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2009年12月25日 (金)

「不実」の一年!…今年を振り返って…

 200回目のブログです。

 今年最後のブログとなりましたが、数えて200回目にあたります。それにしても、
われながら200回もよく続いたものと思っていますが、これも多くのブログ読者
(目を通してくださっている方々)の激励のたまものと感謝いたします。

 内容的には大したことでなくても、それなりに誠意と情熱を持ち、日本人として、
ごく常識的なことを穏やかに主張してきたつもりです。それでも、時には腹の立つ
時もあり、多少厳しい意見も述べてきました。

 さて、先日、年末恒例の今年の漢字が発表され、京都清水寺にて、森清範貫主
「新」という漢字一文字を大きく揮毫しました。「新」とは新内閣、新型インフル
エンザ、新裁判員制度などを代表した漢字でした。

 しかし、わたしの印象からすれば、「新」はどうもしっくりといきません。本来、「新」
は新しさ、明るさを象徴するものですが、この一年、果して明るく、希望に燃えた年
だったでしょうか。実態は、その逆ではなかったでしょうか。

 経済は停滞し、新卒者の就職は極端に厳しく、社会はどんよりと暗く、外交には
破れ、一般国民に明るい元気さが見られないなど、「新」とは程遠いように思われて
なりません。

 さらに、国民精神においては、“不実”が横溢した年であったように思います。
特に、わが国のリーダーにそれが著しかったと言っても決して過言ではありません。
その意味では、残念ながら、今年の漢字は二文字ながら『不実』が適切ではないか
と思います。

 それでは、“不実”を辞書で引いてみましょう。

   【不実】 誠実でないこと。誠意や情味に欠けていること。
        ② 事実でないこと。いいかげんなこと。偽り。
        ③ insincerity  faithlessness  disloyalty
                                (大辞泉)

 その一端をわが国の総理大臣の発言などからみてみましょう。

  「普天間、しばらく待ってほしい」首相、米国務長官に説明。

  鳩山由紀夫首相は18日夜、デンマーク女王主催の夕食会でクリントン米国務
  長官と約1時間半会談。米軍普天間基地移設問題について「新たな選択肢の
  努力をしている。しばらく待ってほしいとお願いし、十分理解してもらった。
  クリントン長官からはよし、分かった』という思いをいただいた」と説明した。
                          (2009/12/18 日経ニュース抜粋)

  普天間見直しに強い懸念=異例の大使呼び出し-米国務長官

  クリントン米国務長官は21日午後、藤崎一郎駐米大使を国務省に呼び、米軍
  普天間飛行場の移設問題をめぐり、鳩山政権が同県名護市辺野古のキャンプ・
  シュワブ沿岸部に移設する現行計画の見直しと結論の先送りを決めたことに強
  い懸念を表明した。

  会談は同日朝に急きょ決まったが、この日は大雪のため連邦政府機関は臨時
  の休日。同長官が各国の駐米大使と個別に会談するのはまれといい、異例
  ずくめの呼び出しはオバマ政権の日本に対するいら立ちの大きさを表すものだ。
  席上、クリントン長官は「日米関係を重視する立場から、米政府の考えを改め
  て伝えたい」
と強調。その上で、現行計画に沿って早期の決着を図るよう求め
  た。 
 
  会談後、藤崎大使は米側の危機感について「重く受け止めている」と記者団に
  語った。
                          (2009/12/22 時事ニュース抜粋)

 鳩山首相は、普天間基地の問題で18日クリントン米国務長官に理解されたと
発表するも、22日、事実はそうではなかったことが判明したのです。
何たることで
しょうか。これこそ、鳩山首相の“不実”そのものであり、外交、そのうち特に重要な
安全保障の交渉において不実の姿勢を露骨に示すとは、全く理解に苦しみます。
また、これによるわが国の国益の毀損(きそん・利益や対面などをそこなうこと)は
計りしれないのではないでしょうか。

 この鳩山首相の発言は、上に記した“不実”という言葉の辞書に記載されている
項目である、①誠実でないこと、誠意や情味に欠けていることと、②事実でないこと、
いいかげんなこと、偽りの2項目すべてに合致するとは、アメリカのクリントン国務
長官の怒りも、至極、最もと言えるでしょう。

 もしも、鳩山首相が、反米、親中、親南北朝鮮を取るのであれば、憲法を改正し
自主防衛核武装をはかるか、旧社会党のような非武装中立の道を歩むかを明瞭
にしなければなりません。それでも、平気で不誠実な嘘をつくことは、どのような時
でも、言語道断です。

 国際関係においては、毎月脱税小遣いとして1500万円をキャッシュで直接貰える
ような優しい母親がいつまでも存在しているのではなく、米国と言えども、理不尽、
不実の姿勢を示すならば、キバを剥くということを肝に銘じて置かねばなりません。

 さらに、鳩山首相には、オバマ大統領に「トラスト・ミー」 (Trust me)と言いながら、
30分後にはそれを打ち消すという信じられない“不実”が全メディアで報道されて
いますが、もう、これでは病的としか言いようがありません。鳩山氏は、事の軽重が
わからず、常識が欠如、加えて人格、精神に問題あり
とすれば、わが国のためになら
ない存在であることは明白でしょう。

 また、マニフェスト(政権公約)違反という、「背信」に関しても知らん振り、他人事、
これも“不実”そのものです。

 しかし、鳩山氏に替わるべき実力者として誰を挙げればよいのでしょうか。頭に
すぐ浮かぶのが「小沢氏」(小澤氏?…資産上での別表記)ですが、先週のブログ
で彼について厳しく批判したところです。あらためて小沢氏の問題点を列記します。

  143名の民主党国会議員を引率訪中し、朝貢姿勢を示す。
 ② 中国国家副主席の天皇陛下特例拝謁問題に関し、宮内庁長官に辞任を
   求め恫喝する。
 ③ 陳情はすべて民主党幹事長室を通すことを命ず。

 わたしは、上の3点から判断して、彼は、聞きしにまさる「無知」、「不見識」、
「傲慢」、「不遜」、「粗雑」
な人物であると思われます。2回にわたる記者会見は恫喝
につぐ恫喝のオンパレードであり、こんな人物がわが国における最大級の政治家で
あるとは、驚きを通り越して、怒りを覚えるとともに、哀れを催し、正直なところ、考え
込んでしまいます。

 ましてや、天皇陛下を自分の権力保持のために、手足に使おうという発言、姿勢
は誠に許しがたく、これまた“不実”そのものであり、まさしく逆賊、国賊と断ぜざる
を得ません。

 このお二人には即刻議員をお辞めいただき、民主党のなかから日本国の総理
大臣に相応しい人を選ぶべきではないかと思います。それが、お国のためになる
ことは明々白々。

 世の中、上が上なら下も下とするなら、上が不実であってはなりません。

         “リーダーは不実を愧じよ!”

 いよいよ今年も最後、平成21年、西暦2009年は、まさしく「不実の一年」でした。
来年も苦しい年が予想されますが、苦しい中にも“誠実”な社会であることを望みたい
ものです。  

 この一年間ありがとうございました。どうぞ、良い年をお迎えください。

次回も
時事エッセー
です

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コメント

鳩山さんをせめても良くならないと思います。歴代の権力政治家先生田中ファミリーはじめ高級官僚方々の権力構造のバランスの現状の姿だと思います。ここは一大事。少々のことは自ら国民の自己責任をとるべきだと思います。
鳩山さんにエール送りましょう。がんばってもらいましょう。
政治献金問題は望ましいことではないですし残念なことですが、国会の1日の空転費用ぐらいの問題です。

小沢一郎氏の行動を認めているのも小沢さんのおかげで国会議員にしてもらった新人議員先生です。それを支えているのが我々国民です。
新人議員から今度の選挙は小沢さんの傘からでなく落選してもいい覚悟で小沢さんに「こんなことをしていたら国民がはなれていきますよ。」という議員の登場を期待したいですね。国民も本格的
選挙民に成長したいです。それには選挙制度が魅力がないので残念なことです。

投稿: 細川信義 | 2010年1月 1日 (金) 07時59分

高田様・徒然草様・岡本様・東田様へ

200号達成のお祝いコメントをいただき、感謝!感謝!
時々くじけることもありますが、、これからも頑張りたいと思います。ご声援ください。

投稿: のんちゃん | 2010年1月 1日 (金) 06時41分

200号踏破おめでとうございます。
毎週「お気に入り」を開いて<ビジネスマン>たらねばと密かに活をいれております。
ご健勝を祈念いたしこれからも清廉なご発信を期待しております。

投稿: 高田大輔 | 2009年12月27日 (日) 11時36分

いつも、しっかり読ませていただいています。
ありがとうございます。
毎週毎週、続けられるのは、大変な事だと思います。
日本の現在への深い憂い、
日本の将来への強い想い、
ひしひしと感じます。
これからもよろしくお願いいたします。

投稿: 徒然草 | 2009年12月25日 (金) 09時26分

文章のキレ、鮮やかな批判、楽しませてもらっています。来年もますますの健筆を期待!

投稿: 岡本幸治 | 2009年12月25日 (金) 07時50分

200号達成おめでとうございます。毎週金曜日楽しみに読ませてもらっております。今後300号、500号達成を祈ります。

投稿: 東田康之 | 2009年12月25日 (金) 07時16分

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