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2010年12月24日 (金)

民主党よさようなら、○○○よこんにちは!

 252回目のブログです。

       “ 草の戸も 住み替わる代ぞ ひなの家
                    (俳聖・芭蕉)

 「人の世の移ろいにならい、このみすぼらしい草葺きのこの家も、新たな住人を
迎える時がやってきた。これまで縁のないことではあったが、節句の頃には、
にぎやかに雛をかざる光景がこの家にも見られるのであろう。 こんな草庵でも移り
変わりがあるものだ。」という意味でしょうか。

  この句は、芭蕉が元禄2年(1689)2月に「おくのほそ道」の旅に出る時の最初の
句であり、広く人口に膾炙(かいしゃ・世の人々の評判になって知れ渡ること)して
います。

 俳聖・芭蕉の人生を賭けた吟行の感懐“こんな草庵でも移り変わりがあるものだ”
を借りるのは、本当に気が引けるところですが、これを無粋な現在の政治に置き
かえれば、今の廃屋寸前である菅内閣(仙菅内閣)でも同じように、新しい住人、
すなわち、新しい首相、新しい内閣に替わるのが自然の流れというものでしょう。

  菅内閣支持率25%に
      
 読売新聞社が3~5日に実施した全国世論調査で、菅内閣の支持率は25%
  となり、発足以来最低だった前回調査(11月5~7日実施)の35%から
   続落した。
  不支持率は65%(前回55%)に達した。尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件
   など 外交の不手際や閣僚の失言に加え、経済対策「政治とカネ」の問題
   では国民の不満を解消できず、支持率下落に歯止めがかからない状態だ。
                                             (12月5日  読売新聞一部抜粋)

 菅内閣の支持は、あれよあれよという、瞬く間に地に落ちました。どのマスメディア
の調査を見ても、その調査に一部欠陥があるとしても、すべてが20%台に急降下
しており、これは、単に菅内閣だけが原因ではなく、民主党そのものに主因がある
と見るべきではないでしょうか。ここに、主たる要因をアトランダムに項目を挙げて
みます。

  マニュフェストが嘘(うそ)の連発だった。
  日米関係を毀損し日本の安全保障を危うくした。(沖縄晋天間基地問題)
  中国への隷従、屈服
  日本の領域(領土・領海・領空)である尖閣諸島を毅然と防衛する姿勢を
   示さなかった。
  中国船尖閣衝突「証拠ビデオ」の非公開により、日本人としての自尊心
   が欠落していることが明白になった。
  政治資金の不透明さを解明する姿勢がない。(小沢・鳩山問題など)
  オープンマインドに欠ける。(情報公開がない、説明がない)
  品位を欠く。(度重なる不敬言動)
  ガバナンスシステム(統治システム)が確立出来ていない。
  綱領がないため、政党の体をなさない。
  基本的に左翼マインドを持ち、国家意識が極めて希薄である。

 もう、踏んだり蹴ったり、何も『良いこと』がなく、それが白日の元に照らされたため、
国民もとうとう愛想を尽かし、20%しか支持していないという不様な状態となって
います。

 とりあえず、マニフェスト(政権公約)を振り返ってみましょう。政権につくまでは、
ほんとに美味しい公約ばかりで、それをマスメディアも囃し、持ち上げ、期待に期待
をふくらませたため、国民はそのマニフェストが現実化されるものと刷りこまれ、熱く
熱く支持しました。熱狂のあとはやるせない静寂が訪れますが、実際にはどう
なったのか、冷静にその結果を見てみましょう。

   (マニフェスト&公約)             (実 際)      
 晋天間基地の県外・国外移転     県内移転で日米合意
 高速道路無料化              一部のみ段階的実施
 ガソリン税・自動車重量税廃止     現在水準のまま
 歳出歳入改革で20兆円捻出     実質1兆円に満たず
 国家公務員人件費2割削減      人事院勧告通り1.5%のみ
 天下り根絶                    ほぼ現状通り 抜本策なし
 国家予算207兆円全面組替え     一部事業仕分けのみ
 子ども手当て26000円/月        13000円/月
 消費税議論せず              消費税を議論していく
 企業・団体献金全面禁止        ほとんど解禁
 政治家主導                   役所に丸投げ(中国人船長釈放判断)
 拉致問題解決に全力           朝鮮学校を無償化
 無駄なダム建設中止(八ッ場ダム)  建設推進

 どうなっているのでしょうか。これではマニフェストや公約が霞んでしまっている
ことは明々白々。政治家の言葉の軽が明確に示されていますが、政治家の集ま
りが政党だとすれば、民主党という政党は、嘘の公約、偽りのマニフェストを堂々と
掲げた言うことができ、まさに詐欺そのものではないでしょうか。

 おそらく、民主党の議員は政権が欲しかったのであって、何かの政策を国民の
ために実行しようとする“誠実さ”が決定的に欠けていると判断しても間違いでは
ありません。

 マニフェストや公約にこれだけ違背していても、靦然(てんぜん・恥じる様子の
見えないさま)としていることができる神経には、まことに恐れ入谷の鬼子母神と
言うべきでしょうか。

 それにしても、民主党政権による外交的敗北(日米関係の毀損、中国の跳梁
跋扈と脅迫、ロシアの蠢動、北朝鮮の脅し)はとてつもない国益上の損失を齎して
おり、領土、領海、主権が侵されるという重大な局面に立たされることになりました。

 中国船尖閣諸島衝突「証拠ビデオ」の即時公開などは、わが国が優位に立つ
絶好のチャンスであったにもかかわらず、「仙菅内閣」は中国へ平身低頭、逆に
海上保安官を罪に貶めようとするとは、正義が逆じゃないかと、国民は怒りさえ
覚えたのです。

 わたし達国民の民主党政権に対して愛想もしゃしゃりも尽き果てた結果が、
支持率20%に急降下した、分りやすい原因ではないでしょうか。

 民主党は、それに加えて「カネ」(小沢一郎氏)の問題があります。

 もう、どうしようもないでしょう。党内政局ばかりでは真っ当な政治はおこなわれず、
民主党の議員には、この際、不誠実な顔を洗い流し、誠実な顔の知性溢れる政治
家になるべく、あらためての出直しを期待します。

  “過則勿憚改”<過ちてはすなはち改むるに憚る(はばかる)ことなかれ>
                                   (論語・学而篇)

 これは、孔子が弟子達に「君子」の心得を教えた言葉のなかにある有名な教え
ですが、過った場合は改めるのに躊躇してはならず、このたびは、潔く政権を手渡
すべきではないでしょうか。

 あわせて、マスメディアの責任も大きいと考えます。民主党がこんな体たらくに
陥ったのは、彼らを優しく包み、赤ん坊のように甘やかした、マスメディアに責任
一端があるのは間違いのないことでしょう。その意味では、マスメディアは大いに
反省しなければなりません。メディアの役割は権力(現在は民主党)に対して、国益、
国民益の観点から批判と建設的意見を述べることであることを一刻も忘れては
ならないのですが、今のメディアは、誤まったイデオロギーなどにより、その観点に
立脚していないことが問題だと考えます。

 ところで、タイトルに書いた「民主党よさようなら、○○○よこんにちは!」
○○○に入るのはどの政党であり、どんな政治家なのでしょうか。…色々な組み
合わせがあるのでしょうが、年末年始に一度ゆっくり考えたいと思います。

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回も
時事エッセー
です。

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