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2007年5月11日 (金)

護憲よさようなら、遵憲(順憲)よこんにちは!

 63回目のブログです。

 先週の5月3日は憲法記念日でしたが、それをはっきり意識していた国民は、
どの程度いたのでしょうか。今、護憲だとか、改憲だとか、あるいは、論憲、加憲
などマスメディアで騒がしく言われていますが、もうすこし物事を常識的に考えて
みたい
ものです。

 たとえば、加憲などという言葉は、辞書を引いても存在しませんし、このパソコン
を打っても出てきません。加憲の意味は、現行の憲法にちょっとした味付けをする
こと、すなわち、味の素(こんな特定企業名を挙げては駄目なんでしょうが)をふり
かけることです。憲法という日本国家の基本構造を考える上で、調味料で、少し
味に変化を持たせようというまことに姑息な考えと言えます。

 さらに、論憲などは、仕方なく憲法を論じようとする姿勢を示すだけで、中身を
提示しない、これまた、空疎で、逃げ腰で、無責任な考えと言えます。国民の資格
を著しく欠いた言葉でしょう。

 護憲について考えてみます。この言葉も、既に、結構手垢のまみれた言葉に陥
ってしまっています。護憲は言葉の意味からの憲法を護ることから遠くへ離れ、
イデオロギーそのものとなっていると思われます。本来の常識から言えば、憲法は
護るものではなく、したがうもの
ではないのでしょうか。「したがう」を漢字で表わせ
ば、「従」・「随」・「遵」・「順」であり、憲法に遵う、あるいは、憲法に順うではないで
しょうか。

 わたし達国民はすべて、憲法の精神に遵わなければなりません。その訳は、
それでなければ、国が成り立たないからです。わたしは、正真正銘、遵憲論者
であり、憲法を尊重、尊敬しています。これは人後に落ちないと自負しています。

 4月29日のTV放送『たかじんのそこまで言って委員会』(毎週日曜日13:30
~15:00、やしきたかじん・辛抱治郎司会、読売TV系、東京を除く全国放送、
20%弱の高視聴率、政治社会問題を超本音激論トークで圧倒的人気、こんな
面白い番組見たことなし、推薦!)でのことです。ゲストの皇室関係では第一人者
である、京都産業大学教授・所功先生が、「敬語は文化であり、日本文化の奥深
さを示すものです。皇室に対しても、敬語を使うような心遣いが必要ですね。」

穏やかに語られていました。

 これに関して、レギュラー出演者の三宅久之氏(元毎日新聞記者)が、「新聞は
けしからん。皇室に敬語を使っていない。朝日新聞、毎日新聞はダメ。読売新聞
はちょぼちょぼ。産経はまあまあ。」と高齢にもかかわらず、口角泡を飛ばして語
っていました。わたしは、まさかそんなことはないだろうと一寸調べてみましたので
ご覧ください。わが国マスメディアはどんな姿勢(スタンス)をとっているのか、一目
瞭然、明確にわかります。

 朝日新聞(1月3日、全文)

   一般参賀に6万8千人
      新年恒例の一般参賀が2日、皇居であり、昨年より1万8620人多い
    6万8830人が訪れた。天皇陛下は皇族方とともに計7回、長和殿の
    ベランダに立ち、「年頭に当たり、国民の幸せと世界の平安を祈ります」と
    あいさつした。療養中の皇太子妃雅子さまは3回目まで出席した

 毎日新聞(1月3日、全文)

     皇居の一般参賀に6万8000人
        新年恒例の一般参賀が2日、皇居・宮殿の東庭であり、6万8830
      人(宮内庁発表)が訪れた。天皇、皇后両陛下は計7回、皇太子さまや
      秋篠宮さまら皇族方とともに宮殿のベランダに姿をみせられた。天皇
      陛下は訪れた人に手を振り、「新しい年をともに祝うことをうれしく思い
      ます。年頭に当たり、国民の幸せと世界の平安を祈ります」と述べた
      療養中の皇太子妃雅子さまは午前中の3回だけ参加し、秋篠宮妃紀子
            さまは授乳のため午後の2回を欠席した

 読売新聞(1月3日、全文)

      一般参賀に6万8000人
        新年恒例の一般参賀が2日、皇居・宮殿の東庭で行われ、6万8830
            人(宮内庁発表)の参賀者が訪れた。天皇陛下は、皇后さまをはじめ皇
      族方と7回、長和殿のベランダに立って手を振り、「新しい年をともに祝う
      ことをうれしく思います。年頭に当たり、国民の幸せと世界の平安を祈り
      ます」とあいさつされた
        療養中の皇太子妃雅子さまは午前中の3回だけ出席、秋篠宮妃紀子
      さまは悠仁さまの授乳のため午後の2回は欠席された
        1日には「新年祝賀の儀」が行われ、天皇、皇后両陛下が宮殿で、
            皇族方とともに安倍首相ら三権の長や各国の駐日大使らからあいさつを
            受けられた

 産経新聞(1月3日、全文)―囲み記事―

       『幸せと平安を祈ります』 新年の一般参賀
          新年恒例の一般参賀が2日、皇居・宮殿の東庭で行われ、6万8830
            人(宮内庁発表)が訪れた。
       天皇、皇后両陛下は皇太子さま、秋篠宮さまはじめ皇族方と計7回、
      宮殿・長和殿のベランダに姿を見せ、参賀者に立って手を振られた
       病気療養中の皇太子妃雅子さまは体調を考慮し、午前中の3回まで、
      紀子さまは悠仁さまの授乳のため途中退席し計5回姿を見せられた
      成人した高円宮の長女、承子(つぐこ)さまは初めて2回出席された
       天皇陛下は参賀者を前に「新しい年をともに祝うことをうれしく思いま
      す。年頭に当たり、国民の幸せと世界の平安を祈ります」と述べられた
        1日には、宮殿で「新年祝賀の儀」が行われ、両陛下は安倍首相や
      衆参両院議長、各国駐日大使らから新年のあいさつを受けられた

 日本経済新聞(1月3日、抜粋)

      天皇陛下は「……」とあいさつされた
      皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻のほか……も出席された
      雅子さまは…3回のみ出席、紀子さまも…5回目を欠席された

 マスメディアはよく、憲法を護れ、憲法に違反するなと言いますが、自ら誠実に
実践しているのか、大変疑わしいと考えます。上記の新聞記事をよく見てください。
これは、恒例の新年一般参賀の記事です。朝日新聞や毎日新聞は、天皇陛下、
皇族方が「あいさつした」、「出席した」、「述べた」、「欠席した」と冷たく表現して
います。

 憲法第1章第1条には、天皇は日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴で
あると書かれています。本当に憲法を大切に思い、憲法に遵う精神を有している
ならば、当然のこと、三宅久之氏の主張するように、敬語で表現すべきであろうと
考えます。朝日新聞、毎日新聞の表現には、かなり違和感を覚えますが、これは、
わたしの言語感覚がおかしいのでしょうか。マスメディアが、日本の憲法の精神に
敬意を払い、日本の文化を尊重するならば、ちゃんとした敬語を使うべきだと思い
ます。改めるに憚ることなかれ、これは、中国古典の教えです。

 それにしても、皇室関係で数々の書物、雑誌を出版し、利益の恩恵を多々蒙って
きている朝日新聞社などは、どうして、皇室を蔑ろ(ないがしろ)にしようとするので
しょうか。皇室のつまみ食い(自分に利益になることや、自分の主張に都合のよい
ことは利用し、自分に不都合なことは無視したり、貶めること)は、止めるべきで
しょう。わたしなど、一般的な感覚をもっている日本人としては、理解できません。
もしも、筋を通そうとするのであれば、憲法を改定するとともに、皇室関係の本
(またも、大著を発行されるようですが、)で儲けようなどという卑しい心根を払拭
しては如何でしょうか。

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回も
時事エッセー
です。

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