韓国大統領発言…この礼儀知らずに鉄槌を！

　３３９回目のブログです。

「時事偶感」　　　　　杉浦重剛

昨非今是又何論（昨は非とし今は是とす又何をか論ぜん）
挙世皆知道義尊（世を挙げて皆知る道義の尊きを）
三復堪吟古人句（三復吟ずるに堪えたり古人の句）
双懸日月照乾坤（日月を双び懸けて乾坤を照らす）

　昨日まで非と言っていた者が、今日は是と言っている！こんな節操がない世の中ではどうしようもない。人はみんな、道義の大切さを知っているはずなのに。こういう時は古人の句を繰り返し吟ずべき。「太陽と月を天空に並び懸けてこの国を照らす」(李白)というこの句を…。

　杉浦重剛は明治大正時代の著名な教育家であり、高潔な人格と卓越した識見の持ち主として、皇室の御進講役を仰せつかった偉大な人物です。

この漢詩にあるように、平成の今日、昨日まで非と言っていた者が、今日は是と言い、昨日まで是と言ったものが、今日は非と言う、極めて道義無き不誠実な世の中に陥っていると言わねばなりません。

■  韓国・李明博大統領「天皇訪韓には謝罪が必要」

韓国の李明博大統領は１４日、天皇陛下の訪韓に言及し「（天皇陛下が）韓国を訪問したいのなら、独立運動で亡くなった方々に対し心からの謝罪をする必要があると（日本側に）伝えた」さらに「（天皇陛下が過去に表明した）『痛惜の念』などという単語ひとつを言いに来るのなら、訪韓の必要はない」と述べた。
       　　　　　　　　　（8/4産経新聞一部抜粋）

　わたしは、先週のブログで、韓国に対しては「押されたら押し返せ」と対韓国政策の全面見直しを主張しました。その後、上記の韓国大統領の発言が実際は次の言葉であったことを知り、愕然とするとともに怒りに身が震えるほどです。

　　『日王は韓国民に心から土下座したいのなら来い。重罪人にふさわしく手足を縛って頭を踏んで地面に擦りつけて謝らせてやる。重罪人が土下座もしない、言葉で謝るだけならふざけた話だ。そんな馬鹿な話は通用しない。それなら入国は許さないぞ』
　　　　　　　　　　　　　　（韓国李明博大統領）

　えっ！　こんな発言が許されるのか。大統領はわが天皇陛下(日本国の象徴、権威・いわゆる元首、日本・日本国民・日本歴史を体現)を侮蔑し、韓国で最も蔑視する犬以下の大罪人と見たてる表現をしたのです。

　わが国の天皇陛下をえげつなく蔑視したということは、日本国、日本国民をえげつなく蔑視したことと同じであることを韓国大統領、韓国政府、韓国民は認識しなければなりません。

　侮蔑、侮辱、傲岸、不遜、非礼、礼儀知らず、外交儀礼無知・無視、国際的暴挙、…こんな大統領をいただく韓国民も同じ思考、同じ言動の持ち主だと考えれば、あらためて韓国との関係を再検討しなければならないのは理の当然と言えるでしょう。

嗚呼、本当に厄介な、人間性のかけらもない人々であることよ。

　しかしながら、わが野田民主党内閣政府は、この発言に対して、即時対応ではなく逃げまくり、２４時間後の翌日に、しぶしぶ「理解に苦しむ発言で遺憾だ」と反応しました。２４時間の後…ぬるい、甘い、まるでソフトクリームのようなやんわりした対処。

こんなことだから、やられっぱなし、舐められっぱなし。国家の基本についての見識が問われる野田総理大臣も玄葉外務大臣も即刻辞任すべきではないでしょうか。

　国会議員の先生方の多くは「日韓議員連盟」に入っています。総人数３２６名(衆２３２・参９４)、自民党２３７名、民主党５１名、公明党３２名、その他です。そのなかでも自民党は、衆議院議員１７７人！・参議院議員６０人の２３７人、今まで何をしてきたのか、どうして手をこまねいていたのか、何かに籠絡されていたのではないかと言う疑問に答えるべきです。あまりにも韓国寄り、朝鮮寄りの姿勢が強すぎたのではないかと指摘しておきます。

　それにしても、日韓議員連盟、日中友好議員連盟、日朝友好議員連盟などは、わが国の国益のために働いているのでしょうか。

　ここでマスメディアについて注意しておきたいのは、今回の李大統領の暴言に対して、産経新聞を含めて、責任は李明博大統領一人にあり、韓国、韓国民は悪くないという演出に腐心しているようですが、それは大いなる間違いです。

　韓国はそういう体質を持った国であることを認識したうえで、民主党、自民党、公明党などが厳しい対応をしなければならず、在日外国人(実質的には韓国・中国人)参政権付与法案などは、韓国からの内政干渉をさらに誘発するばかりで、国益を毀損するのが明白となったと考えていいでしょう。

民主党から公明党、共産党、自民党まで在日の人への参政権付与を積極的に推進している議員がかなり存在しますが、今回の李明博氏の発言に何も感じないとすれば、日本人の精神を失くしてしまっていると断言しても言い過ぎではないと思います。推進は即時、永久に中止すべきです。

　８月１９日の報道によれば、韓国はわが竹島で「独島の碑」を設置、除幕式を行いました。表に「独島」裏に「大韓民国」側面に「２０１２年夏大統領李明博」と李明博大統領が揮毫。

　弱気で左翼リベラルな政府与党民主党、過去脛にキズを持つ野党自民党、もとから癒着している公明党が今一度「凛」とした姿勢を示さなければ、ますます図に乗って好き放題に仕掛けてくるに違いありません。かれらは、日本人のように、やさしく羊のような穏やかで繊細な心の持ち主ではないからです。その証拠に、ＢＢＣの調査結果をごらんください。

■  世界で良い影響を与える国（ＢＢＣ世界世論調査2012）
　（Views of Different Countries^, Influence）

最も評価の高い国
１位　日本
２位　ドイツ
３位　カナダ
４位　イギリス
５位　中国
６位　フランス

最も評価の低い国
１位　イラン
２位　パキスタン
３位　北朝鮮
４位　イスラエル
５位　ロシア
６位　韓国

　わたしたちは、態度を明確に示すべきです。喜・怒・哀・楽を。そして利権と左翼イデオロギーを離れた政治、政治家を内に育てていく覚悟を決めなければならないと考えます。

みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回は
時事エッセー
です。