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2011年10月14日 (金)

“拉致への対応”…これが日本人のリトマス試験紙だ!

 294回目のブログです。

“幾山河 越えさり行かば 寂しさの はてなむ国ぞ 今日も旅ゆく”
若山牧水(歌人・明治18年~昭和3)

 幾つもの山や河を越えて行けば、寂しさの消える国にたどり着くことができるのだろうか。今日も、悲しさや寂しさの消える国を求めて巡礼のような旅を続けているのだが…。

 先日、10月8日、拉致家族会のメンバーが野田佳彦・日本国総理大臣に面会しました。

拉致問題はここ数年一向に進展せず、拉致被害者、家族会の方々の永年のご心労に思いを致せば、本当にお気の毒と言う以外の言葉を見いだすことはできません。しかしながら、そうだと言って何も手を下さない傍観者であってはならないことは言うまでもありません。

それは“拉致”そのものが、日本国家の主権と人権を侵害していることであり、わたし達日本国民は、家族会の嘆きと苦しみと絶望と悲しみに終止符を打たせるべく、紐帯、連携、絆を強め、解決への責任組織である政府を叱咤し続けることが大切ではないでしょうか。それを行ってはじめて「日本人」だと思います。

拉致への対応は、日本人かどうかの明確なリトマス試験紙です。

わが国の一部には朝鮮半島、特に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に心情と理解と利権を寄せる有力者は数多く、例えば菅前首相のように、北朝鮮拉致シンパ組織に1億数千万円の政治資金提供をしていることを見れば明白でしょう。こんな輩が日本国の首相だったなんて天地がまるで真っ逆さま!

こんな事態にわたし達国民は激烈なる怒りの声をあげなければならないにもかかわらず、メディアも含めて軟弱そのもの、わたし達国民も狂っているとしか言いようがありません。平和ボケ、サヨクはニタリ、リベラルは思考停止、保守もボケ…どう表現すればいいのか、何はともあれ、菅氏は(真の)日本人でないことだけは確かであり、政界からも日本からも追放されるべき人間ではないでしょうか。

 その他、同じような類は、大臣クラスの有力政治家が民主党を中心に野党も含めて、枚挙にいとまがない(たくさんありすぎて、いちいち数えきれない)ほどです。

 さて、家族会は既に野田総理に次の要求を行っており、10月8日の面会はそれに対する返答の日でした。(家族会は、要求が実現しない場合は座り込みをも辞さない姿勢で闘うと言明)

【1】野田佳彦新首相は、北朝鮮に対しすべての拉致被害者をすぐに返せ、という強いメッセージを自らの言葉で発信せよ。

【2】北朝鮮が「調査やり直し」約束を反故にして3年が過ぎたことを理由に、すべての在日朝鮮人と日本人の北朝鮮往来禁止や、対北朝鮮送金の禁止などの全面制裁を発動せよ。

【3】朝鮮高校への無償化適用手続きを、拉致問題を理由に停止せよ。

これらの要求は至極当然の要求ですが、野田総理は不十分ながら一応前向きに取り組むと返答したので、家族会は様子を見ることにしました。鳩山氏や菅氏に比べれば多少ましなような感じがしますが、何せ、菅氏などは北朝鮮にシンパシーを感じ、北の方にのみ支援する体たらくですから、それに比べればどんな行動も前向きとなりますから…残念ながら。

 野田総理には、上の3項目を、ぐじゃぐじゃ言わずに、断固、明確に実行に移してもらいたいと思います。国民の哀しみに真摯に目を向けるのが政治家の原点であり、それを政経塾において松下幸之助翁から学んだのではないのでしょうか。それゆえに、野田総理には真の日本人、真の政治家であることを望みたいものです。

 翌日の10月9日、家族会と救う会はこれからの運動方針を決定しましたが、そのなかの全被害者救出方法についての項目をピックアップします。

  交渉による救出

我が国政府が
「全被害者が帰らない限り、制裁を強め支援はしない」という
  姿勢を堅持し、
制裁と国際連携の圧力などにより北朝鮮がわが国との交渉に
  出てこざるを得なくなる状況を作り、
主体的交渉を行うこと。

  北朝鮮混乱時の実力による救出

金正日政権崩壊後、後継政権が安定せず、内乱、暴動など
 による混乱事態が発生し被害者に危険が及ぶ危険性がある。
それに備えて、法整備、米韓との戦略対話、派遣要員準備
 などの準備をしておくこと。

 その他、各種世論の喚起、国際連携の強化、情報収集活動、拉致被害者認定など大変な難事に取り組んでおられることがわかります。本来ならば、これらは政府が率先してやらねばならないことばかりですが、ご高齢の被害者家族が担われていることに深甚な敬意を払うとともに、政府に対してはある種の憤りさえ覚えざるを得ません。

 ところで、政府認定拉致被害者は17名ですが、そのうち5名が帰国しましたので、未帰国者は次の12名です。(年齢は拉致された時)

 昭和52年(1977) 三鷹市役所勤務・久米裕さん(52歳)
鳥取会社員  ・松本京子さん(29歳)
新潟女子中学生・横田めぐみさん(13歳)

 昭和53年(1978) 東京飲食店員 ・田口八重子さん(22歳)
 
ラーメン店員 ・田中実さん(28歳)
 電電公社職員 ・市川修一さん(23歳)
 事務員    ・増元るみ子さん(24歳)
 曽我ひとみ母 ・曽我ミヨシさん(46歳)

 昭和55年(1980) 京都外大学生 ・松木薫さん(26歳)
 
日大学生   ・石岡亨さん(22歳)
 
大阪中華店勤務・原勅晁さん(43歳)

 昭和58年(1983) 神戸外大学生 ・有本恵子さん(23歳)

 周知のように、すでに帰国済みは、地村保志・濱本富貴恵、蓮池薫・奥土祐木子、曽我ひとみの5名の方です。未帰国はまだ12名ありますが、横田めぐみさんは13歳の時拉致されて34年、今年すでに47歳、悲しい現実ですが、内心激しい怒りを覚えるのは、一人わたしだけではないのではないでしょうか。

 「一日も早く帰してほしい」との切実な訴えを誠実に続けておられる横田さんご夫妻の言動には頭が下がるとともに、ご夫妻が語られる言葉を前にしては、涙なしに聞くことはできません。

 拉致被害者は政府認定以外に100人以上もいることが明らかになりつつありますが、朝鮮半島・北朝鮮の傍若無人、極悪非道、国家犯罪、主権侵害、人権侵害、準戦争行為(あるいは純か)に対して、あらためて、わたし達国民は怒りの声をあげ、拉致被害者のご家族を支援しようではありませんか。

 “拉致”…これへの対応が日本人としてのリトマス試験紙だと考えます。

 野田総理大臣、横田めぐみさんのご両親らの悲痛な声に耳を傾け、諸策を即時実行していただきたいと切望します。

みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回は
時事エッセー
です

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コメント

遠因?⇒ 日韓併合 姓氏改名 朝鮮戦争 南北分断
      
隣国との歴史的経緯を踏まえれば、ためにする二項対立の図式で「日本人」をあぶりだすのは、いかがなものか。

「拉致」そのものの、本来の目的が一体何であったのか?その目的が現在も、続いているのか。

この問題ではなぜ、国連による本格的な解決の動きが出て来ないのでしょうか?

投稿: 被災者K | 2011年10月14日 (金) 10時27分

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