Jリーグ・サッカー観戦、LIVEは違う!
78回目のブログです。
お盆も過ぎましたが、相変わらず暑い日が続きます。残暑とはいうものの、それ
なりに厳しいものがありますので、早く初秋の風を待ちたいものです。
このお盆休みには、帰省したり、お墓参りしたりした人が多かったと思いますが、
わたしのイベントとしては、サッカー・Jリーグ公式戦を、家族で観戦したことでした。
(お墓参りは明日行く予定)。もちろん、サッカーは今まで観てきましたが、Jリーグ
の試合を観るのは初めてです。なかなか観ごたえのある、好試合だったように
思えます。
試合は、8月11日(土)、「ガンバ大阪VSアルビレックス新潟」という好取り組み
であり、ガンバ大阪のホームスタジアムである万博記念競技場で行われました。
万博記念競技場は、わが家から歩けば10分、モノレールで行けば3分ですから、
手が届く距離にあるわけですが、その割には、今まで一度も観に行かなかった
のは、それほどサッカーに興味を持っていなかったと言うべきでしょうか。
近年は、TVで、ワールドカップやアジアカップが度々放映され、その激戦振りに
血沸き肉踊るとともに、日の丸がんばれ、日本がんばれという素朴な気持ちで、
結構応援はしていました。
それでも、サッカーはプロ野球に較べ、全体的な人気度においては、若干劣り
ますが、若い世代ではプロ野球に優るのではないかと思えるほどです。サッカー
の特徴は、息を尽かせぬ緊迫感と闘争心の発露の連続にあるわけですから、
近い将来は、プロ野球に追いつく可能性もなきにしもありません。
わが国のサッカーの歴史は、遡ると結構古い歴史を有していることがわかります。
大正10年(1921)大日本蹴球協会創立
昭和39年(1964)東京五輪参加ベスト8
昭和40年(1965)日本サッカーリーグ(JSL)開幕
昭和43年(1968)メキシコ五輪参加 銅メダル獲得
平成 5年(1993)日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)開幕
平成12年(2000)第12回アジアカップ優勝 シドニー五輪ベスト8
平成16年(2004)第13回アジアカップ優勝
これを見ると、それなりに実績を示していますので、今後を期待したいものです。
平成5年(1993)より、いわゆるJリーグが開幕しましたが、これを統括運営する、
社団法人プロサッカーリーグの経営・運営の特徴には、目を見張るものがあります。
① 放映権は、Jリーグが一括して管理、販売し、その成果を各クラブに分配して
います。これはプロ野球と異なるところで、適切なものと言えるでしょう。
② 人材の育成に注力しているのが、最大の特徴でしょうか。サッカー人口の層を
厚くするために、下部組織として、ユース(高校生)、ジュニアユース(中学生)、
ジュニア(小学生)を組織的に、全国的に育成、整備しているのは、素晴らしい
ことと言えるでしょう。教育こそ全ての基盤ですから。わが国の一般教育界に、
サッカーリーグのツメの垢をほんの少しでも飲ませたいものですね。
その他、指導者、審判、ゼネラルマネージャーの育成に力をいれているところ
も、おそらく将来を睨んでのことだと思われます。
③ 選手などの引退後の生活の充実と安定をはかるために、キャリア支援の制度
を設けているのは、なかなかのものだと考えます。
これらの諸策を見るにつけても、サッカーをスポーツの巨峰として、あるいは巨大
な産業として創造しようとしている関係者の、ベンチャラスな不撓不屈な精神には、
心からの共感とともに敬意を表したいと思います。近い将来、大変な夢が実現する
のではないでしょうか。一般の企業経営にも参考になる要素がかなりあると考えます。
ほんとうは、もっと試合に没頭すればよいのでしょうが、ガンバ大阪とアルビ
レックス新潟の試合を見ながらこのように感じた次第です。
ところで、この試合まで、戦績はガンバ大阪が1位、アルビレックス新潟が3位
ですから、熱戦、激闘が期待されていましたが、予想に違わず、21,000人の
超満員の観客(サポーター)のもと、息詰まる熱戦が展開され、ガンバ大阪が3対1
でアルビレックス新潟を降しました。気温は熱暑そのものでしたが、野外のLIVE
は室内のTVとは一味も二味も違っており、そんなものは全く気になりません。近々
またサッカーの応援に行きたいと思います。
ガンバ大阪がんばれ! Jリーグに栄光あれ!
みなさんはどのようにお考えでしょうか。
次回も
時事エッセー
です。
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