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2007年7月27日 (金)

さあ選挙!悩ましき選択基準

 74回目のブログです。

 いよいよ参議院選挙がまぢかに迫ってきました。従来の選挙は何かしら意味の
ある要素もみられましたが、今回の選挙は、喧騒を撒き散らすスピーカーの音も、
何かスッキリとしない、虚しい感じがしてなりません。

 この印象は、わたしだけが持っているのでしょうか。おそらくそうではなく、かなり
の人が持っているのではないかと思われます。それは、候補者選択の基準が、
曖昧であるというだけでなく、間違っているのではないかと考えられるからです。
以下、思いつくままに、ここはブログですから、それこそブログ風に記してみましょう。

 ① 参議院の存在価値を議論しないのは、なぜ?

   参議院が衆議院の安物のカーボンコピーと揶揄されてから、すでに久しい時
   が経過していますが、今回はどの政党もほとんど触れていません。もしも、
   参議院の存在感を増す方策を講ずるというならば、当然、憲法を改正しなけ
   ればなりませんね。
     「憲法生きのびて、参議院死す。」
   憲法を後生大事にしたいがために参議院を無意味な存在のままにしておこう
   というのでしょうか。それこそ本末転倒でしょう。こんな重要なことをネグレクト
   すべきではないと思います。

 ② 年金問題の争点は何か?

   今回の争点は年金問題一色になりそうな予感がします。年金に関しては、
   次のようなポイントを広く論じて欲しいものですが、メディアの論調を見れば、
   どうもあまりにも偏っているように思われます。それにしても、社会保険庁の
   犯罪的行為は、異常であり、組織丸ごと腐りきっていますね。

   ・ 無管理責任(社会保険庁・厚生労働省天下り幹部の無管理に対して)
   ・ 不労働責任(社会保険庁・自治労組合の徹底したサボタージュに対して)
   ・ 浪費責任(社会保険庁・国民を欺く超高額の浪費に対して)
   ・ 救済策
   ・ 今後の体制整備
   ・ 「年金制度」の基本的理念とその財政基盤

 ③ 政治の腐敗を指摘するばかりではなく、政治の結果も問うべきでは?
   
   故松岡大臣、赤城農林水産大臣などの事務所費の不正計上に関して、
   メディアなどは重ねて非難しています。確かに政治と金の不明朗さは、
   与党、野党を問わず絶えず生じており大きな問題ですが、政治は結果も
   大事であり、それの当否を問うことも大事なのではないでしょうか。

 ④ 政党の頽廃現象をどう見ればよいのだろうか?

   わたしは、これまで度々言ってきましたが、「腐敗」と「頽廃」は異なり、腐敗
   よりは、頽廃の方が問題だと思います。ほんの一部ですが、たとえば次の
   ようなことです。
   
   ・ 自民党は、「立党の精神」である憲法改正に非を唱える議員もいるという
     頽廃現象を示している。
   ・ 又、専制的宗教政党に引きずられているという精神的頽廃に対して、
     無自覚になっている。

   ・ 民主党は、国家主権の委譲や、永住在日外国人への参政権の付与を
     主張するなど、国家を溶解させようとする精神的頽廃現象を示している。
   ・ 又、官の腐敗と教育崩壊の最大の元凶と言われる、自治労と日教組に
     引きずられているという頽廃状態に対して、無自覚である。

   ・ 公明党は、親会社である宗教からの容喙に従わざるを得ない宿命的頽廃
     性を内包している

   ・ 共産党は、歴史が共産主義の誤りを証明したにもかかわらず、未だに
     頑迷に共産主義を信奉しているという精神的頽廃に陥っている。

   ・ 社民党は、未だに北朝鮮拉致問題に誠意を示さないという人間性失格型
     の頽廃現象を示している。
 
 ⑤ その他、外交・財政・教育・憲法・社会保障・官と民・都市と地方などの多岐
   にわたるテーマは、どのように判断すればよいのだろうか?

 ちょっと硬いことを書きすぎましたでしょうか。それにしても、何を基準に候補者を
判断したらよいのか、非常に悩ましい昨今ですが、国の本質、真の国民、本来の
人間性、歴史の尊さをベースに、限りある立候補者の中から、「より素晴らしい人」
「より安心できる政党」に対して一票を投じたいと思いますが……。

 ところで、みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回も
時事エッセー
です。

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コメント

奥田様

選挙の基準はむづかしいですね。
奥田さんのご指摘「年金は補助的に」はたしかにそうなんですが、
年金による安心感も治安、防衛などと同等に大切な要素だと
思います。今、この視点からの年金のあり方についての格好の
本を読み始めたところです。またブログでご紹介したいと考えて
います。
今後ともいろいろな示唆をいただければ幸いです。

投稿: のんちゃん | 2007年7月30日 (月) 09時40分

公示日(7/12)に神戸を訪問、鴻池さんの第一声を聞きました。
彼は、たかじんの「ここまで言って委員会」に出演しており、その
毒舌から、我々庶民に近い政治家の一人だと感じています。
政党にこだわらず、人柄で投票したいと思うのですが、
ままなりませんね。
4月、フランスの予備選挙の時にちょうど、ボルドーの近くでした。
投票率85%を越えており、意識の高さに驚いたものですが、
翻って日本は・・・、どうなのでしょうね。
一つに、現在の日本は、ある種、ユートピアが実現した社会、
野宗さんの「頽廃」が満ち満ちた、物があふれかえる世界です。
あまりに与えられ慣れしすぎて、自ら考えなくなっている、
無機質集団。その中では、レゲーになっても、ニートになっても、
何とか食えていける、不思議な世界で、大変に居心地が良い。
その上で、格差がいかんと、なお、怠惰を推奨しています。

翻って、世界は、未曾有の好景気で沸いているようです。
先進国の資本で、発展途上国の工場が生産力を上げ、その利潤を
世界の人々が享受するという
地球規模の経済循環が、大変うまくいっている
すばらしい時代が始まっている、と、武者陵司さんが
その著書「新帝国主義論」で、論じてられます(ただし、私には
少し難しすぎで、さわりをかじったところ、この夏休みに、
じっくり勉強したいと考えています)。
この、地球循環に完全に乗り遅れているのが、日本の国民。
一部、目覚めた人が、視野を世界に向けはじめているようですが、
大多数の人たちは、あまりに居心地が良い現状を、
よう捨てきれんようです。
活力の原動力は、格差であろうと考えますので、格差が開くのは
良いことだ、と、考えますし、同じ格差の中なら
勝ち組に入るべく、努力すべきだと考えます。
武者さんも、世界の格差が無くなれば、すなわち、先進国と
発展途上国が同じ生活水準になったら、この繁栄は終焉する、と
看破されています。
野宗さんの、マクロ的視点ではなく、超ミクロ的に、
自分の目で、足下を見つめると、社会保険庁の騒ぎも、
馬鹿馬鹿しく、感じるのですが、
間違っていますでしょうか?
本来、年金は、補助的位置づけのはずなのに
いつの間にか、老後の柱になってしまっているのではないでしょうか。
あくまで補助ならば、柱は、自分で作る物でしょう、
そうなったときに、補助のうまみも見えてきます。最初から柱にしてしまったら、
あまりに余裕が無くなってしまいます。
勝ち組になるには、どう動けばいいか、チャンスは
いっぱいあるようです。

野宗さんのブログをケガしてしまいましたでしょうか、
失礼しました。

投稿: 奥田 博美 | 2007年7月27日 (金) 19時44分

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