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2008年8月 1日 (金)

「土用の丑の日」…鰻についてのあれこれ!

 127回目のブログです。

 今日から8月、葉月、August。それにしても、猛暑、酷暑日の連続で、少々身体
もバテ気味ですので、こういう時はスタミナ食として鰻の蒲焼が最高です。

   石麻呂に吾物申す夏痩せに 良しといふ物ぞ鰻漁り食せ
                             (大伴家持・「万葉集」)
   
 私は石麻呂に言ったのだ、夏痩せにはウナギが良いらしいので、とってきて食べ
なさいよ…という意味でしょうが、万葉集に載るくらいですから、鰻は太古から食べ
られていたようです。

 といえば「土用の丑の日」に食べる習慣があり、発案者は誰かについては諸説
がありますが、讃岐出身のエレキテルで有名な平賀源内説が有力です。江戸の鰻
屋が商売上がったりで平賀源内に相談した所、丑の日に「う」の字のつくものを食
べると夏負けしないということだから、「本日丑の日」というポスターを貼り出したら
とすすめられ、実行したところ大繁盛したそうです。これが一般化し、今日に至って
います。

 また、土用は、七曜日の土曜のことではありません。子どものころ、どうして土用
を土曜と書かないんだろうと不思議に思っていましたが、土用は五行思想による
もので、春・夏・秋・冬、各季節の終わりの約18日間を言います。したがって土用
は年間4回あることになりますが、今では夏の土用を指しています。

 ところで、今年は夏の「土用の丑の日」が2回あることをご存知でしょうか。今年
の暦では、7月19日が土用入り、8月7日が立秋。7月19日~8月6日の間に、
丑の日が7月24日(木)8月5日(火)の2回ありますから、いわゆる「土用の丑
の日」が2回ということになり、8月5日を土用二の丑と言います。

 こういったことは市販の暦に詳しく書かれていますので、座右において時折開い
てみれば、季節の移ろいをより深く理解できるものです。(ちなみに、わたしは由
緒ある「靖国暦」40ページB6の小冊子を使用)

 みなさんは7月24日の土用の丑の日に鰻を食べられたでしょうか。今年はいろ
んな事件があったために、何となく敬遠した人も多かったと思われます。

  中国産鰻の蒲焼の安全性

   中国産の鰻蒲焼から使用を禁止されているマラカイトブリーン(発ガン性)
   が検出され、回収されましたが、その輸入ロットだけに問題があったのか、
   全く解明されていないままです。100%情報の開示、安全に対する信頼性
   を期待したいものです。

   政府の役割は、国民に安全・安心を与えることであり、安全の侵害者に対
   して「厳しい刑罰…(無期懲役くらい)」で当たるべく法改正を早急に行って
   ほしいものです。今、あまりにも刑罰が軽すぎるため、あらゆる犯罪が巧妙
   に悪質化していると考えます。

   与野党の政治家はなぜ、議員立法を乱立させるだけの迫力を持たないの
   でしょうか。政治家に志がないのか、能力がないのか、どうにも解せないの
   ですが、どなたか教えていただけませんか。

  中国産鰻の産地偽装

   今、あらゆる業界、分野で偽装はやりですが、この中国産鰻の国産偽装、
   それも、産地を仮装、会社を仮装するなど悪質極まりありません。

   あらゆる偽装は極刑にすべし…いかがでしょうか。わが国においては、倫理
   や道徳は、戦後教育を受けた、大の大人がほとんど失ってきており、それを
   子どもらが引継ぎつつあり、刑罰の強化以外に道はないと考えます。

   (大分県その他の例を見ても、教育界は教育委員会、教師、父母、PTA
   組織、政治屋全てに問題が大ありであり、もちろんのこと、教育の正常化、
   良識ある教育の確立は急務です。)

 先週鰻を食べなかった人は、土用二の丑の日(8月5日)に食べてみようという気
を起こしておられますか。業者は何とか失地回復、期待を持っていると思いますが、
それでも多少、いや、かなりの躊躇を感じざるを得ないのではないでしょうか。それ
、“信頼”というもののです。

 信用、信頼を得るまでには、永年を必要としますが、それを失うのは一日で可能
です。わたし達国民は、これらの事件を“もって他山の石”としなければなりません。
それにしても、たとえ乱れた世の中であっても、わたし達は、自らの根底に、良識に
随うという「凛とした精神」を持ちたいものです。

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

 今までは、政治、経済、教育、国際、文学、色、ファッション、健康などについて書
いてきましたが、先日、このブログの愛読者から、『食』に触れたものがないとのご
指摘を受けました。

 たしかにその通りですので、今回「食」のはしりに触れてみました。まだ固い感じ
が抜けませんが、次回、食を書くときには、わたしも魚をさばくこともしますし、食べ
ることには目のない方ですので、そのあたりを書きたいと思います。(乞うご期待)

次回も
時事エッセー
です。

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コメント

ソムリエ森山英子様

お久しぶりです。
例年は夏には何回か鰻を食べるのですが、今年はわずか1回だけに終わっていますので、8月中にはもう1回、今度はビールではなく、赤ワインで一献いきたいと思います。
ご親切なアドバイスに感謝!

投稿: のんちゃん | 2008年8月11日 (月) 12時40分

お久しぶりのコメントです。横浜も暑くて、時折やってくる雷雨がすごいです。今年の夏はずっとこんな感じなのでしょうか?鰻大好きです。個人的には鹿児島の鰻が美味しいかなぁ~と思いますが、浜松も三島も良いと思います。鰻丼に赤ワインを合わせて飲んでいます。上にかけるタレを一度暖める時に赤ワインも一緒に入れて火にかけます。そして鰻の上にジュワーとかけます。夏はちょっと冷やした赤ワインとばっちり合いますよ。野宗さんも試してみてね。

投稿: ソムリエ森山英子 | 2008年8月 5日 (火) 16時12分

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