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2014年6月13日 (金)

「韓国民は親日だ」…親韓派知識人の面妖な発言!

 433回目のブログです。

“わかれても 心へだつな 旅衣 いくへかさなる 山路なりとも”
                藤原定家(千載和歌集)

今別れても決して心は隔てないでください。旅衣をまとい、幾重かさなる山路を旅し、遠く隔たったとしても…。

 山々を越え、遠くへ旅立つ人との別れに際し、名残を惜しむ気持ちを素直に感ずることができる和歌ですが、このような人と人との関係も、いざ、国と国との関係になると、穏やかな情緒から、えげつない厳しさに直面するようになるのかも知れません。

 現在の日韓関係は、読売新聞と韓国日報の5月の共同調査によれば、日本では「悪い」と答えた人が87%に達し、1995年以降の調査で最悪だった昨年の71%を大きく上回り、韓国でも「悪い」は86%で、昨年の78%から増えています。

また、日本では「韓国を信頼できない」が過去最悪の73%(昨年55%)に急増し、韓国では「日本を信頼できない」が83%(昨年80%)に上ったことがわかりました

 この状況は書店に行けばよく理解できます。韓国に関する本、特に嫌韓本が所せましと並び、どれもベストセラーズとなっており、なかには10万部を超える本も数多くでてきていることがわかります。これらの本には売れる要素は多々あるのでしょうが、タイトルが簡にして明のところも一因ではないかと思います。

 韓国との距離感、韓国そのものをあらわすキャッチコピーとして次の言葉があげられています。

● 嫌韓・反韓・怒韓・恨韓・侮韓
  敬韓・親韓・知韓・楽韓
△ 哀韓・憂韓・疑韓・呆韓・笑韓・諦韓・あの国

 なかなか言い得て妙。数年前までは、わたし達一般の日本人は、政治家やマスディアの偏向、歪みにより、韓国の真実を知らされていなかったのですが、最近はネットメディアの普及に伴い、韓国サイドの余りにも理不尽な振舞い(従軍慰安婦、戦時徴用賠償命令、対馬仏像返還拒否、竹島問題、日本海表記の抹殺、天皇陛下への侮辱発言、告げ口外交など)を知ることとなり、嫌韓論に与していったものと考えられます。

 わたし達一般国民の73%もの人が韓国を信頼できないとしていますが、逆に、親韓派の知識人が存在することも事実であり、彼らの発言に一応耳を傾けてみましょう。元共同通信記者、現産経新聞ソウル駐在特別記者の黒田勝弘氏の言葉です。黒田氏は、韓国と40年以上つき合い、30年間も韓国で生活、最近では日本のテレビでもよく顔を出します。

 「韓国の国民のほとんどは、実は反日感情など持っていません。私は生括していて何の危険性も感じないし、不快な思いもしない。それどころか、韓国人はきわめて穏やかで親切です」(週刊朝日)
「メディアや政治、外交の反日は突出しているが、一般国民は静かで日本に親近感も持っている」(朝鮮日報)

 エッ! を言うなと言いたい。韓国の人々が極めて穏やかに見えるのは、30年もその国に住んでいる黒田氏がその風土に慣れ、韓国人そのものの感性になったからに他ならないのではないでしょうか。いうなれば「埋没韓」というべきか。

見て欲しい。韓国の一般国民がサッカーの国際試合で反日横断幕をこぞって挙げるのを。こんな人を、わたし達日本人は、極めて穏やかで親切な人とは言わないのですよ。また、読売と韓国日報の共同調査によっても、韓国人の83%の人が日本を信頼できないと言っているじゃないですか。何を寝ぼけたことを言っているのか、まことに理解に苦しみます。

 黒田氏の主張は、反日は韓国権力者・リーダー・上層部・政治・外交の普通の感覚であり、われわれ日本人はそのことに理解を示さねばならないとしています。そして、一般国民は親日的なんだと。要するに、支配階級が多少悪く(…としても理解してあげるべき)、被支配階級(一般国民のこと)は極めて善であるとの社会思想の持ち主だということでしょう。

 彼は、さも、韓国の歴史的体質に理解を示さない日本人に問題があるかのごとく考え、古臭い、間違った、左翼的な「階級論」に基づいています。あるいは、二重基準による目くらましを狙っているとしか思えません。権力者と一般国民との関係がどうであれ、それは国内の問題であり、それらの総体が韓国を代表する韓国政府としての意志、外交方針となっていることを認識しなければなりません。黒田氏はこんな基本的なことを理解していないか、あえて観点をずらそうとしているかのどちらかであり、知的誠実さに欠けるように思えてなりません。

日本と韓国の関係については、いままでのような観点で論じてはなかなか理解に苦しむことが多く、基本に立ち返って「文明・文化論」に基づいて論じられるべきではないでしょうか。

 一般に、韓国朝鮮は「恨」(ハン)の文化と言われますが、たしかに失脚した最高権力者の末路は、見せしめの断罪の繰り返しです。李成桂は前王朝の高麗王家の女子供すべてを処刑。初代大統領・李承晩はハワイに亡命、2代目尹潽善は懲役5年、3代目朴正煕は在任中暗殺。崔圭夏はクーデターにより失脚、全斗煥は死刑判決、盧泰愚は懲役刑、盧武鉉は収賄容疑で自殺、李明博は実兄および側近が収賄で逮捕。…歴代大統領の悲惨な結末こそ「恨の文化」の象徴と言えるでしょう。

 それに対して、わが「日本国」の文化は何でしょうか。国民を慈しむ皇室」「恥を知る文化」「慈愛と和合の神道仏教」などいろいろな特徴、長所、美点を上げることが出来るでしょう。この言葉ひとつをとりあげても、わが国と韓国とは根本的に文化・文明が異なるのは明らかです。

 このことを深く、厳しく認識して隣国である韓国と付き合うことをしない限り、痛い目を合わされるのは必定ではないでしょうか。政治家、官僚、経済人、マスメディア、教育者、学者など、すべからく文化と文明をベースにした日韓関係を語ってもらいたいものです。

 明治のはじめ、日本と朝鮮のことを論じた二人がいました。

 「朝鮮もこれまでは、実に死に瀕していたのだから、これからきっと蘇生するだろうよ。これが朝鮮に対するおれの診断だ」(勝海舟「氷川清話」)

 「支那朝鮮に接するの法も隣国なるが故にとて特別の会釈に及ばず、正に西洋人が之に接するの風に従て処分すべきのみ」(福沢諭吉「脱亜論」)

 明治維新を経、明治を色濃く彩った勝海舟と福沢諭吉のどちらが正しかったかは、百年を越えた今、中国・韓国の状況から判断して、ことは明白になったと言えるでしょう中国・朝鮮は隣国だからといって特別扱いすべきではなく、西洋人がこれに接するようにすべきである”福沢諭吉の慧眼、これに過ぐるものはないのではないでしょうか。

 それにしても、北東アジアにある、大韓民国(韓国)朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)中華人民共和国(中国)との関係には頭を悩ませますが、歴史に学び、適宜な距離を保って、正道を歩むことしかないと覚悟をきめることが大事だと思います。

 みなさんはどのようにお考えになりますか。

次回も
時事エッセー
です

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コメント

 国防上半島の政情に関わらざるを得なくなった明治維新に至るまで近世以降の日本人で知っていたのは、朝鮮通信使の接待を担当した幕藩の役人だけで、一般大衆を含めた朝鮮人の思考や性情を比較文化論的に把握した人はなかったのではないか。明治政府が李氏朝鮮と直接外交事務を始めたとき初めて朝鮮人が中華主義に染まった誇り高きタテマエ主義者であり、外国と対等な交渉に臨むことを苦手とする民族であることに気付いたのではないか。西郷隆盛が朝鮮派遣を願ったのも彼が会って説得すれば朝鮮人の頑迷固陋の壁も敗れると思ったからだろう。残念ながら日本人は明治以降ずっと朝鮮人が日本人と国民性が大きく異なっていることに気づくことなく支援を重ねてきた。そして戦後はひたすら贖罪を重ねてきた。近年の韓国政府や韓国民の狂信的な反日の言動を目にして漸く多くの日本人が韓国人の精神文化や性情の特異性を知るようになったが、北朝鮮人も性情は韓国人と同じである。常に大陸内部の諸民族の圧迫を受けながら生き抜いてきた半島人と、1945年まで歴史上領土を占領されたことのない日本列島の民族とでは歴史文化が違いすぎている。干渉しあうことなくの共存は可能だが、相互理解に立っての共存は不可能と知って付き合うべきである。

投稿: 齋藤 仁 | 2014年6月13日 (金) 09時21分

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