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2014年6月20日 (金)

“選挙”…戦前の教科書はどう書いているか!…②

 434回目のブログです。

“植えてみよ 花の開かぬ 里はなし 心からこそ 身は癒しけれ”
                 福澤諭吉
(または良寛とも)

 頭ばかりで考えるのではなく、まず種を蒔きなさい。まかぬ種は生えず、花も咲きません。愚痴をこぼしたりする間に、何事も良いと思うことをまずやることです。そう心掛ければ必ず満足のいく結果は出ます…。

 わたし達の尊敬すべき先達である福沢諭吉や良寛和尚が諭す言葉“まず種を蒔け”“まず種を植えてみよ”は身に沁みます。わたしのような凡人は、何事においても、第一歩を果敢に踏み出すことができず、心配のあまり躊躇し、どうしても遅れがちになってしまいます。その結果は満足のいくものではなく、ほぞをかんだこと幾度もあります。

 世の中はすべて、考えてから行動する人、あるいは、行動してから考える人によって動かされます。いずれにしても、行動する人であることに違いありません。

 ところが、わが国では、傍観者的立場に立ち、無責任に評論家気取りをする人々が数多く存在するのが問題なのです。たとえば政治に文句を言うのであれば、選挙に参加しなければならないにもかかわらず、そうしない人が多く、一例として直近の国政選挙の投票率を見てみましょう。

   平成24年(2012)12月 衆議員議員選挙 59.3%
   平成25年(2013) 7月 参議院議員選挙 52.6%

 低い数字ですね。しかるべき行動(選挙に行くこと)もしなくて、愚痴や文句を言うのは、上に掲げた和歌(道歌)にあるように、わが国にとっても満足のいく結果を招来しないのではないでしょうか。たしかに、選挙権は権利に属しますが「権利の上に眠る者は保護されない」と言う格言があるように、その権利を正当に行使してほしいと思います。

 それでは、選挙について、戦前はどのように教えられていたのでしょうか。復刻版「尋常小學・國語讀本」(12)から引用します。これは戦前の国語の国定教科書ですが、言葉、文章、内容とも優れており、香り高い文化、躍動感あふれる物語、加えて豊かな国民精神を感じさせる素晴らしい教科書だと思います。

20140617002

   尋常小学国語読本 巻九 第二十五 選挙の日

  道雄が今朝起きてみると、商用で四国の方へ旅行してきた父が、夜汽車で帰つたところであつた。一月もかゝるやうなお話だつたのに、どうしてこんなに早くお帰りになつたのだらうと思つて聞いてみた。

「おとうさん、御用はもうすんだのですか。」
「いや、まだすまない。今日午後四時の汽車で又出かけるのだ。」
「どうしてお帰りになつたのですか。」
「今日は衆議院議員総選挙だから、投票の為に帰つて来たのだ。」

「お父さんは誰に投票なさるのです。」
「それは誰にも言ふべき事ではない。しかし今度の候補者の中に、
 実にりつぱな考を持つてゐて、あの人ならばと思はれる人がある
 から、おとうさんは最初からちやんと其の人にきめてゐた。今日
 投票の為に帰つたのも出発の時からの予定なのだ。」

「そんなえらい方なら、おとうさんがわざわざお帰りに
   ならなくつても大丈夫でせう。」
  「いや、其の人が当選することはうたがひないが、自分のたふとい
   選挙権を棄てるといふ事は選挙人としてかりそめにもすべき事
   ではないから、かうしてわざわざ帰つて来たのだ。
   当選するしないは別にして、めいめい自分の適当と信じてゐる人
   に投票するのが、ほんたうの選挙といふものだ。世間には、
   いろいろの事情の為に、或は信用もしていない人に投票したり、
   或は棄権してしまつたりする人もあるが、そんな事をするのは、
   選挙の趣意にそむいてゐる。国民として恥づべき事だ。」

道雄は此の時、ふと学校の級長選挙の事を思ひ出した。道雄の学校では、此の間級長が転校したので、近々後任の選挙をすることになつてゐるのであつた。道雄は誰が何と言つても、自分で一番適当だと信じてゐる中村君を選挙しようと決心した。
             (原文は 歴史的仮名遣い/正漢字)

 素晴らしい内容です。政治と選挙の意義、投票への積極的な姿勢、不正不純な投票を排除する自己抑制の態度。国語の中で、公の感覚、社会性の意識をもたせようとする品位ある文章…これが、小学校五年生用の教科書、国語読本に載っていることに驚きを隠せません。

 戦前の教育、特に国語教育の充実した内容には感銘さえ受けます。同じような教育が朝鮮でも、台湾でも実施され、教育基盤がより堅固になったのですが、今日、韓国から異様なほど恨まれる事態になっているのは誠に残念、というより無念、あるいは、とんでもない言いがかりと言わざるを得ません。

 それはさておき、わたし達は、利権組織などの圧力により不純な投票行動に走りがちですが、小学校国語読本にあるように、ゆるぎない自己を確立し、勇気をもってキッパリと圧力を跳ね除けたいものです。

 それにしても、利益団体(圧力団体)は無数にあります。思いつくだけでも…。

日本経済団体連合会(経団連)
電気事業連合会(電事連)
日本労働組合総連合会(連合)
農業協同組合(農協)
全日本自治団体労働組合(自治労)
日本教職員組合(日教組)
日本医師会
日本薬剤師会
全国郵便局長会
在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総聯)
在日本大韓民国民団(民団)
部落解放同盟
新日本宗教団体連合会
創価学会

圧力団体は、政治上の目的を実現するために、外部から政府や議会・政党などに働きかける集団であり、自己の利益を極大化しようとする利益集団でもあります。先般、某大手宗教法人が自己の政治姿勢を守るために異体同心の政党に強く示唆するという異様なシーン(場面)もあり、ますます複雑になっているようです。

 複雑怪奇、色々な問題をはらんでいる今の時代、昔の表現力豊かで品格のある小学校教科書に学んで、国家社会を考え直すヒントを探してみてはいかがでしょうか。復刻版「尋常小學・國語讀本」(12)をお薦めします。

 みなさんはどのようにお考えになりますか。

次回も
時事エッセー
です

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