堕落と醜悪の自・公…大阪市議会「慰安婦像」めぐって!
614回目のブログです
“再びと 返らぬ歳を はかなくも 今は惜しまぬ 身となりにけり”
武市半平太(幕末・勤皇の志士)
ふたたび帰ってこない歳月を、これまでははかないものと思っていたが、今となってはそれを惜しむこともない身になってしまった…。
武市半平太は土佐勤皇等の盟主として活躍しましたが、政治犯として1年半も獄に繋がれ最後は切腹、36歳の生涯を終えました。これは辞世の歌です。
武市半平太は新国劇「月形半平太」のモデルのひとりとも言われ、お茶屋遊びのあと、舞妓の雛菊が「月様、雨が…」という言葉に対し、月形半平太が「春雨じゃ、濡れてまいろう…」という言葉でこたえるところは、人口に膾炙(人々の話題に上ってもてはやされ広く知れ渡ること)しており、名場面といえるのではないでしょうか。
さて、わが国は中国・韓国から執拗な「歴史戦」を挑まれていますが、そのひとつに、いわゆる「慰安婦像」をめぐっての“戦い”があります。
■サンフランシスコ市長、慰安婦像の受け入れ署名
大阪市との姉妹都市解消決定的に
米サンフランシスコ市のリー市長は、旧日本軍の慰安婦問題を象徴する少女像の設置を受け入れる文書に署名。市議会は民間からの像の寄贈を受け入れる決議を採択していた。
大阪市の吉村洋文市長はリー氏に対し、市議会決議を拒否しなければサンフランシスコ市との姉妹都市関係を解消すると文書などで申し入れ。日本政府も「極めて遺憾だ」(安倍晋三首相)とリー氏に決議拒否を求めていた。リー氏は今回、像受け入れを明確に示し、両市の姉妹都市関係の解消が決定的となった。
(2017/11/23日経新聞一部抜粋)
大阪市は、60年前からサンフランシスコと姉妹都市を結び、交流・親善を深めてきました。しかしながら、中国・韓国系の民間団体が、いわゆる慰安婦像をサンフランシスコの公共物として公園に設置することを画策、市議会は全会一致で慰安婦像の寄贈受け入れを採択したのです。
そして、議案の拒否権を持つエドウィン・リー市長は、大阪市の吉村洋文市長の再三再四に亘る寄贈を受け入れないようにとの申し入れを拒否、積極的な受け入れを明言しました。
吉村市長は、再三にわたって、リー市長が像を受け入れれば姉妹都市を解消せざるを得ないことをはっきりと述べていましたが、一顧だにされなかったのです。それもそうでしょう、リー市長は中国系であり、昨年末には韓国ソウル市から名誉市民の称号を贈られているほどですから。そして、サンフランシスコは、近年中国系と韓国系が力を増してきている地域と言われています。
慰安婦像の問題点は、それが捏造であることにつきます。慰安婦像の碑文から一部引用しましょう。
・日本軍によって「性奴隷」にされ…
・慰安婦と呼ばれた「何十万人」の女性と少女…
・その女性たちの大多数は「囚われのまま命を落とし」ました…
「性奴隷」「何十万人」「囚われのまま絶命」こんなことが歴史的事実としてあったのでしょうか。この3点については、あの朝日新聞を含めて左と右すべての人がありえないことと認めているのですから、これは、中国・韓国の『プロパガンダ』(特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為)であり、いわゆる歴史戦の一環…すなわち戦争といってもいいものなのです。かの国は、今後、全米はもとより世界各国へ水平展開すること必至であり、わたし達は、それを少なくとも準戦争と認識しなければならなのではないでしょうか。
また、特筆すべきは、この碑文には「この暗い歴史は、生存者が勇敢に沈黙を破った1990年代まで、何十年も隠されていました。」と刻まれていることです。思いだしてください。1990年代にそれらの話をでっち上げ、捏造したのは朝日新聞をはじめとする日本人であったことを。慰安婦問題の発端は朝日であることは周知のことですが、朝日は世界に対して、未だに捏造記事の訂正とお詫びをしていない不誠実さを知らねばなりません。朝日は、一刻も早く、英語・中国語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・アラビア語・ポルトガル語・ロシア語などで訂正とお詫びをしなければなりません。
さて、ここで面妖なことが生じています。大阪市の吉村市長が、日本国の名誉と尊厳、将来の子孫のために、サンフランシスコとの姉妹都市を解消する意思を表明したことに対して、何と、大阪市の自民党市議と公明党市議が反対し「解消ではなく交流の中で解決に向け努力していくべきだ」と申し入れしたことです。
自民党と公明党は、吉村市長が苦渋の中でリー市長に“情理を尽くし”複数回にわたり説得に努めたにもかかわらず、リー市長が一顧だにしなかった重い事実を全く無視した、何ともレベルの低い判断をしたと考えます。
公明党は最有力支持母体が創価学会であることと、自民党(大阪)は古い体質のままわが国の国益に焦点をあてるのではないため、親中・媚中・屈中・隷中、親韓・媚韓・屈韓・隷韓のいずれかの用語に当てはまる位置にあると考えられますので、ある意味で、朝日新聞と同じメンタリティを有していると思います。
それにしても、吉村大阪市長は素晴らしい政治家であり、国政に転出し国の舵取りをしてほしい人物だと考えています。わたしは、めったに政治家を持ち上げないのですが、真の教養を身に着けた柔軟かつ一本筋の通った言動に敬意を表しています。まだ若く、スマートな雰囲気もあり、わが国の将来をになう大政治家の風格ありと睨んでいます…。
一方の自公両党の体たらくは見ていて痛々しい思いがします。たとえば、韓国を見れば、過去も、今も、単なる友好的な交流のなかで政治的成果がいちどでも生れてきましたか。歴史を少しでもいいですから学ばなければなりません。そういう歴史を学べば、サンフランシスコへの対応は吉村市長に完全に軍配が上がるでしょう。大阪の自公両党は堕落と醜悪以外の何ものでもないと言わざるを得ません。
さいごに、サンフランシスコ慰安婦像の設置に反対してこられた現地の有志の方々の“悲痛な魂の叫び”を長文ですが、ぜひお読みください。
【SF有志より 慰安婦碑寄贈決議 SF市長承認をうけて】
本日(11/22現地)サンフランシスコ慰安婦碑寄付決議案は、サンフランシスコ市長署名をもって承認となりました。
慰安婦像と碑文がサンフランシスコ(以下サ)市の公共物となりました。今後最低20年の維持費とともに受け入れられました。
通常、サ市長は承認をわざわざしなくても、肯定も否定もしない形で自動成立となるのですが、サ市長は署名をして承認をするという極めて強い肯定だったことをお伝えします。
また、この決議は、サ市長が拒否権を発動しなければ姉妹都市関係を解消すると、大阪市長がサ市長に申し入れていたにも関わらず、承認されたものです。
更に、安倍首相は、政府としてサ市長に拒否権の行使をするように申し入れたと国会答弁でおっしゃっていたことも付け加えさせていただきます。
私たち有志は、日本を含め多くの方々の善意と温かい励ましに支えられ、2015年夏に最初のサ市慰安婦碑設置決議案がでてから、慰安婦の日制定決議案、慰安婦教育決議案、慰安婦の碑寄付決議案、と手弁当でずっと戦ってまいりました。
しかし、すべての決議において、全会一致の可決という非常に悔しく悲しい結果となりました。
日本政府の要求は、サ市長にきっぱりと断られたという結果になりましたが、この責任は一体誰にあるのでしょうか。
また、この像のために、恐怖をいただいているサ市の日本人や日系人の親は、どうしたらよいのでしょうか。
碑設置派は、像と碑の設置に成功し、今度はこの像を子供のフィールドトリップの目的地にするといっています。学校では、教育課程の中に、慰安婦の歴史を入れ込みます。
学校で教え、像の前に連れてきて日本は悪だと洗脳するのです。
また、設置派は、日本の戦犯を祀っている靖国神社に安倍首相が毎年いくが、私たちにはこの慰安婦像、碑があるといっています。そして、ナチスドイツが謝ったように、日本もこの慰安婦問題を謝れといっています。
これまで、サ市の公聴会では、私たち有志は数多くの碑設置賛成者の前で勇気を奮い、地域の調和が大事だ、設置派がいっている慰安婦の歴史は嘘である、サ市の慰安婦問題は中国共産党のプロパガンダの道具であるということを、もう何度も何度も訴えてまいりました。
碑設置派は、市議たちや数多くの団体、事業主の応援のもと、可決を勝ち取り、SF中国総領事から祝福を受けていました。
それに引き換え、日本の政府と領事館は、私たちをサポートすることはありませんでした。
なぜなら、私たちは、河野談話をひきついだ主張をしてこなかったからです。真実をいってきたからです。
市議会では、碑設置派の主張する歴史は捏造であると主張してきたために、私たちは市議たちから、歴史否定者と何度もののしられました。碑設置派は、そんな市議たちに拍手で声援をおくりました。時には「恥を知れ」と4度いわれ、それに対して出した抗議文の返事がまた「恥を知れ」ということもありました。
私たちは、恥知らずなのでしょうか。私たちは、日本の恥なのでしょうか。
真実を言わずに、像や碑が取りやめになっても、慰安婦教育はつづくのです。
碑は一夜で壊せても、教育は人をつくりあげます。河野談話を受け継ぐ限り、慰安婦教育は続きます。
サ市の慰安婦像、碑は公共物となりましたが、これまで碑設置反対の署名をしてくださった方、サ市に抗議文を送ってくださった方、お祈りしてくださった方、様々な形で応援してくださった方々に対して、感謝と共に、像と碑の設置を許してしまったことをお詫び申し上げます。
それでも、もう一つお願いを聞いていただけませんでしょうか。これを広めていただきたいのです。
・大阪市は、社会主義、全体主義に飲み込まれたサ市との姉妹関係を即座に解消してください。
・河野談話を撤回し、新談話を直ちに発表してください。
・日本人よ、日本政府よ、目覚めてください。只今、自分の国を自分でまもる態勢にはいってください。
重ね重ね、長きにわたって、サンフランシスコ慰安婦碑設置反対のご協力をどうもありがとうございました。
サンフランシスコ有志一同
2017年11月22日
サンフランシスコ在住の日本人、日系人の心痛はいかばかりかと、胸が締め付けられる思いです。自・公の市会議員のみなさんは、これを読んでも、中国や韓国に心を傾けるのでしょうか。それほど中国や韓国が性に合うというのでしょうか。理解に苦しみます。勤皇の志士の爪の垢でも煎じて飲むようにしてほしいものです。
わたし達も、手をこまねくのではなく、行動へ踏み出そうではありませんか。
みなさんはどのようにお考えでしょうか。
次回は
時事エッセー
です。
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コメント
史実でないことを知りながら中国・韓国は反日のために捏造した史料をもとに世界に宣伝している。一方、日本政府や外務省も彼らの主張が史実に基づいていないことを知りながら、その事実を世界に伝えることを怠ってきた。まさに戦前から戦時中にかけての共産主義の謀略に踊らされた歴史が、平和だと思い込んでいる戦後70年の現在に再現されている。公明党員には国家意識も日本人のプライドも無いだろうし、期待もしていないが、保守政党を名乗る大阪自民党の責任は大きい。このままなら大阪自民党は消滅してほしい。
投稿: 齋藤仁 | 2017年12月 1日 (金) 16時50分