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2013年5月17日 (金)

日・韓は真に理解しあえるのか!

 377目のブログです。

“春くれし 昨日もおなじ浅みどり けふやはかはる 夏山の色”
    
           (後伏見院・風雅集・鎌倉時代)

春が暮れた昨日も、同じ浅緑の色だった。立夏の今日は変わったのだろうか、夏山の色よ……。

 暦では、5月5日はこどもの日ですが「立夏」でもあります。春が終わろうとする時の色合いは柔らかな浅緑の色につつまれていましたが、いよいよ、立夏、首夏(しゅか・夏の初め)の候となり、鮮やかな緑色に変りつつあります。

 これが自然界においては、ごくごく自然な流れなのでしょうが、人間界あるいは国際社会においては、なかなか自然な関係を持つことが困難なように見えます。

 最近の中国や韓国の、わが国に対する容喙(ようかい・くちばしをいれること)内政干渉を見れば、わたし達はどう対応すればいいのか悩みますが、特に韓国との関係を気づくままに書いてみたいと思います。

先日、韓国の朴槿恵大統領がオバマ大統領との首脳会談や米上下院合同会議での演説において「日本の歴史認識」に厳しく言及しました。それに並行して、韓国はロビー活動を活発化させ、反日工作に余念がありません。アメリカの地方議会やマスメディアでは韓国サイドの言い分に耳を傾け、日本に対して、歴史を反省しない悪質な国家だとの印象を徐々に持ちつつあります。

 韓国のとんでもないビヘイビアにはあきれる他はありませんが、礼儀をわきまえない品性の低さを指摘しておきたいと思います。また、歴史認識をいうのであれば、日本と韓国が、双方とも歴史を静かに見つめることが必要であり、今、それが必要なのは韓国の方ではないでしょうか。

 竹島を不法占拠した経緯と根拠、日韓併合前から比べ飛躍的に向上した併合時代の学校教育環境(たとえば小学校4500校開設など)、いわゆる慰安婦の実態、を考えれば、韓国こそ「真実の無視」「捏造」のオンパレードだと言えるでしょう。

わが国も、国際社会に向けての広報活動とロビー活動を積極的に行う体制を早急に講じなければなりません。ことは急ぎます。中国や韓国の捏造宣伝に屈してはならないと考えます。

わたし達は、朴槿恵大統領が、親日的と言われた朴正熙大統領の娘ということで、ソフトで親日的な考えを持っているのではないかとの印象をもっていますが、これは大いに間違っているようです。

 呉善花拓殖大教授によれば、朴正熙大統領は日本を好きではあったかもしれないが、韓国内では反日教育を徹底させ、韓国人の反日教育が確固たるものとなり、現在に至っていると鋭く指摘しています。(月刊誌「Voice)

 あの朴正熙大統領でさえ反日思想の持ち主ですから、国是ともいうべき韓国は善、日本は悪という反日教育を数十年間行ってきている韓国が、思考を改め、方向転換を果たすことは極めて難しいと思わざるを得ません。

 (国是で一言。“アベたたき”は朝日新聞の「社是だ」と前の論説主幹が述べていますが、南北朝鮮と思考回路が同じである朝日が決して方向転換するとは到底考えられません。如何でしょうか)

 わが国の政治家は、いわゆる保守も左翼も、自民党から共産党まですべて、朝鮮、韓国の歴史と朝鮮民族の歴史観、正邪、美徳悪徳の感覚が、わが国とまったく異なことを前提に、厳しく対処しなければならないと考えます。

 呉善花教授は、日韓関係の改善は“至難の業”と述べています。親韓派の政治家は自民党にも数多くいますが、ことはあせらず、膝を屈する妥協は最悪であるとの認識が必要ではないでしょうか。

【「日本人」と聞いて思い浮かべる言葉】(各国上位5項目/複数回答)の調査からみると、民族の特質と長期間の反日教育によって、韓国は、日本に対して、中国を含める他国よりも異なり、圧倒的に、悪辣非道のマイナスイメージを持っていることがわかりました。

  【韓国】
1.
植民地支配・第二次世界大戦 32%
2.
ずるがしこい・野卑 29%
3.残忍・恐ろしい 15% 
4.
勤勉・まじめ 11%
5.
親切・礼節・秩序 11%
【インドネシア】
1.
知的 46%
2.
先端技術 46%
3.
勤勉・働き過ぎ 37%
4.
礼儀正しい 17%
5.
裕福 17%

【ベトナム】
1.
勤勉・働き過ぎ 50%
2.
先端技術 49%
3.
知的 44%
4.
裕福 26%
5.
経済優先 24%

先月はじめ、韓国政府は海外在住者に兵役義務を自主的に履行するよう呼びかけ注目を集めました。海外永住者や二重国籍者は兵役義務を逃れ、半島本土から怨嗟、逆差別だとの声もあり、問題となっているのです。

 わが国の、いわゆる在日問題は、もう戦後70年になろうとしますが、そろそろ決着をつけるべき時が来ました。在日の人は、兵役を果たさずに韓国籍を有するのですから、韓国本土からは蔑まれているのは歴然としています(北朝鮮では在日帰国者が最下層の扱いを受けていることはよく知られています)

 したがって、在日の人で3世は、日本に忠誠を誓って日本国籍を取得し永住するか、韓国へ帰国するかを自らの自由意思で決断すべきではないでしょうか。そうしないと、いつまでも在日特権とか揶揄されて日本社会に真に溶け込めず、日本社会もやっかいな問題を抱え続けることになります。

 と言いますのも、韓国本土政府は、在日の方を“使嗾”(しそう・指図して行なわせること、そそのかしたりけしかけてつかうこと)してますから、韓国とわが国のイザコザがいつまでも続くのです。

 もう、いいかげん、憲法と同じように、戦後の最終処理をすべきではないでしょうか。

 それにしても、隣国問題はやっかいです。特にわが国のリベラル&サヨクが、たとえばNHKが「日本海」名に、韓国の主張する「東海」名を併記するなど、韓国に迎合し、韓国に利益となるような言動を続けてきているのは全く不可解と言わねばなりません。

 どうして、リベラルやサヨクや一部ホシュは、日本の国益よりも隣国の国益を尊重しようとするのか、彼らは、歴史の知恵、エッセンスを学んでいないとしか考えられません。

 わが国は韓国とは静かにつきあい、まがりなりにも、それ以上でもそれ以下でもない範囲にとどめることが肝要だと思います。

 国際間では、人間関係と国家関係は異なることが多いことも知る必要があります。国家の本質をきびしく剔抉(てっけつ・えぐりだすこと)した箴言(しんげん・戒めの言葉)をごらんください。

 ・マキャベリ「隣国を援助する国は亡びる」
・チャーチル「わが国以外はすべて仮想敵国である」
・キッシンジャー「国家に真の友人はいない」

みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回も
時事エッセー
です。

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コメント

幼少の頃から徹底した反日教育をしている、日韓とは永遠に真の友好はありまえん。ビジネス(損得)で付き合えば良いのです。戦前のような情けは無用です。彼等は決して恩義を感じません。その様な民族です。

投稿: 大和 勇 | 2013年6月15日 (土) 21時40分

 欧州では古代ローマ帝国の崩壊後、長期にわたって盟主とされた国家が生まれず、幾度もの戦争を繰り返すことによって、漸く互いに対等な国際関係としての「国家のありよう」「外交のあり方」が形づくられた。
 しかし東アジアでは古代から近代に至るまで、シナ大陸を支配した民族が、その支配者が漢民族であろうとなかろうとそのまま東アジアの盟主となり、また実際に周辺地域に覇権を及ぼすことで国際秩序を築いてきた。特にシナ大陸と陸続きで接する国家・民族は、建国以来の歴史からシナを中心としたタテ構造の国際関係から抜け出すことができない。それはシナ大陸を支配する政権が、かつて朝鮮人が軽蔑していたモンゴル人であろうが満州人であろうが変わりない。シナ大陸を支配するその武力に屈することで生き永らえてきた歴史があるからである。
 彼らのシナへの服従コンプレックスを償ってきたのは日本や台湾、フィリピン、インドネシアなどの島嶼国家への差別意識である。盟主に従うことは多くの朝鮮半島人のアイデンティティになってしまっており、そこから抜け出さない限り、南北を問わず半島の政治家が対等な国際関係を前提にした「外交」ができるようにはならないだろう。
 戦後、対等な国家関係をもとに条約を締結しながら、なおかつ戦前の日韓併合時のことを蒸し返すのは、彼らの内に21世紀の現在も「シナの柵封国家」という意識が根付いて離れないからである。
 一方、日本国民は聖徳太子の昔から、シナの柵封国家意識をもったことがなく、シナを支配する国家の如何を問わず、諸国家は対等であるという意識を強くもってきた。それが信長・秀吉時代そして幕末維新期の日本人を支えてきたのである。
 もっとも近年、アメリカとシナの覇権者には従うべきとするような独立不羈の高潔さを失った日本人が増えていると見えるが。

投稿: 齋藤仁 | 2013年5月17日 (金) 08時39分

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