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2010年7月23日 (金)

民主党は極左ともズブズブなのか!

 230回目のブログです。

 いよいよ梅雨があけ、猛暑、熱暑の夏となりました。同じ暑さでも、梅雨時のジメ
ジメと湿った暑さよりもカンカン照りの暑さの方がまだ凌ぎやすい気がします。

 暑さ待望は天候だけではありません。いま、全国民は、本当のところは、天気より
も、国内の景気が燃え盛るほど暑くなってほしいと願いるのではないでしょうか。

 先日、参議院議員選挙が終わり、与党民主党が大敗(実態は惜敗!)するという
結果となりましたが、今後の政治・経済・社会・教育・技術などのあらゆる分野で、
相変わらずの閉塞感が漂ったままであるのは、何としても打開しなければなりま
せん。

 そのためには、ものごとの本質を確認、確立していくことが大切だ思いますが、
そのなかで、与党の中枢に巣くう“危険な思想”に注目してみましょう。

  「枝野氏が革マル幹部と覚書」月刊誌報じる

  民主党の枝野幸男幹事長が平成8年の衆院選に立候補した際、警察当局が
  左翼過激派の革マル派幹部と判断している人物との間で、「推薦に関する
  覚書」を交わしていたと、17日発売の月刊誌「新潮45」が報じた。

  枝野氏が覚書を交わしたのは、JR東労組大宮支部の執行委員長で、警視庁
  公安部が革マル派のJR内秘密組織の幹部と判断している人物としている。
  枝野氏は覚書「私はJR総連及びJR東労組の掲げる綱領(活動方針)
  理解し、連帯して活動します」
などとしている。
                           (2010/7/17 MSN産経ニュース)

 えっ、まさか! 唖然とはこのことでしょうか。与党幹事長がよりにもよって極左の
革マル派と親密な連携をとっているとは驚きを通り越し絶句してしまいます。わが国、
日本もここまで来ているのかと背筋が寒くなりますが、あらためて真剣に考えなけ
ればならない問題でしょう。

 それにしても、メディアはいろいろありますが、こんなことをスッパ抜くのはさすが
雑誌であり、まさに、雑誌(週刊誌・月刊誌)の優れているところが如実に示されて
います。最近の新聞やテレビは目の前の現象を表面的、恣意的に報道するばかり
で、ものごとの本質を突こうとする「調査報道」があまりにも少ないのではないで
しょうか。

 その意味で、次々と重要な事実を掘り下げ、国民に、読者に、圧倒的迫力で読ま
せる月刊誌
「新潮45」は、今や、ジャーナリズムの中のジャーナリズムとして素晴ら
しい存在であり、敬意を表したいと思います。

 ところで、革マル派とは何でしょう。「革マル派」は正式には「日本革命的共産
主義者同盟革命的マルクス主義派」(にほんかくめいてききょうさんしゅぎしゃどう
めいかくめいてきマルクスしゅぎは)と言い、新左翼党派(革共同系)の政治団体
です。その通称が革マル派。これまで数々の傷害事件や殺人事件を繰り返し引き
起こしてきたテロ集団であり、警察や公安調査庁は白書などの公式文書の中で
「極左暴力集団」として公式に監視の対象となっています。

 ここで思い出しました。先日「JR不採用問題」が与党民主党の働きかけで200億
円の和解金
を払って解決したことを。これをニュースで見た時は何か胡散臭いなと
は思ってはいたのですが…。

 旧国鉄から民営JRに移行するに当っての急進左翼不良社員不採用問題が税金
200億円を投入(わたしはこれを全く不当だと考えます)することで解決したのは、
やはり、与党幹部と革マル派などの親密な関係という裏の繋がりがあったためで
あろうと推測され、これは、一種の裏利権と言うことも出来ます。それにしても、極左
に200億円提供とは。う~ん。

 枝野幹事長は「新潮45」に覚書がスッパ抜かれたことに対して、これは一般的な
政策協定であるとして何ら問題がないとの考えを示しましたが、はたしてそうでしょう
か。わたしは大いに疑問を持つと同時に不信感を持ちます。

 わが国はもとより世界が「テロ」根絶に挑戦、必死の努力を重ねているところです。
それでもなかなか上手くいかず苦心惨憺しているのが現状でしょう。

 それにもかかわらず、左翼過激派と親密さを誇示するなんて、どういった神経と
考えをしているのでしょうか。おそらくは、枝野幹事長は左翼急進主義にシンパ
シー(同意・同調・賛成・共鳴)を感じている
のではないかと思われます。

 わたしは、まさか、左翼過激派(テロ組織)と親密な幹事長が炙り出されるとは
思わず、今まで民主党は中道を行く政党としてそれなりの存在価値を認めてきま
したが、ここでちょっと立ち止まり、民主党の左翼・反日的な面を炙り出してみようと
思います。

   枝野幹事長、革マル派幹部と覚書
   外国人地方参政権付与法案積極推進
   人権法案積極推進
   夫婦別姓法案積極推進
   民団(韓国系在日)・朝鮮総連(北朝鮮系在日)より積極的支援
   日教組より選挙支援、日教組政治教育を容認
    北拉致実行犯釈放嘆願書に署名:菅首相・千葉法相・江田議長他
    中国胡錦濤主席に143名叩頭謁見握手撮影(小澤幹事長引率)
    他

 結構あります。これらを見れば、民主党が中心として促進しようとしていることなど
が、サヨク的雰囲気に包まれていることが明瞭に読み取れます。

 現在、いわゆるねじれ国会ですから、民主党としては、穏当な中道に戻るべきで
あり、あまりにも左翼的な政策は即時廃止にすべきではないでしょうか。

 ところでなぜ民主党幹部は極左と親密なのでしょうか。政治家は選挙に当選して
はじめて政治家であり、落選すればただの人となるのは世間の常識です。それゆえ
に、はからずも、自分の考えと違う勢力とも手を結ぶこともあるのは自然の成り行き
かもしれません。シンパシーも感ずるところもあり、それが極左に向いたと思われ
ます。しかし、その時、越えてはならない“垣根”があり、それが日本という国であり、
それを裏切ることは厳につつしまなければならないのは言うまでもありません。

 今から10数年前、参議院議員選挙で破れた橋本政権を引き継いだ小渕政権
での野中官房長官が、政権安定のために、「法案を通すためなら、悪魔である
小澤一郎にひれ伏しても、国会審議に協力いただきたいと頼むのが自分の責任
である」として、小澤氏と握手、自自連立政権を確立したエピソードがあります。
この時、野中氏は“国家のため”ということをきちっと認識、それを明確に表現しま
した。

 それが、民主党ではどうでしょうか。“国家のため”という認識があるのでしょうか。
この場合の国家とは、中華人民共和国でもなく、大韓民国でもなく、また北朝鮮
民主主義人民共和国やアメリカ合衆国でもありません。それは、まぎれもなく
“日本国”でなければなりません。“日本国に立脚”するならば、外国人地方参政権
付与法案・人権法案などは、いますぐ廃案宣言をなすべきではないでしょうか。

 民主党よ極左と縁を切れ!左翼とも縁を切れ!
 …これが民主党完全復権への道。

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回も
時事エッセー
です

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コメント

ついでに言うと「菅直人はべ平連、仙石由人は全共闘」であり、現政権与党は本格的な左翼政権と言えませんか。

投稿: Chip Central | 2010年7月28日 (水) 17時46分

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