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2013年9月27日 (金)

「南京大虐殺」展示撤去…松井知事・橋本市長に拍手!

 396回目のブログです。

“曇りなく 千歳に澄める 水の面に 宿れる月の 影ものどけし”
紫式部(平安中期・女流作家)

 いつまでも永遠に澄み渡っている池の水面に、曇りもなく照り輝いている月の光が注いでいる情景は、いかにも長閑で心が安らかに感じられることだ…。

 朝晩はめっきり涼しくなり凌ぎやすい季節になりました。先日の中秋の名月はその名に相応しく満々と天地を照らしており、わが国の風流と情緒を満喫できたのではないかと思います。

平成の御代の澄んだ池の水面を照らしている月の光が、千年前の平安時代に紫式部が見たであろうものと同じ情景であったことを想像させてくれる日本の和歌の持つ玄妙さに、あらためてわが国の歴史の厚みを感じざるを得ません。

 そんな文化の一端に触れ、心を安らかにしている時、ひとつの驚くべきことが政治の世界で現れ、安らかな感動を覚えました。

  「南京大虐殺」展示撤去へニセ写真、歪曲相次ぎ
                        
…… ピースおおさか

『ピースおおさか』で、日中戦争中に旧日本軍が行ったとされ、信憑性をめぐって議論が分かれる「南京大虐殺」に関する展示が撤去される見込みであることが18日、分かった。府の9月議会で基本設計案が報告され、戦後70年となる平成27年度までのリニューアルを目指す。自虐的な「偏向展示」で知られた同施設は、ようやく正常化に向けて舵を切る。
           (2013.9.18 産経新聞一部抜粋)

 「ピースおおさか」は、大阪府と大阪市が出資する、財団法人「大阪国際平和センター」の略称です。現在は「大阪空襲と人々の生活」「15年戦争(満州事変から第2次世界大戦まで)」「平和の希求」の3部構成。ニセ写真や真偽不明の資料などによる自虐偏向の“南京大虐殺”は15年戦争の展示室にあります。

 「ピース大阪」は、中国コーナー・朝鮮コーナー・東南アジアコーナーで、わが国の加害行為をこれまでかとばかり強調する自虐偏向、自虐史観で覆われており、2年前、当時の橋下徹知事が“府民の意志を反映するように発展的なリニューアルをしたい”と発言。それを引き継いだ現在の松井一郎知事が“自虐的な面を見直すべきとの声を取り入れ、新しいピース大阪をつくる”として10月末新しい展示を予定。

 これについて、わたしの感想を述べます。

  永い間、嘘や捏造による自虐と偏向の歴史観からの脱却が叫ばれてきましたが、これまで、政治家が、行政が、正面から向き合ったことはありません。今回、日本維新の会、大阪維新の会の松井知事・橋下市長が嘘や捏造で固めたピース大阪の自虐偏向コーナーを撤去することは極めて“画期的”なことと言わねばなりません。

これは維新の会のはじめての「大いなる実績」ではないでしょうか。たしかに、教育委員会の問題点を厳しく指摘したり、国歌君が代の斉唱を公立学校に厳格に実施させるなどありましたが、反日・自虐思想を剔抉(てっけつ・えぐりだすこと)し、その推進の場を撤去し、正統、正道の道を求めんとする行為は、それ以上の勇気ある行動です。

  橋下徹氏が発意、松井一郎知事が実行!いままで、どの政治家が、自虐思想・反日思想という難問に具体的に対峙したことがあったでしょうか。自由民主党、民主党、公明党、みんなの党、日本共産党、生活の党、社会民主党、みどりの風などは、すべて自虐思想・反日思想に、不承不承あるいは喜んで、唯々諾々と受け入れてきたのが実態ではないか。

  その意味で、松井・橋下両氏は何はともあれ、実行力のある政治家と言えます。橋下氏には、沖縄米軍への風俗推奨などの不用意発言があり、松井氏には、仁徳陵へのイルミネーション化の低俗発言があり、わたしはその点を厳しく批判しましたが、こと、松井知事のピース大阪「南京大虐殺」展示撤去については、その勇気を讃え、心より敬意を表したと思います。

  橋下市長は「府民の意志を反映すべきだ」と指摘していますが、これは間違い。微妙な歴史を扱う重要な場面では「事実にもとづく」ことが大切であり「ピースおおさか」は公的な機関ですから、特定の主義主張、特に反日思想については厳しく排除し、事実だけを展示するのが義務でなければなりません。
支那中国や、朝鮮韓国のプロパガンダ
(特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った宣伝行為)に踊らされる愚を犯すべきではないのです。

  わが国は、近隣2ヵ国と厳しい対峙をしており、国難ともいうべき局面に遭遇しています。今こそ、国として、国民として「誤りを匡す」(あやまりをただす・本来の形に直すこと)「恥辱を雪ぐ」(ちじょくをそそぐ・恥や汚名を洗い流すこと)「侮蔑に反駁する」(ぶべつにはんばくする)「名誉を守る」そして、究極的には「国を守る」ことを基本的な課題としなければなりません。

  わが国には平和博物館と称するものが数多くあります。反日と自虐の展示オンパレードでないことを祈るのみですが、果してどうでしょうか。小ブログ読者には、折あれば確認をしていただければ幸いです。
  大阪府市 大阪国際平和センター(ピース大阪)
  長崎市  長崎原爆資料館
  沖縄県  沖縄県平和祈念資料館
  川崎市  川崎市平和館
  立命館大 立命館大学国際平和ミュージアム
  福山市  人権平和資料館
  広島市  広島平和文化センター
  名古屋市 戦争と平和の資料館(ピースあいち)
  姫路市  姫路市平和資料館
   (その他多数あり)

  根本的な疑問ですが、そもそも平和博物館は必要なのでしょうか。
わたし達は、幼稚園児から小・中・高・大学生、そして大人まで、それによって何か得るものがあるならば、それなりに意味のあるものと理解できます。

しかし「ピースおおさか」と同じように、反日・サヨクイデオロギー満載、自虐思想横溢の展示であれば、害あって益なし。特に判断力の乏しい生徒らに、偏見と偏向の思想を刷り込むことは、世界各国と接点を持たねばならない未来に暗雲を呼び込むような愚かな振舞と言えるのではないでしょうか。自国に誇りを持たない人は世界と勝負できず、そんな人は相手にもしてもらえないのです。

  わたし達は、いわゆる「平和という名のイデオロギー」をいますぐ脱ぎ捨て、事実・真実の歴史に向き合うことが必要だと考えます。

それにしても、地方政治家の勇気ある行動力に拍手したいと思います。松井、橋下お二人の政治家には、国政は避け、ぜひ地方政治家として力量を発揮してほしいと願っています。

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回も
時事エッセー
です。

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コメント

Many thanks a whole lot for sharing! I will definitely be back.

投稿: ugg vente priv茅e | 2013年10月19日 (土) 03時41分

Internet is written with the capital letter in a sentence, by the way. And hundredths are written not with a point but with a comma. This is according to the standard. And actually everything is very good..!

投稿: foot gratuit | 2013年10月11日 (金) 18時27分

 全国にある公営の「平和資料館」の類すべて問題があることはアメリカの類似した資料館と比べてみれば一目瞭然である。即ち我が国の資料館はアメリカのように客観的な史実に基づいて資料館を陳列・開設することを目的としたものでなく、いわんや自国の過去を称賛する場でもない。「我が国が二度と戦争を起こさないための国民啓発の場」という自虐史観に基づいた運営がなされている。
 しかも公の施設であることで学校内の一部教師が小中高の生徒を引率して見学させたいという主張を正当化できる。事実、高校生は私的旅行よりもはるかに高い修学旅行費を払って強制的にヒロシマ、ナガサキ、オキナワを見学させれらている。小中学生も見たくもない近隣の都道府県の施設に連れて行かれている。
 税金を使った公的施設なら第一に客観的事実だけを展示解説すべきであり、第二に施設を出たときに過去の客観的事実を学ぶと同時にそれ以上に先人を尊敬し、自国に誇りを感じるような運営を行うべきである。
 なお似たような問題に小中高の学校内で行われている平和教育がある。特に管理職の権限の弱い高校では少数派の偏向教師によって自虐史観の平和教育が推進されており、「関東大震災で虐殺された朝鮮人の家族」とか「従軍慰安婦にされた本人」といった形での講演が毎年行われている。しかも彼ら講演者は実体験者という名のもとに、史実で証明できない「被害者デマゴーグ」を涙といっしょに流すことで日本の青少年を洗脳している。
 こうした状況を許してきたのはNHKや朝日新聞などに代表される左派の暗躍もあろうが、長年政権の座にあった自民党の、即ち保守としての歴史観も覚悟もなく、ただ名誉と権力だけを求めて自民党代議士となった少なからぬ政治家たちの責任も大であることを確認しておきたい。

投稿: 齋藤仁 | 2013年9月28日 (土) 09時10分

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