朝鮮学校補助金…これはお人よし国家日本の自殺行為!
317回目のブログです。
“ 梅の花 香はことごとに 匂はねど
薄く濃くこそ 色は咲きけれ ”
(清原元輔・平安時代歌人・清少納言の父)
梅の花の香りは木ごとに違っておらず、どれも同じ匂いではあるが、花の色は薄いのもあり濃いのもあり、それぞれ違いがあるものよ…。
今、梅が真っ盛り、こじんまりと微かな香りを漂わせていますが、清少納言の父・清原元輔(きよはらのもとすけ)の歌にあるように、花の色は種類によって多種多様、それぞれ違いがあることがわかります。
これは梅の花に限ったことではなく、わたし達の企業、地域、社会も独自の色合いがあり、特に国家には明確に差異があることを認識し、区別、弁別(物事の違いをはっきりと見分けること)しなければなりません。
わが国は自由主義、民主主義を本義としていますが、そのリーダーが、北朝鮮が独裁専制国家であり、拉致・テロを平然と行う並外れた反日国家であるにもかかわらず、その認識が大甘であることを厳しく指摘したいと思います。
■ 朝鮮学校生に「正恩氏忠誠」歌劇、
訪朝公演で 思想教育強化が鮮明に
全国の朝鮮学校から選抜された児童・生徒約100人が1~2月に北朝鮮を訪れた際、故金正日総書記と新指導者、金正恩氏に永遠の忠誠を誓う歌劇を披露していたことが15日、民間団体が入手した映像から分かった。金父子への過剰な礼賛ぶりに保護者らからも反発が起きているという。正恩体制後の思想教育強化の表れとみられ、高校無償化適用や自治体からの補助金支給問題にも影響を与えそうだ。
(3月16日 産経新聞一部抜粋)
大阪では、朝鮮学校への補助金をめぐって、大阪府と朝鮮学校との間で駆け引きが活発に行われました。学校は金日成や金正日の肖像画を下したり、教科書を訂正した見本を提出したり、柔軟に対応して、朝鮮総連や北朝鮮の影響下にないことを主張しましたが、彼らにとってはこんな演出は朝飯前。
彼ら北朝鮮側は、表では恭順の姿勢を取るも、裏では上記の新聞記事にあるように、あの凶暴な拉致国家・北朝鮮(正式名称は笑うことなかれ“朝鮮民主主義人民共和国”なんです)の首領に忠誠を尽くす教育にまっしぐらです。
この朝鮮学校の対応に松井大阪府知事は右往左往、支給しない、支給する、しない、するとめまぐるしく変わりました。この経緯を見れば、大阪維新の会のツートップの一人である松井知事は、まだまだことの本質を充分には理解できていないことがわかりますが、最終的に、次のように、今年度についての結論を出しました。
■ 朝鮮学校補助金支給せず 大阪府、生徒の礼賛訪朝で
全国の朝鮮学校から選抜された児童・生徒が1~2月に北朝鮮を訪れ、故金正日総書記らに永遠の忠誠を誓う歌劇を披露していた問題を受け、大阪府は19日、朝鮮学校に対して今年度は補助金を交付しないことを決めた。9月議会で交付を決定した1校への補助金(約800万円)を取り消し、交付申請のあった7校に補助金を交付する補正予算案の2月議会への提案も取りやめる。
(3月19日 産経新聞 一部抜粋)
維新の会として筋を通すことができ、国家意識の乏しい、民主党や自民党や公明党の鼻をあかせたことは、高く評価しなければなりません。
大阪府は、朝鮮学校への補助金の交付要件として、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)との関係清算を求めていますが、甘すぎます。教育内容が適切にならない限り、補助金は永久的に辞めるべきではないでしょうか。
北がどんな国か。独裁・専制・軍優先・拉致・テロ・飢餓・食料不足・瀬戸際外交・嘘・核・ミサイル・脅迫・脅し・工作員・ならずもの…ありとあらゆる不条理が横溢の国家であり、わが国を敵視しているのは明らかだからです。
朝鮮学校で何が教えられているかを知るには次の本が最適です。
著 者 萩原 遼(元「赤旗」平壌特派員)
井沢元彦(作家・逆説の日本史)
書 名 『朝鮮学校「歴史教科書」を読む』
出版社 祥伝社新書(780円+税)
帯に“こんな学校に、なぜ日本の税金を使うのか!”と表示。門外不出の教科書を翻訳して検証されたもので、読めばゾッとします。朝鮮戦争、テロ、拉致…すべてデタラメの記述であり、こんな内容の教育を行う朝鮮学校に「日本の税金」を使う道理は全くありません
松井大阪府知事は、形式上、表面上の条件だけを見るのではなく、実質の教科書の内容を把握すべきです。その内容が反日や拉致につながるものであることは誰が見ても事実であり、予定していた8100万円という膨大な金額を支給停止にしたことは当然のことだと思います。
それでは、他の都道府県はどのように判断しているでしょうか。
平成21年度 平成22年度
大阪府 18500 8700(万円)
兵庫県 14000 14400
神奈川県 7200 6300
京都府 3300 3200
東京都 2400 0
埼玉県 900 0
(一部抜粋・その他21の道県が支給)
これを見れば一目瞭然。兵庫県は増額しているわけですから最低レベルの県知事として論外。東京都の石原知事、埼玉県の上田知事は一挙にゼロにしたのですから、その高い見識に深く敬意を表します、そしてこのたび大阪府の松井知事、…ほんとうに素晴らしいと思います。わざわざ反日の人々をわが国の税金で育てるなんて、天地がひっくり返るほどの異様な感覚としか思えないのはわたしだけではないと確信しています。
2008年の統計によれば、在日の韓国・朝鮮人は、人口10万人あたり、大阪府1538人、京都府1290人、兵庫県978人、東京都922人、愛知県578人が上位ですが、いづれの方々も日本に住み、日本で生活を営む以上は、少なくとも、決して反日であってはならないことは明らかであり、それは当然のことと言わねばなりません。
ところが、つい先日…。
■ 北朝鮮ミサイル予告 正恩体制、国威を発揚
米国と北朝鮮が長距離ミサイル発射や核実験、ウラン濃縮活動の一時停止と栄養補助食品支援で合意し、関係改善の兆しが見え始めた矢先、北朝鮮は唐突に「実用衛星打ち上げ」を予告した。衛星打ち上げは長距離ミサイル発射と同一技術を使う。新体制発足の「祝砲」にしたい北朝鮮に対し、周辺国は「挑発行為」「合意違反」と態度を硬化させる。過去にも繰り返されたこの「発射騒動」により、北朝鮮をめぐる情勢は、再び視界不良に陥りそうだ。
日米韓は緊密な連携で情報の収集や分析を進める一方、弾道ミサイル技術を使った発射を禁じた国連安保理決議に違反するとして北朝鮮に自制を求める構えだ。
(3月17日 毎日新聞 一部抜粋)
またも、国民生活と世界を無視した行動であり、各国の顰蹙を買っていると考えられますが、このようなことを朝鮮総連配下の朝鮮学校はどのように教えるのでしょうか。独裁者バンザイ・将軍様バンザイと言っている現状は、バカな喜劇として見過ごすわけにはいかず、わが国にとっては大いなる迷惑であり、大変な脅威でもあります。
それにしても、日本は、日本人は“お人よし”と言わざるを得ません。日本人を蔑み、日本に敵対する人々(朝鮮総連配下の朝鮮学校の教育)に暖かい補助金を差し上げるとは!。 まだまだ支給している道府県が多くある現実、これをバカ、鈍感と言わずして、何をバカ、何を鈍感といえるのでしょうか。
お人よし国家は幸せを約束せず、逆に、不幸せを到来させるのです。もう、お人よしを卒業しましょう。わたし達日本人は、今こそ、凛とした良識と常識をとり戻さねばなりません。
目を覚ますべし。覚醒あるのみ!
みなさんはどのようにお考えでしょうか。
次回も
時事エッセー
です。
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コメント
全くその通りだと思います。 淺沼健一
投稿: 淺沼健一 | 2012年3月23日 (金) 11時08分
長年に亘り拉致被害家族の支援に係わっている私は、この国家課題に対する国家の無気力さに愕然とさせられ続けています故に今回のご意見国には諸手を挙げて賛同します。
投稿: 岡村昭 | 2012年3月23日 (金) 11時07分