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2008年7月 4日 (金)

ドレスコード…それは他人へのおもいやり!

 123回目のブログです。

 いよいよ7月、別の優雅な表し方では文月(ふづき)となり、賑やかな夏祭りも
もうすぐの所も多いと思います。夏祭りと言えば、印半纏、浴衣など、暑い季節に
合った姿が美しく、その立ち居振舞いも風流を感じさせてくれます。

 ところで、最近といってもかなり以前からですが、若い世代(もちろん若者だけに
限らないのですが)、とりわけ一部の高校生の服装には違和感を感じます。だらん
とした上着、ずり落ちそうなパンツ(ズボン)、外したボタン、踵を潰したスニーカー、
締めないスニーカーのヒモ、…。

 今日のご時勢ですから、彼らの服装だけなら大したことではないでしょうが、道路
でのべた座り、プラットフォームでの車座、電車内でのいわゆるウンコ座りなど、
だらしなさに加えて、はた迷惑なことは事実です。(最近はかなりマシにはなりまし
たが…)

 こういった現象は、一部の高校生だけでなく、結構成人のなかにもあり、それは、
ある意味で「自由」のはき違えが社会全般に蔓延していることの象徴のような気が
します。そうであるならば、ここで、服装について、今一度考えてみたいと思います。

  ドレスコードは思いやり

  マンハッタンで、東京から来た友人の女性を一流レストランに案内しよう
  としたところ、彼女はスニーカーを履いていこうとした。私は「まさかスニー
  カーでは行かないわよね?」と聞いた。

   彼女は、日本の女性誌で得た知識から、ニューヨークのキャリア女性はどこ
  でもスニーカーで闊歩(かっぽ)するものだと思い込んでいるようだった。
  しかし、彼女は、その場所には、どんな服装で行くべきかを示す「ドレスコード」
  を意識すべきだったのだ。

   欧米では、ドレスコードがあるのはパーティーなど特別なイベントだけだと
  思われがちだが、家を一歩出たらどんな場所でもドレスコードがある。
  マンハッタンでもアッパーイースト(セントラルパークの東側)あたりでは、
  家庭内にもドレスコードがあり、古き良き英国式ディナーのたびに家族全員
  が着替えて席につくという家庭も珍しくはない。

   最近でこそ、どこへ行くにもジーンズとTシャツとスニーカーといういでたちの
  人が増えてきたような気がするが、そもそもジーンズは作業着だし、Tシャツ
  は下着であり、スニーカーは運動靴だ。

   格式のあるフレンチレストランに行くときは、やはり運動靴ではなく、女性
  ならパンプスで出かけるのが正解だろう。どんなに高価なジーンズと
  スニーカーを身に着けていたとしても、その格好では入れないと露骨に
  指摘されるか、予約があっても「今日は満席」と入店を断られるはずだ。

   ファッションには内面が表れる。おしゃれになるというのは、モードやブランド
  に関する知識を身につけることではなく、相手への気遣いとゆとりを持つこと
  から始まる。

   他人を思いやる心と装いが、あなたをより美しくする。
                      (2008/5/18 産経 ひらめき進化論 前田義子 一部抜粋)
                
 なかなか素晴らしい考えだと思います。わたしは以前、ファッション業界に多少
関係したこともありましたが、ドレスコードということに関しては詳しいことは知りま
せん。ところで、TVの深夜番組で、お笑い芸人が「~をするのも自由だ!」と叫ん
で人気を博していますが、実際は、「何を着るのも自由だ」というわけにはいかない
のではないでしょうか。前田さんが鋭く指摘されるように、少なくとも公の場所では、
TPO(時・場所・場合)をわきまえた対応が求められるのは言うまでもありません。

 最近では、オフィスパーティが盛んですが、オフィスパーティはビジネスの延長で
あり、服装や言動に細心の心配りが必要です。どんな服装でも自由だというのは
偽りの自由であり、相手を思いやる心で装うことが真の自由というものでしょう。

 だいぶ以前の話になります。あるTV局のリポーターが、最愛の家族の理不尽な
死に対し悲しみにくれている所を取材した際の服装がラフで、燃えるような赤色の
ネクタイをしていました。そしてそれを長時間にわたり報道したアナウンサーも
真っ赤なネクタイを締めていたのです。

 これに視聴者は敏感に反応。TV局の配慮の無さに抗議の電話が殺到したの
です。

 ところで最近のTVを見て気付かれているでしょうか。先日の岩手宮城内陸地震
を報道するアナウンサーの服装は、どの放送局でも、いわゆるシックな上着と渋い
ネクタイ
を着用していました。同胞の悲しみ、苦しみを報道するにふさわしい服装
であり、まさに、放送界における暗黙のドレスコードと言えるでしょう。常識的な、
良識ある服装…これは視聴者の心情からみても当然の対応だと考えます。

 何はともあれ、汚らしく胡散臭い服装や傍迷惑な振舞いの無い、穏やかな世間に
なってほしいものです。

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回も
時事エッセー
です。

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