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2007年10月19日 (金)

日常雑感③…素晴らしきかな!「キッズプラザ大阪」

 86回目のブログです。

 近頃、TVや新聞などを見ると、凶悪な犯罪が全国的に増えているように感じら
れますし、青少年には相変わらずの「いじめ」が減らないどころか、逆に止めども
無い激増状態であるように思えます。

 これも、マスメディアを通じての印象ですから、それが事実かどうかは不確かな
ものです。と言いますのは、欧米のメディアは、明るい記事が過半数であり、暗い
記事は少なめですが、わが国では逆に、明るい記事は少なく、暗くじめじめした、
残虐な印象を与える記事を大きく取り上げる傾向が強く、それが5割を越している
と言われているそうですから。

 そのことは別にしても、青少年を健全に育成することは、緊急かつ重要な課題で
あると思います。そのためには、幼稚園や小学校低学年の時から、健全な身体と
豊かな情操を
身につけさせなければなりません。その場所の中心は、家庭はもち
ろんのこと、幼稚園や学校ということになりましょう。これで子供を充分なところに
引き上げることが出来れば悩みは無いのでしょうが、近年、なかなか難しい時代
となってきています。

 その意味で、特に情操教育にぴったりの場所があります。それが、大阪の扇町・
天満にある『キッズプラザ大阪』です。大阪駅から10分の非常に便利の良いところ
にあります。先日、わたし達交流会仲間十数人が、わたしの尊敬する、館長・篠崎
由紀子さんと副館長等に案内していただき、詳しくお話を聞くことができました。

 キッズプラザ大阪(財団法人大阪市教育振興公社)は、館長以下33名とボラン
ティアで運営、平成9年(1997)開館、今年で10周年、入館者累計438万人。

 わが国で初めての、子どものための博物館(Children’s Museum)としての
キッズプラザの基本理念は、『子どもたちが楽しい遊びや体験を通して学び、創造
性を培い、可能性や個性を伸長する』
ことであり、時代の要請にまさしく合致して
います。

 全体の印象は、①家族で一緒に楽しめる、②大人もくつろげる、③子どもにやさ
しい場所である、
ということに要約されます。何となくほっとした気持ちになり、心が
和む空間であり、また、時間でもあったと言えます。本当に、明るく、ウキウキする、
純粋で知的な刺激に溢れた場所でした。

 子どもは、小学1~2年生を中心に上下3歳が多いとのことですが、それでは、
具体的にどのようなものがあるのか列記してみましょう。

 ・ボールサーカス(1階入り口での、にぎやかなボールサーカスで歓迎。)
 ・電磁石さん(ハンドルとペダルをまわして発電し、電磁石をつくり、鉄片のついた
         髪の毛をつける。)
 ・しゃぶしゃぶポンプ(4種類のポンプを動かして、水をかめにくみあげ、かめが
              水で一杯になると倒れる。人の知恵の働かせ方を学ぶ。)
 ・自然ゾーン(淀川探検図鑑、汽水域の生き物、ワンドの世界など。)
 ・シャボン玉遊び(いろいろなフレームでしゃぼん玉をつくる。レインボースクリーン、
            人が入れるしゃぼん玉など。)
 ・わいわいスタジオ(本物そっくりのTVスタジオで、本格的な機材を使い、ニュース
             キャスターを体験し、番組作りの疑似体験ができる。)
 ・バリアタウン(車椅子に乗って、電車に乗る体験ができる。)
 ・こどもの街(オーストリアを代表する世界的芸術家フンデルトヴァッサーが作った
         不思議な遊空間、壁、つり橋など遊び方も自由自在。)
 ・キッズマート(スーパーマーケットでお買い物ゴッコが楽しめるコーナー。)
 ・パーティキッチン(身近な食べ物をじっくりと見て、ふれて、食べてみる。)
 ・ライブラリー(遊び疲れたら、靴を脱いで、ゆっくりくつろいで読書を。)
 ・多目的ルーム(多人数対応、持ち込み飲食も可能。)
 ・パソコン広場(パソコンがはじめてでもOK、使い方を教えてもらいながら、
           いろいろな遊びができる。)
 ・創作工房(身近な材料、たとえばビニール袋を使い、楽しい創作活動を行う。)
 ・コンピュータ工房(コンピュータを使い、ロボットを動かしたり、アニメを作った
             りする。)

 こんなものではありません。これは、極々ほんの一部です。科学、自然、体、
コミュニケーション、文化、社会に対する驚きの世界を網羅し、さらにキッズ
ストリート、こどもの街を体験できる素晴らしい空間です。大人でさえ飽きることは
ありませんから、子どもならば、夢中になるものばかりでしょう。

 日経新聞の毎週土曜日に掲載される、何でもランキングの、「雨の日にお薦めの
あそび場」では、関東では三鷹の森ジブリ美術館ですが、関西では、このキッズ
プラザ大阪が、
堂々の1位に選ばれています。“欧州の芸術家がデザインした迷路
を巡りながら造形表現を、巨大シャボン玉に全身を包んで表面張力などの科学知
識を身に付けてもらう。「専任スタッフが目配りし、子供だけでも安心」(37歳主婦)
との声が多い。”(平成16年5月22日)と記されています。

 晴れた日はもちろんのこと、曇りの日でも、雨の日でも、とにかく、子どもが安心
して、のびのびと遊べるのではないでしょうか。もちろん、大人も興味津々、童心に
戻ることができ、まちがいなく、心身ともにリフレッシュできるでしょう。そして何より
も、親子の絆がより固く、しっかりしたものになるに相違ありません

 タレントのハイヒールモモコさんは、3人の子どもがいますが、彼女はキッズ
プラザの年間パスポートを持っており、たびたび訪れ、楽しんでいるそうです。
このような子どものための博物館は、わが国では、ほとんどありませんが、全米
には300もあります。

 少子化が大問題として議論され、子育ての困難さが叫ばれている今日、キッズ
プラザ大阪の存在感は高く、その開設に努力された叡智、先見の明、その勇気に
敬意を表わしたいと思います。それと同時に、全国にこのような、充実したソフトを
備えたキッズプラザができることを望みたいものです。

 キッズプラザ大阪の入館者は、大阪市、大阪府が多く、他の府県の人はまだ
少ないようですが、一度、家族で訪れることを薦めます。観光スポットではなく、
体験スポットとして、ますます全国的に注目される存在だと確信しますので、早い
方がよいのではないでしょうか。(すぐ近くには、日本で一番長い2.6kmの「天神
橋筋商店街」、日本三大祭で有名な「大阪天満宮」、大人気の落語寄席「天満
天神繁昌亭」もあります。)

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回も
時事エッセー
です。

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