 3         3時間30分
     1      8000            0        3時間~6時間

 びっくりしました。たくさんの本を読む子ほど学力は高いという結果になっています。
 学力がぐんぐん伸びる子は、本をよく読み、そこから学習に必要な抽象語を、漢字
でたくさん頭にしまい、それを自在に駆使して、論理的な思考や表現ができるように
なるからだそうです。

 おそるべし!漢字…これは、学力の源であり、日本文化の原点ではないでしょうか。
 みなさんはどのようにお考えですか

「君はサラリーマンかビジネスマンか」の第24回目です。
(毎週金曜日・30~40回を予定)
ビジネスマンへの道を示せれば幸いです。
必ずお役に立ちます。ご期待ください。

君はサラリーマンかビジネスマンか』…24
[7章]
ビジネスマン必勝法

[7章―7]
好奇心・開発・マーケッティング

 ビジネスマンの最大の眼目は、日頃、自分自身に与えられた仕事を遂行しつつも、
いろいろの事象に対して、常に好奇心を失わないことです。好奇心を持ち続けること
で時代の流れ、時代の変化を読み取る力を育てることが出来ます。

 好奇心の対象は自分の本流の領域である必要はなく、どんな分野でもよいのでは
ないでしょうか。身近な事柄であってもよいし、日頃からとくに関心を寄せていること
でもよいでしょう。とにかく、時代の変化、時代の流れを常に見ようとする気持ちが大
切であり、それが、さらに好奇心をかきたてるに違いありません。

 好奇心を持続するには、好き嫌いを減らすこと、主義主張にあまりこだわらないこ
と、固定観念に捕らわれないこと、頑なで下品な性格を改めること、などが大切です。
なぜならば、好奇心を発揮するには、柔軟で幅広い心がどうしても必要であるから
です。

 柔軟な心構えや幅の広い豊かな心さえ持てば、何事にも、関心を払うことに違和感
がなく、それどころか積極的に接点を持とうとするでしょう。
 あらゆるものに好奇心を持ち続けていると、そのうち、なにかの開発に携わってみ
たいという欲求が沸沸と沸いてくること必定です。好奇心と開発は密接に繋がってい
るのです。

 開発といっても、単に製品開発だけではなく、営業開発、人材開発などあらゆる
分野にわたります。ビジネスマンであれば、開発に興味と好奇心を寄せなければな
りません。新しいことにチャレンジしてはじめてビジネスマンと云えるのではないで
しょうか。

 また、開発への目の向け方は、できるだけ広角度にする必要があり、マトリックス
手法を基本にしたらよいと考えます。
 マトリックス手法とは、そんなに難しくありません。横軸にタイムスケジュールをとり、
縦の項目に組成、工程、原価、品質管理、製造インフラ、組織、広報などなどをとっ
た一覧表のことです。

 開発のイメージを頭の中で広げていくにも、大枠のマトリックスを常に念頭に置かね
ばなりません。そして、これをできるだけ大きな紙に書き、付け加えるべき項目、スケ
ジュールの可否などを吟味します。

 その際、最も配慮しなければならないのは、マーケッティングです。何と言ってもマ
ーケティングが最重要ポイントです。世の中のニーズに合っているのか、どの階層が
ターゲットなのか、コスト設定に問題はないか、スタイル・カラーなど時代のファッショ
ンにあっているか、を検討しなければ、世の中から浮いた存在の商品となり、受け入
れられません。折角の面白いアイテムの開発も進め方を間違っては、失敗に帰して
しまい、元も子もないのです。

 とにかく、ビジネスマンは好奇心を持ち続け、開発やマーケッティングに前向きに
取り組むことが肝要です。

◎次回は
8章]大型ビジネスマンになろう
8章ー1]天動説か地動説か
です。

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