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2010年11月12日 (金)

再び、素晴らしき古都“奈良”を訪ねる!

 246回目のブログです。

      “ ゆく秋の 大和の国の 薬師寺の 塔の上なる 一ひらの雲 ”
                                                         (佐々木信綱)

 尖閣諸島衝突事件のビデオがインターネット動画の「You Tube 」で世界に向けて
一瞬に流されました。世の中は驚天動地のことばかりに見えますが…。

 しかし、こんなことはPC(パソコン)をしている人ならば、いつか近いうちに流される
だろうな、誰かが流すに違いないと思っていたのではないでしょうか。正直に言えば、
わたしでも、今か今かと待っていたところであり、やはり出てきたかと納得しました。

 それにしても、こんな“時代”ですから、菅首相・仙谷官房長官・民主党のビデオを
隠蔽しようとする姿勢は、
滑稽でもあり、ある意味ではを催します。(政府・与党
は、海保乗組員の生命を危うくする中国側の襲撃を国民の目から隠蔽することは
理不尽であり、また、それは不可能であることを認識し、もっと、“日本国家のため
に真剣になれ!”と言いたい)

 インターネットへの投稿者は自ら名乗りあげたわけですが、彼は今では、まさに
英雄であり“国士”“義士”と言えるでしょう。取り調べしている側(首相・官房長官・
国交相・内閣・検察・警察)が何とも姑息で小者に見えて仕方がないのが不思議な
現象です。

 さて、厳しい事実や不可解な現実を視るにつけ、わが国の誇るべき歴史に触れる
のが一番と、11月7日、日曜日に、またまた奈良を散策しました。この日は平城
遷都1300年祭のうち、大極殿や遣唐使船がある「平城宮跡」会場のフィナーレの
日にも当っていましたので、大変な人出だろうと予測し、それ以外の静かなコース
を選びました。

 メンバーは友人10人、コースは、近鉄京都駅集合 ⇒ 近鉄奈良駅 ⇒ 猿沢池 ⇒
興福寺(国宝館)⇒ 正倉院 ⇒ 東大寺(大仏殿) ⇒ 東大寺(二月堂・三月堂) ⇒
若草山 ⇒ 春日大社 ⇒ ならまち ⇒ 近鉄奈良駅 。

 近鉄奈良駅の行基菩薩像前から東向商店街を通り抜け数分で「猿沢池」に着き
ました。猿沢池が意外に小さいのに驚きましたが、京都の大沢池、滋賀の石山寺、
奈良の猿沢池が日本三大名月鑑賞地ということですから、さもありなんと納得。
一度、夜の名月を、猿沢池の水面に映える月と一緒に鑑賞したいものです。

 この池から歩いて5分で「興福寺」の「国宝館」です。興福寺は南都北嶺と言われ、
比叡山と匹敵する大寺であり、現在中金堂が復元再建中です。国宝館は何度拝観
してもその素晴らしさに驚かされます。特に教科書にも載っている“阿修羅像”
慈愛あふれる優雅さ、優美さはじっと鑑賞していても飽きがきません。これぞ、歴史
ある国宝の偉大さを物語っていると思いました。

 しばらく歩いて「正倉院」。宮内庁所管であり、厳重に管理されており、外観(国宝、
正面33.1m・奥行9.3m・床下2.5m)のみしか見ることができませんが、有名な校倉
(あぜくら)造りもうかがえ、聖武天皇、光明皇后ゆかりの品をはじめとする天平の
宝物9000点を現在に受け継いできていることに驚くとともに、歴史を大切にして
きたその精神に深く心打たれます。

 (仙谷さんも菅さんも、少しは歴史に触れたらどうですか、下手な小細工は歴史
  への冒涜であり、それはまた、国民への欺瞞でもありますから)

 次は世界遺産である「東大寺」の「大仏殿」。大伽藍(間口57m、奥行50m、高さ
49m)は国宝として、豪壮かつ荘厳な佇まいを示し、天を見上げるばかりの偉大さ
には感嘆以外の何もありません。

 この大仏殿に鎮座ましますは、本尊「盧舎那大仏像」(るしゃなだいぶつぞう)、
これも国宝、像の高さは15m、大宇宙を象徴する仏像として、まさに圧倒される
存在でした。この大仏像を仰ぎ見ると、混迷する現在であればこそ、仏教の示す
宇宙観、仏教哲学に触れてみたいという気持ちにも駆られるところです。

 東大寺には数多くのお堂がありますが、わたし達は「お水取り」で有名な「二月堂」
に入ることができました。二月堂は旧暦2月に行われる修二会(お水取り)に因んで
の名称だそうですが、大松明が掲げられるお堂まわりの舞台はなかなか風格を
備えており、京都の清水寺のような印象です。

 「三月堂」(法華堂)は天平仏の宝庫といわれ、ぜひ拝観したかったのですが、
わたし達は外観だけを眺め、近くの食堂で昼食をとりました。

 次に向ったのが「若草山」。標高342m、面積33万㎡、全山芝生の美しい山です。
わたし達は山の中腹まで登りましたが、斜面角度が15度くらいあり、結構きつい
ものがあります。しかし、こんなところにも、奈良と言えば鹿、その鹿が来ています。
中腹から展望する大和盆地を眺めながら、平城の都の風土や都人の馥郁とした
生活…豊かな歴史に思いを馳せる幸せ…これぞ古都散策の魅力と言えるのでは
ないでしょうか。何はともあれ、素晴らしい眺めでした。

 いよいよ散策の終盤、「春日大社」に至りました。春日大社は、藤原氏の氏神を
祭ってあり、したがって、神紋は下がり藤、国宝と重要文化財の宝庫として世界
遺産に登録されています。鮮やかな朱色の神殿、万燈籠に囲まれた回廊、鬱蒼と
した神域、まさに1300年の風格ある歴史を感じさせる官幣大社です。

 最後は、「ならまち」。旧い街並を生かした地域であり、美術館、資料保存館、庭園、
多くの神社やお寺、有名な元興寺、こじんまりとしたお洒落なお店など、ぶらぶらする
には打ってつけ。

 再び猿沢池に戻り、近鉄奈良駅の近くで軽く一献。約8kmの散策(ウォーキング)
による心地よい疲れを癒しました。

 わたし達現代人は、神社、仏閣、名所、旧跡、歴史に触れることで、この混迷する
時代に対処するための“浩然の気”を養うことが大切ではないでしょうか。
その意味
で、今回の奈良散策は自分自身の精神を豊かにしてくれたように思います。

 近くの神社、仏閣、名所、旧跡を訪れられることをお薦めします。

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回も
時事エッセー
です。

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