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2017年4月28日 (金)

「北核への対抗策」…これが喫緊の課題だ!

 583回目のブログです

 

花の色は 散らぬ間ばかり ふるさとに 常には松の 緑なりけり”
 
         藤原雅正
(平安中期・紫式部の祖父・後撰和歌集)

 

 花の色が素晴らしいのは散らない間だけのこと。この古い里で常に私を待っている松の緑こそが真に素晴らしいものである…。

 

 桜の花は完全に散り、柔らかい緑色の葉桜の美しさを見せ始めてきました。緑と言えば松。常に瑞々しく深い緑色を湛えている松こそは、人に例えれば、ひとりの堂々とした姿を彷彿とさせてくれます。

 

 今日、人と同じように、国も凛然とした佇まいを求められるようになってきたように感じざるを得ません。

 

 と言うのも、北朝鮮(正式には朝鮮民主主義人民共和国!)が、ミサイルや核の開発を通じて、日本国に恫喝と不法行為を重ねているのもかかわらず、わたし達日本人の「平和ボケ」が依然として続き、いたずらに時間が経過して行き、北への毅然とした対処策を講じないままにあるからに他なりません。

 

 はたして、このように、なるがままにまかせ、アメリカにおんぶに抱っこ、考えることさえ放棄した戦後の70年間、…これはまさしく「ユデガエルの70年」と言うべきではないでしょうか。

 

 「ゆでガエル理論」とは、ゆっくりと進行する危機や環境変化に対応することの大切さ、難しさを戒めたたとえ話。カエルを熱湯の中に入れると驚いて飛び出しますが、常温の水に入れて徐々に熱すると、カエルはその温度変化に慣れていき、生命の危機と気づかないうちに茹であがって死んでしまうという話です。

 

 しかし、過去はそうであったとしても、わたし達は、このまま「日本」と言う歴史ある立派な国を幻の過去の国にしてしまうことは許されません。そのためには、わが国の防衛、安全保障について真面目に考えることが大切ではないでしょうか。

 

 北朝鮮「日本列島沈没しても後悔するな」などと威嚇

 

  北朝鮮は21日夜、アジア太平洋平和委員会の報道官声明を発表。アメリカのトランプ政権が、北朝鮮への対応で軍事的な選択肢も排除しない姿勢を示していることについて「水爆から大陸間弾道ミサイルまで、すべてを持つわれわれは、アメリカのいかなる挑発にも対応する準備がある」「われわれの首脳部を狙う敵対勢力は、南が灰となり、日本列島が沈没し、アメリカ本土に核が降り注いだとしても、後悔してはならない」と威嚇牽制しました。
            (422日 NHK)

 

 北朝鮮は、415が金日成の生誕日であり、平壌にて軍事パレード。党副委員長は「米国が挑発を仕掛ければ、即座に殲滅的攻撃を加え、核戦争には核攻撃で応じる」と述べました。

 

 425は北朝鮮の挑戦人民軍創建85周年記念日。米国、日本、韓国などの周辺国は北朝鮮による核実験などの挑発行為を警戒し、米海軍は原子力潜水艦「ミシガン」を韓国・釜山に入港浮上させ、北朝鮮に見せつけています。「ミシガン」はトマホーク巡航ミサイルを154発という凄まじい数を搭載した米海軍最大級の原潜ですから、その威圧感は半端ではありません。

 

 トランプ大統領は、対北朝鮮において8年間全く無為無策だった民主党のオバマ大統領とは全く異なり、保有する軍事力を最大限に威圧的に使用しているのは間違いないと思われます。

 

 では、わたし達日本人は、北朝鮮の核武装、北核に対してどのように対抗策を講じればよいのか、どういう姿勢を覚悟するのかについて、色々な考えを見てみましょう。

 

(A)世界の秩序と平和のために、日本が核ミサイル攻撃を受けても
 
甘んじて受ける

 

  憲法前文の趣旨から、外国からの攻撃はないと信じるとともに
   憲法9条にもとづき自衛隊を解散し、武力を放棄し、非戦・平和
   に徹する。万々一侵略されたら、白旗をあげ、あきらめる。
  自力だけでは防衛できず、現状のまま、アメリカに全面的に頼り
   北核に反撃してもらう。(敵基地先制攻撃は不可)
   万一防衛できなければ、あきらめて死を待つ。

 

(B)日本国民の安全保護のため、世界秩序の安定のために、日本が
 
核ミサイル攻撃を受けることを許さない。甘んじて受けない。

 

  核武装への道を早急にすすめる。
  非核3原則「核兵器を持たず・作らず・持ち込ませず」を廃し
 
   「持ち込ませず」を削除。そのうえ、アメリカとの「核シェア」
 
   を行い、実質的には核保有国として臨む。
  ※いづれにしても、防衛予算の現行GDP比1.0%を修正し、
   1.5%へのアップを段階的に図る。

 

 朝鮮半島が、異常に緊迫した情勢にあり、わが国の安全は、場合によっては風前の灯と言えるかも知れません。わが国の周辺は、中国・ロシア・北朝鮮が核武装国家であり、中国・北朝鮮・韓国が永きに亘り徹底した反日国家であることを認識すれば、甘い対応、緩い対抗策ではどうにもならないでしょう。

 

 わたしは(B)の②と③が現実的に見て緊急な対抗策だと考えます。核を持つのが理想かも知れませんが、そうすれば、中国、アメリカ、ロシア、欧州まで敵にまわしてしまいます。であれば、ヨーロッパの核兵器を持たないベルギー、イタリア、ドイツ、オランダがアメリカと結んでいる仕組みにならって、わが国も、ニュークリア・シェアリング(核の共有)をはかるべきだと思います。

 

 「核シェア」(ニュークリア・シェアリング Nuclear Sharing)とは、日常的にアメリカの核を使って訓練を行い、一朝、有事の際には、そのアメリカの核を使って反撃できることを言います。

 

 これであれば、アメリカや欧州から文句は出ず、わが国は、アメリカの核兵器を利用することになり、中国の武力的威圧に対する抑止力となり、毅然と対峙できるのではないでしょうか。

 

 国政に携わる政治家には、周辺国からの脅威、特に北の核、中国の尖閣・沖縄侵略に対してどう対処すべきかについて、真剣に考えて欲しいもの。

 

 しかしながら、残念なことに、一部の政治家はとんでもない言動(言葉と行動)を繰り返しています。
 ・武藤貴也
(自民党・滋賀4区)未公開株金銭トラブル
 ・宮崎謙介
(自民党・京都3区)育児有給休暇不倫
 ・務台俊介
(自民党・長野2区)東北被災地おんぶ視察
 ・中川俊直
(自民党・広島4区)不倫セクハラ
 ・小西洋之
(民進党・千葉・参)「テロ準備罪成立したら国外亡命」
 ・今村雅弘
(自民党・比例九州)「東北大震災、東北の方で良かった」

 

 そのほか、あるはあるは。今、わが国が大変な事態のど真ん中にあるという意識が皆無であり、精神状態は緩みっぱなし、あまりにも低次元で言葉もありません。政治家の前に、人間であり、日本人であってほしいと切に願うところです。

 

 喝! もっと真面目になりませんか。

 

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

 

次回は
時事エッセー
です。

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コメント

わたしは、ヨーロッパの核シェアリングを誤解していたようです。核の専門家である矢野様によりますと、シェアリングしているのは自ら核開発をした英国だけであり、ドイツ、イタリアなどは実質的にはシェアリングしておらず、アメリカ大統領が決定権を持っているとのこと。やはりアメリカは甘くないことがわかりました。矢野様のご教示に感謝します。

投稿: のんちゃん | 2017年5月10日 (水) 16時09分

北の脅威に対する対抗策を現実的に考えておられる点は素晴らしいと思います。ただ対策案として核シェアリングを主張されていますが、シェアリングの実態に誤解があります。真のシェアリングわしているのは独自に核開発をし原潜も保有している英国だけです。ドイツ、イタリア、その他の国は国内に米軍の核弾頭管理部隊を駐留させ普段から訓練もしているものの、核の引き金は米大統領が独占しており、シェアリングはしていません。米大統領の同意がなければ譲り渡されず使用できません。シェアはシンボリックなもので維持管理の責任と核攻撃を受けるリスクだけが高まります。日本としては核搭載の原潜を保有するのが最善で英国型の真の核共有を目指すべきです。その場合も最低限独自の核断頭開発は必要です。

投稿: 矢野義昭 | 2017年5月 5日 (金) 08時02分

アメリカの軍事力(空母機動部隊、トマホーク装備の潜水艦)の前に結局北朝鮮は核実験できない。アメリカの抑止が効いているからだ。長距離砲など通常火力による演習で終わらせてしまった。北朝鮮の装備は全体的にはお粗末一世代前の兵器しかも故障率高そうである。ミサイルは不完全ながら飛距離だけはあるので一概に無視はできない。しかしこのまま終われば何も解決しない。北朝鮮は試行錯誤を繰り返しながら完成度を上げていくだろう。これを防ぐためには斬首作戦の実行しかない。それは宮廷革命による反金王朝政権の樹立を狙うものである。

投稿: 福井凜風 | 2017年4月29日 (土) 20時09分

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