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2016年6月 3日 (金)

“精神の貧困”…舛添都知事&ピースボートに見る!

 536回目のブログです。

 

 “学問のある人とは、本を読んで多くのことを知っている人である。
教養のある人とは、その時代に最も広がっている知識やマナーを
すっかり心得ている人である。そして有徳の人とは、自分の人生の
意義を理解している人である。”(トルストイ)

 

 6月は水無月とも言い、水の月を意味するそうで、いよいよ梅雨の季節になろうとしています。梅雨と言えば、何となく鬱陶しい気分になりますが、この季節がもたらす雨や水は、農産物などには欠かすことのできない存在であり、鬱陶しいなどと言えば、罰が当たります。花の中には、この湿気を好む紫陽花(あじさい)などが咲き誇り、七変化させながら多彩な色合いを見せてくれるのですから、またそれなりに楽しめるのではないでしょうか。

 

 しかし、人間社会の蠢きには目を背けるような、真に鬱陶しい事象が生じています。一つは、連日、TV、新聞、週刊誌で報道される舛添都知事の度外れた言動であり、一つは、悪名高いピースボートの利己主義そのものの言動です。この二つについて考えてみましょう。

 

【舛添都知事事件】

 

舛添都知事事件は、言うまでもなく、政治資金の私的流用(公私混同)、贅沢三昧(公費の無駄使い)、不誠実な行為(日本の政治家として落第)で、世間から指弾された舛添氏の言動です。特に、私生活に必要とするあらゆるものを政治資金で賄っていたことが明るみにでたことで、国民は、あきれてモノも言えないばかりか、怒りの声を発しています。それも、国民の税金である「政党交付金」からまかなっているので、いわゆる世論調査によれば、どの媒体でも、何と90%以上の人が納得できないと回答しています。中には98.2%という驚くべき数字もあります。

 

それでは、舛添氏のとんでもない行為を、報道されている範囲で分類してみましょう。

 

(a) 政党交付金(政治資金)の私的流用
 
・回転寿司代 (会議費として)
・絵画をヤオフク
(ネットオークション) (研修・贈答として)
・娘のブレザー・スカートをヤオフクで
・年末年始の家族の高級ホテル宿泊代 (会議費として)
・事務所家賃として妻の口座へ4,000万円
・他

 

(b) 公費の無駄使い
 
・美術館博物館を39回視察 (美術が趣味・鑑賞)
・飛行機はファーストクラス (考える時間必要のため)
・ホテルはスイートルーム連泊 (賓客対応のため)
・膨大な額の海外出張費
・他

 

(c) 不誠実な行為
・実姉が生活保護費を支給されており、生活保護費激増の折、
 役所が舛添氏に共助の精神で一部でも負担してほしいと要請
 したが、舛添氏はきっぱり拒否。
・新党改革を解党する際の残金は本来国庫に返還すべきであるが、

   自分の資金団体に移転。
・都庁の部屋の名札「東京都知事 舛添要一」のフリガナに何と

   ハングル文字が記されているとのこと。
・新宿区にある6000㎡の都有地を韓国人学校の増設のために
 提供するとの方針が舛添知事の強い指示で決められた。

 

いやあ、あるは、あるは、出るは、出るは。何と言えばいいのでしょう。ズルい・あざとい・抜け目がない・卑しい・セコイ・みみっちい・さもしい・汚い・醜い・賤しい・ゲス・傲慢…これらのすべてが当たっていると思わざるを得ません。

 

なかでも、今回、ほとんどのメディアが敢えて見逃していることが、韓国人学校の増設問題です。都は、韓国人学校の現在の充足率を、小学校で98%と把握しており、韓国以外の国々の学校に比べて緊急を要していないと判断しているはずです。(∵データが極秘)

 

保育所の不足が政治問題化するほどになっているにもかかわらず、なぜ韓国人学校に都内の超一等地(わたしは、このすぐそばに住んでいたことがありよく知っています)を提供するのかについて、舛添知事は納得のいく説明をしていません。

 

舛添都知事の問題は、政治資金のセコイ流用もさることながら、都民に嘘のデータを述べても韓国朝鮮に肩入れするという元国際政治学者としてのあきれる言動に、その本質があることを知らなければなりません。

 

【ピースボート自衛隊護衛問題】

 

民間国際交流団体「ピースボート」の旅客船が、5月3日~4日アフリカ・ソマリア沖を航行した際、海賊対処のために展開している海上自衛隊の護衛艦「ゆうぎり」にアデン湾内1200kmも護衛されていたことが報道されました。

 

そもそも、ピースボートは海上自衛隊の派遣に反対の立ち場にもかかわらず、平成21(2009)の時も海自の護衛を依頼しており、今回も同様に護衛してもらったのです。

 

何かおかしい。海賊対策での海自派遣に猛烈に反対しながら、自分らだけは安全に航行してもらうという、さもしい思想。彼らの日頃の主張とのギャップはあまりにも大きく『危ない時は守って』とはムシがいいを通り越して、まさしく自己中心主義そのものであり、はっきり言って“不誠実”“不道徳”“身勝手”と言わなければなりません。

 

・もしも、今後も護衛してもらいたいと望むならば、命を懸けて護衛している自衛隊、海上自衛隊の存在意義を認め、感謝の意を表すのが、普通の人間であり、本来の日本人の心根だと思います。

 

・今すぐ、自衛隊を認めてはどうですか。中国の古典に学びましょう。
『過則勿憚改』(過ちては 則ち 改むるに 憚ること 勿れ)
という言葉もありますから。

 

 ピースボートと舛添都知事に共通することは、両方とも“厚顔無恥”だということ。そして、これは、わが国のリーダーが精神の貧困に陥っていることを示しているのではないでしょうか。

 

 口幅ったいようですが、いずれも「志」を欠いているように思えてなりません。志とは士の心、すなわち「公」に対して自分は何を貢献するのかということであり、少なくとも、ピースボートや舛添都知事のように「私」を優先することではないはずです。

 

 いよいよ参議院議員選挙です。わが国の歴史に鑑み、公に尽す政治家を選びたいものです。

 

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回も
時事エッセー
です

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コメント

舛添悪説に対して敢えて反論します。

舛添さんの諸悪、これは誰でもしていることではないでしょうか?
石原元都知事もスイールームを使った。都知事時代ほとんど都庁に出勤しなかった。などなど他の知事も洗えばぞろぞろ出るのが日本社会ではないでしょうか?
何故、一般市民が考えておかしいと思うような費用を役所は出すのでしょうか?
役所がこのような無駄な支出を都民の税金から平気で出すことが問われるべきではないでしょうか?

ピースボードが護衛を依頼した件、敢えて反論します。
これが民主主義の世の中ではないでしょうか?
自衛隊を反対している人がいたとしてもその人たちは税金を払っています。自衛隊反対だからと言って自衛隊の経費を引いて税金を払うことはできません。
自衛隊を反対している人たちも災害が起これば自衛隊に救助を依頼します。
ピースボードも大目に見てやってください。

投稿: 石川 達夫 | 2016年6月 3日 (金) 10時31分

 大衆が求める社会のリーダーには、「小悪を恐れずに大善を為す」決断力を持った人と、逆に「如何なる場合にも不善を憎む」清廉の人と二つのタイプがある。前者の「小悪」とは個人の利欲のために為す不善をいうのではなく、社会全体からみれば有益な大改革や事業を円滑に進めるには悪或いは犠牲と見なされる諸問題を恐れず、ということを意味している。舛添知事はそれを誤解している。だがそれよりも国民が嫌悪を覚えているのは金銭に関する彼の貪欲さではないか。  我が国は長らく「人品」や「人徳」の高さが人間評価の基準となっていたが、近年は経済的豊かさとそれに繋がる(と思われている)高学歴或いは豊富な知識の有無が重視されている。古の日本人は己を磨くために学んだが、今日の日本人の多くは名利を熱望するが故により高い学歴を求めている。 従って東大教授まで勤めた舛添氏が、漸く手に入れたポジションを利用して、学歴に合った金銭を一挙に手に入れようとした(彼からすれば取り戻そうとした)のも現代日本を象徴する光景であろう。 古の学問が己を磨くことを究極の目的とした所以は、いかなる地位や富、或いは家庭を得ようと、人間は結局己一個を如何に処するかについて死の時まで悩み抜く存在だと言うことを万人が認めていたからである。そこに哲学や宗教の存在理由があった。その悩みは将来如何に科学が進もうと消えることがない。いずれにしても専門的な学問知識が個々の人間の日々の生活の実体と大きく乖離していることが、新聞やTVに登場する人々の裏の顔を一層醜いものにしているのではないか(利欲に拘泥する汚い顔・家庭での孤独に慄く欝の顔等)。それは舛添氏もピースボートの面々も同様だろう。

投稿: 齋藤仁 | 2016年6月 3日 (金) 08時26分

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