« 小沢氏よ、国を売り給うことなかれ! | トップページ | 米国マスコミよお前もか! »

2009年9月25日 (金)

王道の日本へ…それは領土の認識から!

 187回目のブログです。

 総選挙も終わり、鳩山新政権が生まれ、手探り状況ながら、新機軸・新政策が続々
と新大臣の口から発表されています。しかしながら、いざ実行しようとすると、“現実”
というものの“大きな壁”に阻まれ、右往左往、マニフェスト(政権公約)を大幅に修正
せざるを得ないようです。

 特に、金融問題などについては、その発言は、それが無自覚であろうと、自覚した
上でのことであろうと、即刻世界市場に伝播し、反応します。言った後“しまった!”
では遅く、慎重な発言をしてもらわないと経済への悪影響は計り知れません。どうも、
国内的、政局的な視点からの発言ばかりで、もっと国際的視点から判断して欲しい
ものです。

 さて、先日、独立総合研究所社長・青山繁晴氏の講演を聞きました。

   演 題 : 「日本の希望が目覚める」
              ―わたしたちの忘れていた記憶を手がかりに―

 青山繁晴氏は共同通信記者から独立系のシンクタンクを経営、TVなどでも活躍
されている著名な方です。特に、「スーパーニュース・アンカー」(関西TV系列)など
では、ニュースDEズバリ!というコーナーを持ち、そのニュース解説はどんな
ニュース解説をも圧倒する素晴らしい内容です。時には、例えば拉致問題などでは、
涙をたたえながら、全身でもって語り、問いかける“熱い人”であり“国を愛する人”
です。

 そういうことから、縁あって講演を聴きに行ったのですが、TVで見るのと同じく、熱く
語られ、問いかけられる姿、講演内容には感動を覚えました。

 講演の内容
   ① 日本国民が60年以上、忘れ去っていた領土を、あらためて見つめる。
   ② わたしたちは、あの戦争を知っているか。
   ③ わたしたちは本当の日本を知っているか。

 帰りに、先生の著書を購入しサインを貰い、さらに一緒に撮影もしていただくなど
して帰宅し、早速、本をひもときましたが、興味津々、息も継がせず、一瀉千里、
あっというまに読了しました。

   書 名  「王道の日本、覇道の中国、火道の米国」
   著 者  青山繁晴(独立総合研究所社長)
   出版社  PHP研究所
   価 格  1500円(税別)

 書名の王道、覇道は知っていましたが、火道は青山氏の造語だそうです。これらを
英語で表記すれば。
   王道の日本 ⇒ Japan Going Along Rules of Right
   覇道の中国 ⇒ China Going Along Rules of Trickery
   火道の米国 ⇒ America Going Along Rules of Firebird
「Right」「Trickery」「Firebird」…なかなか意味深ですね。しかし、わが国は、今の
ままでは、“RIGHT”には程遠く、しっかりと見つめ直す必要があるでしょう。

 青山氏は、わが国は、未だ戦後は終わっておらず、祖国再建の途中であり、真の
日本を再建するには、まだまだ相当の苦難が続くけれども、希望に目覚めれば決し
てそれも不可能ではなく可能であるとの認識を持っているように思えます。

 この著書では、日本、中国(中華人民共和国)、ロシア、米国(アメリカ合州国)の
本質を鋭く抉り、わが国の進むべき道を適切に示唆していますが、まず、フェアな
真実による領土の認識がわが国の“夜明け”となるとの指摘がありますので、一部を
抜粋してみます。

  「正体不明、先行き不明の沼地に入っていくとき、人は誰も、その足元を
   まずしっかり固め直し、1歩づつ踏み直しつつ進まねばならない。
    国民にとって、国家にとって、足元とはまず領土であり、その領土に
   よってのみ定まる領海と領空だ。
    わたしたちは、あろうことか、その領土をおろそかにしてきた。北方
   領土を奪われ、竹島を奪われ、尖閣諸島が危うくなっても、たとえばそれ
   が衆院選や参院選の争点になったことは、ただの一度もない。
    世界の健康な常識からすれば、あり得ないことであり、諸国民がにわか
   には信じないことだ。」

   「日本は1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約の発効をもって、
   独立と主権を回復した。それにもかかわらず、独立と主権を喪失していた時
   代と、いつまでも同じ地図なのはどうしてだろうか。ほんとうに、それでい
   いのだろうか。
    わたし自身を含めみんなが教わってきたアジア地図が思い込みでないか
   ということを、わたしたちの生き方として問い直し、公正な地図があるの
   なら、その地図を頭と足に刻む。
    そこから新しく出発して初めて、われらは未知のカオスに立ち向かって
   いくことができる。
    その出発こそが、日本の王道の起点である。」

 ガツン!と頭を打たれた感じです。わたし達は、現在の日本の地図、アジアの地図
を所与のものとして、唯々諾々として、疑いもなく受け入れてきました。

 北方4島(歯舞群島・色丹島・国後島・択捉島)は、ロシアが日本から略奪したもの
です。日本が降伏した1945年8月15日から2週間後の8月28日、ソ連軍が侵攻
したもであり、国際法からみても、戦争ではなく、青山氏の表現によれば、殺人・
強盗殺人・強姦殺人・傷害・強盗傷害・強姦・器物損壊・放火の限りを尽くした刑事
犯罪です。

 さらに青山氏は述べています。いわゆる北千島(カムチャッカ半島のすぐ下の
占守島<しゅむとう>から南すべて)もわが国領土です。これも8月15日から3日後
にソ連軍が侵攻して奪ったものです。

 樺太(日本名、ロシア名ではサハリン)の南半分も、同様の趣旨で、わが国の
領土です。にもかかわらず、政府もマスコミも、ここをロシア名称のサハリンと表現
するとは、何と情けないことやら。その原因は、事実認識の不足、旧ソ連邦への
左翼的憧憬、強国への宥和心、国家意識の欠如のないまぜたものと言えるのでは
ないでしょうか。

 竹島(島根県・日本名、韓国名は独島)も韓国に不法に奪われたものです。韓国
大統領・李承晩が勝手に「李承晩ライン」という国境線を引いて韓国領土にくみいれ
ました。国際法上、許されることではありません。にもかかわらず、ほとんどのわが
国の国会議員は、問題意識ゼロであり、ことなかれの状況です。

 対馬(長崎県対馬市)も、韓国が自国領だと主張し、最近は対馬の土地を買い
あさり、多数の韓国人が住み始めており、もしも、民主党が主張する「在日外国人
参政権付与法案」が成立すれば、近いうちに、対馬は実質的に韓国領土となり
ます。極めて危ういかな!

 尖閣諸島(沖縄県石垣市)も、中国(中華人民共和国)が、かねてより自国領と
言ってきましたが、最近は露骨に主張しはじめ、周辺へ中国海軍が堂々と遊弋
(ゆうよく…艦船が水上をあちこち動き回り敵に備えること)。いよいよ危ういかな!

 おどろくなかれ、中国は、沖縄は日本文化圏ではなく琉球文化圏だと言い、琉球
文化圏は昔から中国に属していたと主張。

 沖ノ鳥島(東京都小笠原村)についても、中国は、ここを島ではなく、岩であり、日本
領土ではないと繰り返し宣言。危ういかな!

 こうして見てくると、今度は、隠岐の島(島根県隠岐の島町)なども、近隣諸国が
虎視眈々と狙うでしょう。理屈はどうにでも付けられますから。

 これらの海底には、メタンハイドレートなど貴重な資源が埋蔵されており、わが国
はその意味をも含めて、自国の領土を必死に守らねばなりません。領土あっての
領海であり、領空ですから。

 歎いているだけでは時は刻々と過ぎて行き、気がついた時は「時すでに遅し」とも
なりかねません。緊急に対処、対応しなければ大変なことになるでしょう。そのため
には、わたし達、国民が大きな声をあげなければなりません。その具体策は次の
通りだと考えます。

  懸念される島に戦闘力ある自衛隊を配置する。(抑止力)
     (尖閣諸島・対馬・隠岐の島・沖ノ鳥島・硫黄島・小笠原島など)

  島嶼防衛基本法を策定する。
     (国家財政で守り抜くこと、外国資本の買収禁止など)

 「在日外国人参政権付与法案」を断固阻止する。 
     (この法案はまちがいなく国を売ることにつながる、要注意!)

  政府、首相が国を守る姿勢(首相談話)を示すよう働きかける。

  国民が、マスメディアや政府、地方自治体に積極的に働きかける。

 わが国は、青山氏の言う如く、「王道」を歩まねばなりません。王道は、フェアな
真実を求めていくことであり、それはとりもなおさず、「わが国の領土」を正しく認識
することが起点となります。

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

 それにしても、青山繁晴氏の講演、著書には啓発されました。この本は非常に読み
やすく、考えさせられる所も多く、みなさまにも強力に推薦します。

次回も
時事エッセー
です

|

« 小沢氏よ、国を売り給うことなかれ! | トップページ | 米国マスコミよお前もか! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/166202/46286511

この記事へのトラックバック一覧です: 王道の日本へ…それは領土の認識から!:

« 小沢氏よ、国を売り給うことなかれ! | トップページ | 米国マスコミよお前もか! »