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2013年2月 1日 (金)

『花は咲く』…東日本大震災の復興はこれから!

 362回目のブログです。

“今日降りし 雪に競ひて我が宿の 冬木の梅は 花咲きにけり”
大伴家持(奈良時代歌人・万葉集)

 春が待ち切れないのか、今日降った雪と白さを競い合うように、わが家の庭先の梅が咲いたよ。昨日までは冬の枯れ木にすぎなかった梅の木だったのに…。

 可憐な早梅に対する賛美は、待ち焦がれていた天地の改まる浄らかな新春への憧れであり、それを絶唱した大伴家持の見事な情緒には感嘆以外の何物もありません。さすがに万葉集は日本が誇る一級の世界遺産であり、その言葉が平成の御代にもそのままつながっていることにおおいなる誇りを感じます。

 さて、まもなく東日本大震災の2周年を迎えます。わたし達、日本国民は大震災で亡くなられた方々、今必死に復興を目指している方々への、同胞としての思いを忘れてはなりません。ややもすれば、遠い過去のことと思いそうになりますが、復興の本番はこれからであることを肝に銘じなければと思っている時、つい先日、いいニュースが流れました。

  センバツ行進曲は復興支援ソングに決定

第85回選抜高校野球大会(甲子園)開会式の入場行進曲はNHK東日本大震災復興支援ソングの「花は咲く」に決定した。
俳優の西田敏行やヤクルト由規ら、被災地の出身者やゆかりのある有名人らが歌う応援歌。運営委員会は「メロディーと歌詞が東北地方をはじめ多くの方々を励ましている。希望にあふれた球児たちがプレーする選抜大会にふさわしい」とした。

116日毎日新聞 一部抜粋)

 「花は咲く」は昨年5月にリリースされた東日本大震災の被災地、被災者の復興を応援する“チャリティソング”であり「NHK東日本大震災プロゼクト」のテーマソングでもあります。作詞者も作曲者もともに仙台出身者。

作詞の岩井俊二さんは「亡くなった人たち、生き残った人たち、あの震災を遠くから心配していた人たち、3.11から今に至るまで、それぞれが一体どんな想いをしているのか、数行では到底描きようもない想いの、せめて僅かな片鱗でも書き留めることができたら、という想いで書きました」と述べています。

 また、作曲の菅野よう子さんは「100年経って、なんのために、あるいはどんなきっかけで出来た曲か忘れられて、詠み人知らずで残る曲になるといいなあと願っています」とメッセージしています。

 「花は咲く」は、昨年3月、8月、年末の紅白歌合戦などで歌われていますが、出演者は、岩手、宮城、福島の出身者かゆかりのある著名な人です。

秋吉久美子、荒川静香、生島ヒロシ、イケメン'ズ、岩田華怜(AKB48)、梅沢富美男、大友康平、加藤茶、門倉有希、狩野英孝、かの香織、熊谷育美、佐藤B作、さとう宗幸、沢田知可子、サンドウィッチマン、涼風真世、鈴木京香、千昌夫、中村雅俊、仲谷明香(AKB48)、新沼謙治、西田敏行、野村克也、畠山美由紀、原田直之、本田武史、マギー審司、村上弘明、森公美子、杜けあき、山川恵里佳、遊佐未森、由規(ピアノ辻井伸行)の各氏。

 福島県出身の俳優・西田敏行さんは「戦争が終わった時に、そこいら中から『リンゴの唄』が聞こえてきて元気になったのを思い出した。『花は咲く』もみんなで口ずさめる歌で、それとだぶるような気がする」と語っています。

 とにかく素晴らしい歌です。歌いやすいこともありますが、つい涙が出そうになるほど、心にしみるいい歌だと思います。インターネットで動画も見られますから下記をクリックしてみてください。

http://musicpvfreedownload.blog64.fc2.com/blog-entry-10462.html

『花は咲く』 作詞岩井俊二  作曲:菅野よう子

真っ白な 雪道に 春風香る
わたしは なつかしい
あの街を 思い出す

叶えたい 夢もあった
変わりたい 自分もいた
今はただ なつかしい
あの人を 思い出す

誰かの歌が聞こえる
誰かを励ましてる
誰かの笑顔が見える
悲しみの向こう側に

花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう

夜空の 向こうの 朝の気配に
わたしは なつかしい
あの日々を 思い出す

傷ついて 傷つけて
報われず 泣いたりして
今はただ 愛おしい
あの人を 思い出す

誰かの想いが見える
誰かと結ばれてる
誰かの未来が見える
悲しみの向こう側に

花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう

花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
わたしは何を残しただろう

花は 花は 花は咲く
いつか生まれる君に
花は 花は 花は咲く
いつか恋する君のために

 なかなかいい歌詞ですね。甲子園選抜高校野球で歌われる『花は咲く』は、亡くなった方への鎮魂歌であるとともに、まだまだの復興状態への応援歌として、広く国民に口ずさまれることを期待したいものです。

 そして、前政権よりは実行力があるであろう新政権に替わったのですから、被災地が一日も早く、冒頭の大伴家持の和歌にあるように、真に可憐な梅の花を咲かせることを祈る次第です。

さはさりながら、単に祈るということだけでなく、政府、国民すべて心をひとつにし、大震災の被災地や被災者に早く『花が咲く』ように、激励と支援を続けなければならないのではないでしょうか。

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回も
時事エッセー
です

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コメント

全く同感です。国家の総合力を発揮する課題でありますので、遅ればせながら日本国民の団結力を世界に示したいと祈願して様々な関係者に発信しています。

投稿: 岡村昭 | 2013年2月 1日 (金) 12時32分

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