朝日はプロパガンダ?…従軍慰安婦問題・異聞!
632回目のブログです
※朝日の社旗は朝日が最も嫌う旭日旗に酷似しています!
“みな人の
みるにひぶみに 世の中は
あとなしごとは 書かずもあらなむ”
明治天皇御製(明治38年)
多くの人々が見る新聞には、世の中に流布している無根の事実は書かずにあって欲しいものである…。
「にひぶみ」は「新聞」、「あとなしごと」は「無根の事実」。無根の事実とは、根拠となる事実がまったくないこと、事実に基づいていないこと、根も葉もないこと、であり、畏れ多くも明治天皇が、当時の新聞に対し、事実に基づいて記事を書くことを強く望んでおられたことをうかがうことができます。
さて、時代は、明治から大正・昭和・平成となり、いよいよ平成の御代は新しい御代へと引き継いでいくことになりますが、現在、新聞は明治天皇のお望みになった方向に行っているのかどうか、従軍慰安婦問題を例にとり、検証してみたいと思います。
思い返せば、平成27年(2015)12月、日韓外相会談で、慰安婦問題に関する日韓合意が締結されました。日本政府はお詫びと反省の気持ちを表明し、韓国政府の財団に10億円拠出することでもって、この問題が「最終的」かつ「不可逆的」に解決されることを確認しました。
ところが、韓国の文在寅大統領はこの従軍慰安婦問題を蒸し返し、再検討、再交渉をぐだぐだと表明していることは周知の通りです。とにかく韓国は、約束が約束でなく、まさにファンタジィーの世界であり、情治国家の面目躍如というところです。
いわゆる従軍慰安婦が問題化した背景には、朝日新聞の誤報というより虚報・捏造記事に端を発した、親韓、反日の政治的イデオロギーによる“煽り”があったことは、衆目の一致するところです。
この捏造記事は、詐話師・吉田清治の作り話を120%信じ、事実かどうかの裏を確かめず、そのまま大々的に新聞に載せたものであり、日本軍人、日本人、日本男子を極めて悪辣な非人間性の持ち主として世界に広めています。
おそらく、朝日新聞としては、日本人を悪く貶めることに非常な快感を覚えたに違いありません。加えてそれが社内の雰囲気でもあり社論でもあり、一層大きく取り上げることになったと思われます。事実よりもイデオロギーや一定の方向性を重視する社の姿勢を露骨に表わしたと言えるのではないでしょうか。
ところが、各方面から、従軍慰安婦問題は虚偽ではないかと指摘され、万やむをえず朝日が実地調査をしたところ、慰安婦連行の事実は全く無く、とうとう吉田清治の話は創作であった断定せざるを得ず、残念ながら虚偽だったと発表、従軍慰安婦関連の記事を全て取り消しました。(平成26年<2014>8月5日の記事の末尾を下記ご覧ください)
読者のみなさまへ
吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。
この記事をご覧になって、変な感じを持たれませんか。朝日は読者に対してのみ虚偽の事実を伝えていますが、読者にも、国民にも、ここでは一切お詫びの言葉がないことです。
朝日新聞は平成26年11月、従軍慰安婦や福島原発での捏造記事の責任を取り、木村社長が退任、経営陣を刷新、お詫びの談話を発表しました。
しかし、国民に対して、従軍慰安婦問題が日本国や日本国民の名誉と尊厳を毀損(きそん)したことのお詫びはしていないこと、そしてその名誉や尊厳の回復に誠意をもって努力するとの言葉もありません。
朝日は、本当に、心から反省したのでしょうか。ここで、朝日がいまだに反省せず、世界に従軍慰安婦の話を拡散し続けている証拠を示しましょう。(わたしも、まさかとは思い、吃驚しているところです)
つい先日、STOP朝日プロパガンダ事務局から「朝日新聞に英語版での慰安婦強制・性奴隷の印象操作の中止を求める署名」を要請するメールが来ました。その文面から一部引用します。
●所謂「慰安婦問題」に関し、朝日新聞デジタル英語版では記事の内容とは無関係に、下記の表現が必ず挿入されています。
・Comfort
Women, who were forced to provide sex to Japanese soldiers before and during
World War II.(第二次大戦前、および大戦中に、日本兵に性行為を強制された慰安婦)
・Comfort
women is euphemism for women who were forced to provide sex to Imperial
Japanese troops before and during the war. Many of the
women came from the Korean Peninsula.(慰安婦とは、戦前および戦中に日本軍部隊にセックスの供与を強制された女性達の婉曲表現である。女性たちの多くは朝鮮半島から来ていた。)
・朝日新聞はこれまで「女性を拉致して性奴隷にしたとは書いていない」と弁明していますが、英語ネイティブスピーカーが読めば、「軍隊による物理的な強制連行で性行為を強いられた」と理解しますし、売春という表現がないので、対価を払われずに性奴隷のような扱いを受けた、という印象を受けることは、カリフォルニア州弁護士のケントギルバートが証言するように明らかです。
・このような表現の使用は、朝日新聞社が2014年8月に吉田清治の証言を虚偽と認めて記事を撤回した事実と真っ向から矛盾する行為であり、世界中に「慰安婦強制連行・性奴隷説」を積極的に流布していると見なさざるを得ず、看過できません。
・すでに多くの海外メディアが酷似した表現を使用しています。
ひどいですね。これを見れば、朝日がいわゆる従軍慰安婦問題で全く反省していないことは明白ではないでしょうか。朝日新聞が、従軍慰安婦の記事が虚報・捏造であり記事を撤回したことを、未だに、世界に向けて「英文」で告知をしていないことに驚くとともに、怒りさえ覚えます。
世界では、日本におけるクオリティペーパー(高級紙)は朝日新聞だという大変な誤解をしていますので、朝日の報道の影響ははかりしれません。
そうだとすれば、一刻も早く、英文で「100%の虚報・捏造でした。事実はこうです。謝罪します。」との告知をすべきであるにもかかわらず、今なお日本人を貶めていることから考えれば、朝日新聞社は人間性を失った人たちばかりの集団だと言わねばなりません。
遅まきながらでも、襟をただすべきです。「正直の頭に神宿る」というではありませんか。今の状況は「不正直の頭に悪魔が宿る」状態と言っても言い過ぎではありません。
薩摩藩の“郷中(ごじゅう)教育”に「(じぶん)に負けるな」「嘘をつくな」「弱いものをいじめるな」という掟があります。朝日新聞は嘘をつくべきではありません。
また、会津藩校・日新館の“什(じゅう)教育”に「ならぬものはならぬものです」という重い言葉があります。朝日新聞は嘘を言ってはならないのです。
今一度、薩摩の“郷中教育”、会津の“什教育”に習ってはいかがでしょうか。
さいごに、儚い夢物語かとは思いますが、朝日新聞が真の日本の新聞になってほしいと願います…。
みなさんはどのようにお考えでしょうか。
次回は
時事エッセー
です。
| 固定リンク
コメント
朝日新聞が「支那膺懲」「鬼畜米英」という簡潔な言葉で国民の憎悪を極限まで高め、「いかなる譲歩も妥協も許さない」世論を形成したことが、政府の手枷足枷となって開戦を早めたことは間違いない。即ち日米の開戦敗戦の責任の一端は朝日新聞にある。だが朝日新聞はその責任を取るどころか、戦勝国の論理及びソ連中国等の共産圏の論理を昔から己が論理であったかのように振る舞うことでは戦後を生き延びて今日に至っており、高齢の購読者層もそれを是としてきた。そこに人間及び組織そのものが宿す闇を見る。「長期権力は腐る」というが、その言は、数年ごとに選挙の洗礼を受ける日本政府よりも、マスコミやスポーツ、文化等に多くの既得権益を有したマスコミ権力の代表企業や官公庁という組織に適しているのではないか。
投稿: 齋藤仁 | 2018年4月 6日 (金) 17時11分