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2013年7月19日 (金)

韓国・中国に絶望せよ…真っ当な光明が見えるまで!

 386回目のブログです。

阿嵎嶺(あぐね)   頼 山陽
危礁乱立大涛間(危礁
<きしょう>乱立す大濤<だいとう>の間<かん>

決眥西南不見山(まなじりを西南に決すれば 山を見ず)
鶻影低迷帆影没(鶻影
<こつえい>は低迷し帆影<ほえい>
は没す)
天連水処是台湾(天
<てん> 水に連なる処これ台湾)

阿久根(鹿児島県西海岸)の浜には大きな波の間に、奇岩が乱立している。眼を開き西南を凝視してみたが、山影一つ見えない。視界にあるのは海面すれすれに飛ぶ熊鷹のみであり、船影は波間に没した。遥か沖の、空と海とが一つになるあたりが台湾なのであろう…。

 頼山陽は江戸後期の著名な学者。「日本外史」や漢詩文などにより、明治維新の志士を鼓舞しました。この漢詩は、雄大なスケールで海を詠った名詩です。

この名詩を詠ずるにつけ、現在の日本が、幕末とは全く異なる主軸なき混迷の時代にあることを認識し、わたし達もこの漢詩のような雄大な気分で、世界を、近隣諸国を見ていく必要もあるのではないかと思わずにはいられません。

 先日711日、アメリカの権威ある調査機関、ピュー・リサーチ・センター(Pew Research Center)が、アジア各国で実施した世論調査「日本に対する印象」を発表しました。驚愕の数字!まず、これをご覧ください。

 【日本に対する印象】
            好ましい  好ましくない
   
中国         4%    90%
   韓国        22%    77%
   フィリピン     78%    18%
   オーストラリア   78%    16%
   インドネシア    79%    12%
   パキスタン     51%     7%
   マレーシア     80%     6%

 【安倍首相に対する印象】
            好ましい  好ましくない  分からない
   中国         9%    85%     6%
   韓国        12%    85%     2%
   パキスタン     12%     3%    84%
   オーストラリア   30%    16%    56%
   インドネシア    46%    11%    42%
   マレーシア     53%     9%    38%
   フィリピン     62%    15%    23%
   日本        71%    28%     0%

 1930-1940年代の日本の軍事行動に対する謝罪】
           不十分 (十分)(不要) 十分
不要 分からない
   韓国      98%   1%   1%    2%     1%
   中国      78%   4%  2%    6%    16%
   オーストラリア 30%   29%  26%   55%    16%
   インドネシア  40%   29%  6%   35%     25%
   マレーシア   30%   22%  10%   32%     38%
   フィリピン   47%   29%  19%   48%       5%
   日本      28%    48%  15%   63%      9%

 驚きました!「日本に対する印象」では、中国と韓国は好ましくないが圧倒的であり、他の東南アジア諸国と大きく異なっています。「安倍首相に対する印象」でも、中国と韓国は揃って85%が安倍嫌い、NOを突き付けており、これも他国とは大いに異なります。「謝罪」についても、韓国は何と98%の国民が不十分だと意思表示しています。

 この異様、異常な結果を見て、ここでは、とりあえず韓国との関係を考えてみたいと思います。

 日韓とも新しい国家指導者が選ばれており、普通ならば、隣国のことでもあり、首脳会談が早期に行われるべきであるにもかかわらず、韓国大統領がそれを拒んでいるのは、異常としか思えません。

 韓国朴大統領はわが国に正しい歴史認識を求めていますが、彼女の要求する正しい歴史認識とは何なのでしょうか。推測するに、

・日韓併合は日本の強圧により無理やり結ばされたものである。
・併合は植民地弾圧政策であり、プラス面は皆無であった。
・日本の行為は、悪逆非道、暴虐の限りを尽くした。
・竹島(
韓国名
独島)は韓国固有の領土である。
・従軍慰安婦は強制連行された性奴隷である。
・正しい歴史認識とは、上記を認め謝罪から始めることである。

ということでしょう。どれをとっても出鱈目なことばかりであることは明々白々です。

朝鮮韓国がいう歴史とは、わたし達日本人が考える事実を述べたものではなく、現政権にとって都合の良いことが真実であり、都合の悪いことは無理矢理でも変えるのが正しいと考え、それを述べたものに他ならないのです。

 韓国はわが国に対して謝罪要求をしますが、具体的にはどんなことを指すのでしょうか。メディアで言われている、日本国総理大臣に三跪九叩頭の礼(臣下が皇帝に対面するときの儀式で、3度ひざまずき、そのたびに3回ずつ頭を床につけて拝礼するもの)をせよと言うのか、あるいは、天皇陛下に土下座せよというのか。…とんでもない非常識というべきです。

朝鮮韓国は“恨”(ハン)の社会であり、1000年もの恨み(なんと朴大統領の言葉!) を持ち、その「恨みが生き甲斐」となっている特異な国であることを凝視しなければなりません。

 韓国の77%が日本に悪印象を持ち、85%が安倍首相に嫌悪感を持ち、さらには、98%が謝罪要求をしている背景には、50年以上にわたる「反日教育」があり、それが今日見事に結実したものであり、一朝一夕に直るものではなく、極めて根が深いことを認識すべきでしょう。

50年間の徹底した反日教育に対して、一度でも体を張って韓国に中止を求めた日本の政治家が一人もいなかったことは、誠に残念、というよりも怒りを覚えるところです。国会も、内閣も、政党も、自民党から共産党まで、すべて手をこまねいていました。

 このような状況であるにもかかわらず、未だに、親韓派(=韓国のいうがまま)が自民党の3割、民主党の8割、創価学会公明党の10割、その他で5割もの多数が存在することにわが国の政治の異様さ、不気味さ、不可解さを感ずるとともに、どうにも全く納得がいきません。

 「謝罪が成功するには謝罪の受け手がそれを受け入れる用意があることが不可欠なのに、中国や韓国の側にはそもそも日本の謝罪を受け入れる意思がなく、歴史問題で日本と和解する意図もないといえる」(アメリカのジェーン・ヤマザキ博士…国際問題評論家古森義久氏の論考より引用)

 そもそも日韓歴史問題の最大のポイントは、韓国では日韓基本条約(昭和40年・1965)の内容が平成17(2005)まで国民に公開されておらず、韓国人は40年もの間「日本は謝罪も賠償も一切していない」と信じてきたことにあります。

日韓基本条約で、日本は11億ドル(当時の韓国国家予算は.5億ドル)を経済協力金として支払済。(因みに、この金額は、現在の日本国国家予算にあてはめれば270兆円に相当するほど膨大なもの)

 韓国は、現在、捏造(…その源は朝日新聞)の従軍慰安婦の碑を世界各地に建設中。何とも子どもじみていますが、恨(ハン)の、世界へのうっぷん晴らしと言うわけにもいきません。わが国が世界からますます誤解され、言われなき恥辱を受け続けていることを、わたし達はもっと深刻に考えるべきです

 状況から見るに、もう、どうしようもありませんね。しばらくは、10年、20年、一世代の30年、韓国には絶望し、反日教育を中止するまで、すなわち、真っ当な光明が見えるまで、最低限のつき合いに徹すべきではないでしょうか。

あらためて、これだけの数字を見れば、出るのはため息ばかりです。この数字を逆転させるのは決して容易ではありません。わが国は毅然とした姿勢をとり、これまで通りのつき合いをしないことこそ肝要だと考えます…。

 それにしても、日本を心底大嫌いな近隣2ヶ国、朝鮮韓国支那中国の存在は、まことに厄介ではありますが、政治がしっかりと対処することを期待したいものです。

(いよいよ21日は参議院議員選挙です。日本のための政治家が当選することを望んでいます)

みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回も
時事エッセー
です。

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コメント

斉藤 仁さんの、見解に賛成。 つまり日本のマスコミは、必要以上に外から見た日本を強調しすぎと、常々感じております。隣だから、近いからと言うだけで仲良くというのは、島国根性というか、もし海がなくて、国境線のみで隣接しておれば、すべての感覚はもっとシャープになる筈。

投稿: kawabata | 2013年7月19日 (金) 20時52分

日本人は《隣国と親しくしなければという善意》を基底にして中国や韓国に対しているが、中韓両国政府は《“日本”を道具に使って国内の統合を図るという悪意》をもとに内外への宣伝活動を進め、さらにそれによって生じる国際間の緊張も国内政治に利用している。そうした根拠のない敵視政策が十年後二十年後の自国民にどんな結果をもたらすかを一切配慮していない。また半世紀を過ぎた過去の歴史認識の場合、両国間の課題にしようがしまいが、本来は21世紀の現時点での外交や通商と関係がないはずのものである。しかも日本が戦後の今も戦争の勝者として驕っているならともかく、戦争の敗者であり、かつ平身低頭しながら国際法上必要ない膨大な賠償金まで支払っている。
 こうした不条理な中韓との関係を許してきたのは、彼らの横暴さゆえよりも、事実は日本国内の親中韓派の存在であろう。中韓との外交においては彼らがこちらに声をかけてくるまで距離をおくことである。左派のマスコミはともかく保守系政党から進んで卑屈な外交の音頭をとるようなことがあってはならない。

投稿: 齋藤仁 | 2013年7月19日 (金) 11時29分

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