食のカントリーリスク…中国製腐肉チキンナゲットに思う!
440回目のブログです。
“人の行く 道に迷はば なにかせん 書の林はわけつくすとも”
明治天皇御製(明治39年)
人として行くべき道に迷うならば何の意味があろうか、たとえ、万巻の書を読破したとしても…。
読みやすくわかりやすい言葉の御製ですが、なかなか耳に痛く厳しいお言葉です。最近の風潮をみても、頭でっかちで理屈が多く、安易に感情に左右され、あげくは、似非知識人のイデオロギー過多の考えに影響され過ぎ、あっちにフラフラ、こっちにフラフラ、迷いに迷い、まるで志も無きかのように、腑抜けた状態が続いているように思えてなりません。
つい先日、中国の上海福喜食品工場が、床に落ちた食肉をそのまま製造ラインに戻したり、消費期限を7ヶ月も過ぎカビが生え変色した鶏肉を使用するなどしていることが表面化し、それがわが国にも堂々と輸入されていることが判明しました。
しかし、これはわが国にとっては、毒入り餃子事件を含め、過去何度も経験したことではなかったのでしょうか。世界最大級と指摘されている中国食品のカントリーリスクを完全に無視、軽視、楽観視し、何らの手を打たなかったために生じたことであることは明白です。
わが国の政府や販売会社は「人として行くべき道を間違えた」あるいは「人として行くべき道に迷った」から、国民に、消費者に不信と不安を与えてしまったのですが、政治家も、行政も、販売会社も、責任感は露ほども感じていないように思えてなりません。
ここに、わたしの敬愛するブログを許しを得て転載します。軽妙、洒脱なキータッチのなかに「真実」が述べられていることに着目していただきたいと思います。
■ おはようございます! ファーストフード気を付けよう!
上げパパです!
やっと、
おおやけになりましたねー。
外資系ファーストフード企業の危険性。
今回は、
中国の上海福喜食品工場が、
床に落ちた食肉(→ハンバーガーのパティに)や、
7か月以上、賞味期限が過ぎた、
変色した鶏肉(→チキンナゲットに)を、
卸し、販売してた事件。
中国国内に優先的に
出回ったようですが、
日本にも、もちろん、
輸入されておりました。
今のところ、正直に手を挙げたのは、
日本マクドナルドと、
ファミリーマート。
ってか、誰でも思いますよね。
2社だけじゃないだろ、って(笑)
中国国内で明らかになった取引先、
マクドナルド、スターバックス、
ケンタッキーフライドチキン、
ドミノ・ピザ、ピザハット、サブウェイ、
ファミリーマートなど、
日本国内の企業も疑うべきでしょ。
去年の2月に、
同じく、中国の大用食品ってとこで、
病気鶏肉を食品に転用した事件があり、
病気鶏肉問題で日本マクドナルドが返答 疑惑企業からの輸入
認めるも、安全確認は現地任せ (02/17 2013植田武智)
【日本マクドナルド社の回答】
中国の薬漬け・病気鶏肉問題に関する質問に対し、日本マクドナルドから「お答え」が届き、疑惑の河南大用食品からの輸入を認めた。つまり、薬漬けの病気鶏肉が、日本のマクドナルド商品にも混入していた可能性がある。マクドナルドは「抗生物質使用規制のグローバル基準があるから安全」とし、確かに2003年に米マクドナルドが全世界のサプライヤーに対して抗生物質の規制政策を打ち出しているが、今回の事件で、中国では全く機能していないことが判明した。基準の遵守を誰が監視しているのかという質問に対し、現地企業任せで、工場の監督も中国の行政機関任せ、と答えている。中国は世界最大の抗生物質生産・消費国で、動物に使われる抗生物質も、日本の3倍。そうした国から鶏肉を輸入している以上、ス-パーや外食企業は、自ら基準遵守の確認に乗り出すべきだろう。
そこの鶏肉を輸入してた、
日本マクドナルド、ケンタッキーなど、
今、被害者面してる企業の面々が、
「取引先を変えます!!」
言うて、変えた先が、
今回の上海福喜食品。
笑わす気か!
そして、今回も、
日本マクドナルドはこう言ってます。
「タイや中国の別工場で生産した商品への切り替えを進めている。」
”タイ”はカモフラージュ、
”中国の別工場”が本命。
そして、また、事件は繰り返される。
月給3万円ほどで働く工場員で回す、
中国の食肉加工工場の商品の仕入れ値は、
利益重視の外資系ファーストフード企業には、
どうしても捨てきれない仕入れ先です。
今後も、中国からの不衛生な原材料の輸入は
続いていくでしょう。
ちなみに、
マクドナルドの100円バーガーは、
原価が28円です。
マクドナルドの↓原価表
(http://tinyurl.com/m2vs5hy)
普通、
日本のハンバーガー専門店に行けば、
ハンバーガー1個、
700円か800円はしますよね?
マクドナルドのハンバーガーが、
どれだけゴミみたいな原材料を使ってるか、考えれば、すぐ分かると
思います。
以前、日本マクドナルドが輸入してた、
中国の工場の↓映像。
(http://tinyurl.com/m9sadvp)
【中国産】薬漬けブロイラーの実態【やばすぎる鶏】
この鶏が↑チキンマックナゲットになってました。
この事実がバレた時、
日本マクドナルドは、
「疑わしい場合は食べないことをオススメします。」
言うてましたよ♪
マクドナルドの仕入れ先点検作業は、
食品衛生基準の書類を送るだけで、
点検作業は現地任せ、
現地が嘘をついても、
こちらはきちんと衛生基準の徹底を、
”伝えていた”、
で、すぐ逃げます。今回も。
ほかの外資系ファーストフードチェーンも、
大体、同じやり方です。
今回の事件では、
日本国内企業である、
ファミリーマートの名前も挙がったのには、
驚きましたが、
国内企業も汚染されてる現実があるようです。
アメリカでは、
マクドナルドなどの
ファーストフードチェーンが、
成人病患者、糖尿病患者などを作り出し、
医療機関が絶えず儲かる
社会構造が定着してますが、
日本には、そうなって欲しくないなーって、思います。
上げ郎は、個人的にですけど、
外資系ファーストフードチェーンのお店には、
一切、行かない、食べない運動を、
数年前から、子供たちと実施中です♪
あ、国内でも、
異様に安い食べ物屋や、
コンビニ食品も気を付けてます。
口に入れるものは、
気を付けないとですね♪
マクドナルド、スターバックス、
ケンタッキーフライドチキン、
ドミノ・ピザ、ピザハット、
サブウェイ、コンビニなど、
十分に気を付けてくださいね。
ファーストフード、
イコール、
ジャンクフード、ですから。
さ!ということで!
あ、韓国食品もヤバイですからね~。注意!注意!!
http://age.deca.jp/(筆者:上げパパこと、熱意上げ郎39歳)
ブログ【シングルパパ熱意上げ郎の子育て泣き笑い奮闘記】より
日本社会においては、食品は、それが安いに超したことはありませんが、安全が第一であるべきと考えられています。その社会風土は、もちろん例外は少しはあるでしょうが、づっと続いてきていると思います。
にもかかわらず、外資系を中心として、日本企業も、中国であればなぜ甘い対応になっているのでしょうか。どうにも合点がいきません。中国(中華人民共和国)については、性善説は一切通用せず、完璧な性悪説で臨まねばならないことは以前より指摘されているからです。経済も政治も甘ちゃんばかりでしょうか。
食品を安全に製造するには、①管理能力、②民度、③社会風土がバランスされていることが肝要と言われます。製造マニュアルが完璧でも、労務管理に問題があれば不満分子がマニュアル違反をするなどは当たり前。上司の適切な指示命令に従うことが良い製品を作るという認識を共有する民度も必要。個人や氏族の利益のみを追求する中国社会の不条理が不条理だと思われない社会風土では、徹底した性悪説で管理する以外に方法なし。
以上を見れば、中国では近い将来まで、安全な食品を製造することはほぼ不可能だと思われます。それでも、製造地を表示せず輸入し、販売し、国民が無知のままで消費する構造でよいのかどうか、根本的に見直す必要があるのではないでしょうか。
それにしても、日本人は、何事につけても、甘すぎるように思えてなりません。
わたし達は、人として行くべき道を間違えたり、あるいは、人として行くべき道に迷ったりしないよう自戒したいものです。
みなさんはどのようにお考えになりますか。
次回も
時事エッセー
です
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