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2011年12月23日 (金)

「歪曲」…半島の基底に流れるもの!

 304回目のブログです。

“春と言ひ 夏と過ぐして 秋風の
吹き上げの浜に 冬は来にけり”
  源実朝(鎌倉幕府三代将軍・金塊和歌集)

 春だ、夏だ、と言って過ごしているうちに、秋風の吹く吹上の浜に、冬が来てしまった…。

 実朝が詠ったこの一首には、春・夏・秋・冬、一年の四季がすべて入っていますが、これは、単に四季を示すものだけではなく、人生の自然の成り行き、生・青・壮・衰()を暗示しているようにも見えます。

 今週初めに北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の首領である金正日総書記の死亡が発表されましたが、まさに、どんなに悪辣非道な最高権力者であっても、穏やかな春、涼しい秋だけではなく、冬、すなわち人生の死という厳しい現実を迎えたことを世界に示しました。

 北朝鮮をめぐる問題は多々ありますが、朝鮮半島の底流について考えてみたいと思います。

  日本大使館前に慰安婦記念碑

日本による朝鮮半島統治時代の元慰安婦を支援する「韓国挺身隊問題対策協議会」は14日、ソウルにある在韓日本大使館前の路上に元慰安婦を象徴する碑を建立、除幕式を行った。

  大使館の目の前に反日的な構造物が設置されたことに日本側は反発しており、武藤正敏駐韓大使は韓国外交通商省を訪れ「外交公館の尊厳にかかわる」と抗議し、碑の撤去を求めた。

 パネルには韓国語と英語、日本語で「(運動の)崇高な精神と歴史を引き継ぐため」と建立目的が刻まれており、日本政府への謝罪と補償を要求する団体の運動を美化している。
         (2011/12/14 MSN産経 一部抜粋)

 すごいことですね。聞きしに勝る韓国の日本憎悪。慰安婦問題はどう考えればいいのか、また、朝鮮半島、朝鮮民族、北朝鮮、韓国に対して、わが国、わが日本国民はどう付き合っていけばいいのか、以下アトランダムに記します。

  昭和40年(1965)日韓基本条約で、両国の請求権は“完全かつ最終的に”解決されたと明記してあるにもかかわらず、韓国側は執拗に取り上げ、京都での日韓首脳会談で、時間の大半をこの問題に費やし、李大統領はこともあろうに「日本の誠意がなければ第2、第3の反日の慰安婦像が建つぞ、このままでは『恨』(ハン、恨み・哀しみ・怒りの情念)は解かれないぞ」と激越に恫喝した。

これは、とりもなおさず、韓国は依然として、国際法、国際条約を無視するという国家体質、民族体質を有していることを示しており、韓国が「近代国民国家」ではないことの証左である。北朝鮮と同じレベルだということだ。

  今年10月、わざわざ野田首相が韓国を訪問し、日本政府として、韓国ウォンの将来の急落に備えて、通貨スワップ協定700億ドル(5兆4000億円)という超巨額に拡大することで合意。

しかしながら、李大統領は、わが国の善意5兆4000億円には一切感謝の言葉を述べず「慰安婦への謝罪」(分かりやすく言えば、土下座+金)を執拗に要求した。まさに言語道断。これを見れば、韓国がいかに道徳性を欠く国家・民族であるか一目瞭然である。

日本政府、野田首相として、5兆4000億円も緊急スワップできるのであれば、それを東日本大震災の復興に緊急使用できるではなかったのか。

  わが国では、強制した従軍慰安婦はなかったことははっきり確認されているにもかかわらず、朝日などが一部の虚言を喧伝、騒ぎを大きくし、あげくの果て、時の首相・宮沢喜一と官房長官・河野洋平が謝罪した。これが現在も尾を引いており、わが国が弱腰になればなるほど、未来永劫蒸し返されることは必定であり、ことなかれの宮沢と河野は万死に値すると思う。

  よど号亡命者と北朝鮮において数回の接触取材をした高沢氏は著書「宿命」のなかで、金日成主義では“事実がどうであったか、というよりも、事実もこうあるべきだ、こうあらねばならない、ということの方が「真実」なのである”と述べているが、慰安婦問題を考えれば、韓国も同じ体質であると言えるのではないか。

朝鮮半島においては、北朝鮮も韓国も、事実(the FACTS)を直視し、定性・定量分析する普通の科学的学問的姿勢ではなく、こうあるべきことが真実として認定されるという、近代国家では考えられない特異な思考方法の持ち主だということになる。そうであれば、本来「歪曲」「捏造」とみなすものが「真実」として堂々と半島の基底を流れていると判断しなければならない。

  わが国の政治家はどうして、韓国に対して宥和的迎合的体質をもっているのか、民主党はもとより、公明党、自民党も、求められれば何でも謝罪、恫喝されれば弱腰…これでは本来の政治を行っているとは思えない。金か女か、何か弱みを握られているのであろうか。

野田首相は「内政干渉拒否」「条約尊重」「嫌がらせ(慰安婦像)排除」を断固、厳しく申しわたすべきであるにもかかわらず「残念である」の一言、もう、完璧に弱腰に堕している。情けなや!

  国家と国家の関係は、一定の距離をおいて付き合うべきである。

わが国は、福澤諭吉の「脱亜論」…中国や朝鮮とは深い関係を結ばないこと…を参考にして一定の距離感を保ちながら、自主外交を営むか、あるいはもっと積極的に古代日本が半島に領土(任那)を所有していたことを認識した強い外交をするかのどちらかを鮮明にすべきである。

それにしても、北朝鮮や韓国と付き合うのは、ほとほと疲れる感じがします。近代の常識や日本的な配慮が全く伝わらない、受け入れられない、へりくだればへりくだるほど益々強圧的に、巨額の援助・支援も当然の顔、こちらが冷静になれば声高に大音声、もっともっとよこせ、いやはや。

 今回の李大統領の言葉を聞けば、韓国に対しての宥和政策、迎合姿勢はすべて悪い結果となっていることが分かったのではないか。大統領の一連の発言は韓国の品格を落としに落としているばかりでなく、日本の顔に泥を塗りたくっている感がしてならない。

 李大統領、野田首相、もういいかげんにしてもらいたい!

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回は
時事エッセー
です

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コメント

広大かつ肥沃な大地をいち早く占拠する幸運に恵まれ、かつその沃野を活用する能力をもった民族は近隣を圧倒する力をもつことになる。そして彼らに隣接した民族は被征服民族として吸収されるか、狭小かつ辺境の地に追いやられながら代々「恨」の精神を受け継いで生きていく。これは洋の東西を問わず地政学上の真実であり、韓国と北朝鮮は現在の国情こそ異なれ、長年の歴史で培われた基本的な国民性は変わらないと見る。
 白村江の戦いの昔から日露戦争に至るまで、大陸の東の果ての島国日本の地政学的条件が日本人の国民性を規定してきたように、そしてその日本人の不安を大戦前のアメリカ人が理解しなかったように、古代から積み重ねてきた半島・朝鮮人の恨みと不安も勝者側の中国人、傍観者側の日本人には理解できないだろう。結局、国家間において理解を求めることなど所詮無駄なことではないか。言葉を尽くして一方の理を説いた後は、互いの相違点を認識できただけで可しとすべきだろう。慰安婦の像の問題は、時間とともに設置した韓国政府や韓国人の方が国際的にも歴史的な事実からも恥ずかしい行為だったと気づく日がくるだろう。
 なお北朝鮮の政情不安がニュースになっているが、中国にとってだけでなく日本にとっても、当分は半島が分裂状態の方が良いのではないか。南北統一のような動きが出た場合、その後の日本の対応は非常に難しくなるだけでなく、現在の日本の政治家や外交官を見ると半島情勢の急激な変化にまともに対応できる人材が見当たらない。

投稿: 齋藤仁 | 2011年12月23日 (金) 16時43分

何時もながら外交問題にまでも貴台の鋭い問題ご提起に感謝します。もう30年くらい以前になりますが、私はアメリカ民主党元大統領候補であり当時は外交問題では上院のご意見番的立場の議員と約2時間サシで日本への広範な意見(政治、経済、教育、、、など)広範な意見交換した機械があります。その時に”日本は外交力がないに等しい、、”との意見を提起された事を回想します。 私は拉致問題の実質放置は国家犯罪だとの認識にたって、複数の特殊ルートを通じ懸命に情報収集し、対策案を適時政府や政治家に発信してきましたが、その反応の鈍さ(国家としての使命感の拙劣さ)に愕然とさせられ続けてきました。 胸元にブルーリボンバッジをつけながら傍観している総理や議員はバッジを外せと叫び続けています。  岡村昭

投稿: 岡村昭 | 2011年12月23日 (金) 12時00分

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