「選手宣誓」と「君が代」…素晴らしき若人に幸あれ!
318回目のブログです。
“ 心だに 誠の道に かなひなば 祈らずとても 神や守らん ”
(菅原道真・平安時代・学者・政治家・歌人)
心さえ誠の道に添うものであれば、ことさら神に祈らなくても、自然に神の加護があるであろう…。
まさに春本番、いよいよ心待ちにしていた桜の季節が到来し、昨年のあの大惨事の時とは打って変わり、多少気分も浮かれそうになりそうです。それに加えて、先日3月21日の選抜高等学校野球大会・開会式の見事であったこと、これはまさに、わが国民に“真の春”を齎したと言っても決して言い過ぎではありません。
若い世代を代表する高校生による「選手宣誓」(男性)と「君が代独唱」(女性)は“素晴らしい”の一言です。これぞ、菅原道真公の歌に詠まれた“誠の道”に添うもの、ごらんください。
■ 選手宣誓全文(選抜高等学校野球大会・開会式)
東日本大震災から1年。日本は復興の真っ最中です。
被災された方々の中で苦しくて心の整理のつかず、今も当時のことや亡くなられた方を忘れられず悲しみに暮れている方々がたくさんいます。
人は誰でも答えのない悲しみを受け入れることは苦しくて辛いことです。しかし日本がひとつになり、この苦難を乗り越えることができれば、その先に大きな幸せが待っていると信じています。
だからこそ、日本中に届けます。
感動、勇気、そして笑顔。
見せましょう、日本の底力、絆を。
われわれ高校球児にできること。
それは全力で戦い抜き、最後まであきらめないことです。
今、野球ができることに感謝し、全身全霊で正々堂々と
プレーすることを誓います。
平成24年3月21日
石巻工業高等学校野球部 阿部翔人主将
素晴しいですね。東日本大震災の被災地の苦難を力強く乗り切っていこうとする「若い息吹」、…そう、その若い息吹を阿部主将の言葉から感じたのはすべての国民だったと思います。
この凛とした若い精神を目の当たりにして、政治家を中心とした日本のリーダーは、自分達が混迷の世相を作り出している責任を、あらためて肝に銘じなければならないのではないでしょうか。
■ 国歌「君が代」独唱 選抜高等学校野球大会・開会式
第84回選抜高等学校野球大会・開会式で、昨年12月の全日本学生音楽コンクール全国大会声楽部門・高校の部で1位になった富山市出身で東京音楽大学付属高の高野百合絵さん(18)が、国歌「君が代」を独唱、ソプラノの澄み切った美声で球場に響かせました。
国歌「君が代」がこんなに美しいものとは思いませんでした。
素晴しい! 感動!
下記youtubeをクリックしてお聞きください。
心が晴れやかになること間違いありません。
http://www.youtube.com/watch?v=RCMenEXA4Fw
わたしは、高野百合絵さんが歌う君が代を3回も聞きました。ソプラノで聞く君が代は初めてですが、あらためて、君が代がまことに清澄な歌であり、わが国に相応しいものだと感じました。
この歌を聞けば、国歌を敵視し「君が代」を虫けらのように毛嫌いする、イデオロギー過多のサヨク教員が如何に音楽的センスに欠け、情緒欠乏症になっているかがわかります。
先日、大阪府立学校で20人、大阪市立学校で2人、国歌斉唱時に不起立、不斉唱したことが判明しました。松井知事、橋下市長が不起立を異常として指摘、職務指示をしているにもかかわらず、確信的に起立をしなかったものです。
これは、公務員教員としてあるまじき振舞、国民としての意識皆無、人間として恥ずべき非常識です。
こんな輩が大阪府、大阪市にかぎらず全国にゴマンといますから、そんな連中を正面から排除しようとする橋下市長・松井知事・大阪維新の会に人気と信頼が増してきているのは当然かも知れません。
既成政党の民主党はサヨク教員組合が支持母体、自民党は刃を抜けない腰抜け、公明党は特異な宗教政党、それぞれウカウカできないのではありませんか。
それはともかく、いろんな政治的立場があるでしょうが、サヨク教員も、無関心の方も、普通の方も、全国民が今一度、虚心坦懐に、18歳・高野百合絵さんの国歌「君が代」をぜひ聞いてみていただきたいと思います。
そのあとで「君が代」についてお考えになられることをおすすめします。
次回も
時事エッセー
です。
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コメント
野宗さん、いつも素晴らしいブログ、ありがとうございます。 励まされます。 ますますのご活躍を。
投稿: 淺沼健一 | 2012年3月31日 (土) 18時33分