目から鱗…子供の才能を引き出す教育法!
175回目のブログです。
沖縄では、はや梅雨明け宣言が出されましので、近いうちに本州も梅雨が明ける
でしょうし、いよいよ暑い夏本番、賑やかな夏祭りの到来となります。
わが国、日本の最大の特徴は、一年を通じて美しい四季を明瞭に感じ取ることが
でき、それが年々歳歳、繰り返されてきていることでしょうか。暖かい春、暑い夏、
涼しい秋、寒い冬、この自然の流れに逆らわず、順応していくことが、最も人間的な
ことかも知れません。
生活は自然に逆らわずと思っても、子供をどう導いていけばよいのかは、誰しも
悩みの種ではあります。ところで、子供の才能を最大限に引き出すというような教育
法がはたして存在するのか、もしあれば、一度考えてみたいと思う親(パパ・ママ)は
数多いのではないかと推測します。
世に言う「英才教育法」は、石井式、久保田式、あるいは公文式など色々あるので
しょうが、先日フジTV系列で放映された「エチカの鏡~ココロにキクTV~」という番組
での『横峰式 子供はみんな天才~やる気にさせる4つのスイッチ~』で紹介された
幼児教育法には、まさに目から鱗、驚きを隠せませんでした。ものすごい反響を
呼んでいます。
この番組はドキュメンタリー・バラエティ・トーク番組であり、エチカとはラテン語で
「倫理」(人の生きる道)の意味であり、英語の「ethics」(倫理学・倫理・道徳・修身)
の原語だそうです。
「ヨコミネ式教育法」(yy方式・yy保育)の紹介は、まさにエチカという名に相応しい
番組内容ですが、この教育法を編み出した横峰吉文氏は、有名な女子プロゴル
ファーの横峰さくらさんの伯父にあたります。横峰氏は鹿児島県志布志市の通山
保育園でこの教育法を実践し、実に驚くべき実績を挙げているようです。
ヨコミネ式教育法の特徴は、子供を叱り飛ばしたり、軍隊式だったり、あるいはスパ
ルタ式などで押さえつけるのではなく、子供には無限の可能性があることを認め、
自主的に、のびのびと、子供自身のやる気を引き出すことにあります。
わたしも、TVを見ていて、まさかこんなことがあるのだろうかと自分の目を疑い
ましたが、事実は事実、思い出すままにピックアップしてみましょう。
◆ 園児は保育園に来るとすぐに徒競争する。毎日、裸足で20分間走ること
で運動不足を解消するとともに、脳を活性化させる。
◆ 9時から10時までの間、「読み」「書き」「計算」(独自の教材)を各20分
実施。一切無言。朝走っているので集中できるのである。これで卒園時
には平均1500冊の本を読破しているそうで、まさに驚きとはこのこと!
◆ 体操は、三点倒立から逆立ち歩き、ブリッジから逆立ち歩き、ブリッジ歩き、
10段の跳び箱、宙返りなど、5歳児は全員できるのですから、まさにこれも
驚き!また、50メートル走も小学校2年生男子以上のタイム。
◆ 音楽も「絶対音感」(音を聴いただけで音階が分かる)が身に付く。
◆ 運動をたくさんしたために、お昼の給食も集中してモリモリと食べ、午後は
自由時間。
これらを見ても、それでも、まさか、まさかと思うところもありましたが、次の横峰
吉文氏の説く基本的教育理念を聴いて完全に納得しました。
■ 『子供をやる気にさせる4つのスイッチ』
① 子供たちは競争することが大好き
・毎朝行う徒競争では、園児に必ず順位をつける。
・常に競争原理を追求し、他の子に勝っていると感じることで、もっと上達
したいという向上心を刺激することが必要。
・子供は成長したいという本能を持ち、負けてもいいという子供はいない。
② 子供は真似をしたがる
・音楽でこの特性を生かし、絶対音感を身につけさせている。
・簡単な音符の真似から曲へ(ピアノ→ピアニカ)
③ 子供はちょっとだけ難しいことをやりたがる
・子供は難しいことは嫌がり、簡単なことは飽きがくる。
・子供に文字を教える場合、「あ」から教えない。「あ」は曲線が多く、
バランスも複雑であり、最後に教える。(教える順序は下記参照)
1、一 21、ル 41、ケ 61、う 81、め
2、| 22、ホ 42、ム 62、て 82、ぬ
3、十 23、オ 43、キ 63、と 83、す
4、ニ 24、カ 44、チ 64、ち 84、み
5、エ 25、メ 45、ネ 65、ろ 85、や
6、ノ 26、ワ 46、ソ 66、る 86、そ
7、イ 27、ウ 47、ン 67、ら 87、な
8、テ 28、ス 48、シ 68、か 88、お
9、ナ 29、ユ 49、ツ 69、の 89、ゆ
10、ハ 30、ロ 50、ヘ 70、ひ 90、を
11、フ 31、ミ 51、り 71、せ 91、ふ
12、ラ 32、ク 52、く 72、さ 92、え
13、ヲ 33、タ 53、つ 73、き 93、ん
14、リ 34、ヌ 54、し 74、よ 94、あ
15、サ 35、マ 55、い 75、ま 95、む
16、ヘ 36、ア 56、こ 76、は
17、ト 37、ヤ 57、に 77、ほ
18、コ 38、セ 58、た 78、わ
19、ヨ 39、ヒ 59、け 79、け
20、レ 40、モ 60、も 80、ね
④ 子供は認めて欲しい
・もっとも重要なスイッチである。
・園児が読み終えた本を保育士がノートにすべて記録。この単純なことで、
より達成感を覚え、ますます楽しくなり、次の本に挑戦する。
素晴らしい園児教育法ですね。横峰氏は、これは「英才教育」ではなく、「子育て」
であり、子供は無限の才能をもった天才であると主張しています。この「ヨコミネ式
教育法」は、燎原の火の如く全国に拡がらんとしておりますが、現在、すでに全国
131ヶ所で採用されているそうですから、この園児らが成人になるころが非常に
楽しみになります。
それにしても、日教組的、反日左翼的な、平等・人権教育と称するものは、もう、
止めにしませんか。それは真の人間教育ではなく、エセ平等、エセ人権のイデオロ
ギー教育に過ぎず、子供の将来のためには、百害はあっても、一利もありません。
世界は厳しい競争社会であり、わたし達はその厳しさを克服していかねばなりま
せん。それを幼い時から自然な形で実感し、人間的にも、能力的にも大きく成長
する「ヨコミネ式教育法」は、まさに、わが国を救う教育の一つと言えるのではないで
しょうか。
■ 著名な脳科学者である茂木健一郎先生のコメント
大人が子供はここぐらいまでしかできないと思い込んでいる。
例えば、九九は小学校2年生ぐらい。など。
競争心をスイッチにするのは大事。
人生を考えると、自分がビリだったときの経験などが、大人になってから
役に立つ。一位になった子だけでなく、ビリになった子も、学ぶ事がある。
劣等感に向き合うということも、脳にとってはとても大切な学びの場。
劣等感をこの世から無くすのは不可能。
ならば、子供のときから、なるべく早く劣等感というものを経験させて、
向き合わせてあげたほうが、よっぽど大きな人間になる。
自分の能力を伸ばすことは、人と違う風になるということ。
ある物差しではビリの子は、別の物差しだとトップかもしれない。
(ブログ絵ココロより引用)
久しぶりに、ためになるTV番組を見ました。この教育法にぜひ注目していただき
たいと思います。
みなさんはどのようにお考えでしょうか。
次回も
時事エッセー
です
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