マイブログ注目ベスト3…この1年を振り返る!
722回目のブログです
“昨日といひ 今日と暮らして あすか川 流れてはやき 月日なりけり”
春道列樹(平安前期歌人・古今集)
昨日と言い今日と言って日々を暮らしているうちに、明日はもう新年を迎える。飛鳥川の流れが速いように、あっと言う間に過ぎ去ってゆく月日であることよ…。
それにしても、1年365日の過ぎ去る速さは年々増すように感じます。また、百人一首にも採られている歌人・春道列樹(はるみちのつらき)の上掲の有名な和歌にあるように、新年を迎えるにあたって一年を振り返ってみるに、何となく無為に過ごしてきたように思えてならず、いささか反省する必要がありそうです。
何はともあれ、あと4日で、令和元年(皇紀2679年・西暦2019年・亥年)が過ぎてゆきますが、特に今年は平成から令和へ改元した年でもあり、ある種の感慨を覚えざるを得ません。
明くる年がどのような年になるのか、世界の政治経済の情勢が緊迫化しており、予断を許しません。とりあえず、一年を振り返りたいと思います。今年も、毎週金曜日、小ブログを52回発信しました。例年通り、1年の締め括りとして、反響の大きかったものを3点選びました。
① ラグビー「日本代表チーム」賛歌! (11月8日 715回目)
4年に1回の「ラグビーW杯」は大いに盛り上がり、にわかファンも含め多くの国民は心の底から魅了されと思います。日本チーム全体を貫く躍動感と、凛とした清々しい精神に感動したのでしょう、TV視聴率が最高53.7%という驚異的な数字となったことをみても明らかと言わなければなりません。
わたしは、史上初の決勝トーナメント進出という快挙だけに注目するのではなく、ここに至るまでの経過の中に学ぶべきことがあるのではないかと考えました。
〇テレビで観戦していて、選手たちが時にエキサイトする場面もありましたが、試合が終われば、まさしくノーサイド、両チーム握手したり肩を抱き合ったりしてお互いの健闘をたたえている姿に、心から清々しさを覚えたものです。その背景に次のような気高さがあることを知りました。
≪ラグビー五つの精神≫
・ 品 位
・ 情 熱
・ 結 束
・ 規 律
・ 尊 敬
〇日本代表選手には、日本に縁のある一部外国人が含まれており、ヘッドコーチらは「ONE TEAM」・「信頼」の構築に全力を上げてきましたが、その中での一つの行動に注目しました。
ジェイミー・ジョセフHC、リーチ・マイケルCAPTら、スタッフと選手たちは、宮崎合宿を終えた翌日、日向市・大御神社を訪れわが国で最大と言われる “さざれ石” の前で国歌「君が代」を歌い、本殿前でお祓いを受けたのです。
【君が代】(日本の国歌)
“君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで”
神社訪問を主導した二人の言葉に注目ください。
・(国歌「君が代」に出てくる“さざれ石”の由来を聞いた後)
「ここ(大御神社のさざれ石)に来たのは、日本の国歌の意味まで知る
ことが重要だと思ったから」(マイケルCAPT)
・「国歌斉唱を試合で誇りを持って歌うということは、非常に大事なこと」
(ジョセフHC)
涙がでる感動のエピソード。帰化しているリーチ・マイケルさんこそ真の日本人だと思い紹介しました。
② 文大統領「盗っ人猛々しい」…朝鮮民族の国民性を考える!
(8月9日 702回目)
韓国の文在寅大統領は、安倍政権が輸出手続きを簡略化できるホワイト国のリストから韓国を外す政令改正を決めたことについて 「加害者である日本が、盗っ人たけだけしく、むしろ大きな声で騒ぐ状況は絶対に座視しない」 と強い言葉で非難しました。
何とも激越な言葉に目をむきます。朝鮮民族は、何故このようなえげつなく下品な言葉を外交上でも使うのでしょうか。いろんな書物を読んでもなかなか理解できませんが次のような言葉ですっきりと理解できました。
〇朝鮮民族の国民性の特徴は「立場」「(普遍的)真実」「恨(ハン)」
・「立場」とは、朝鮮人の被害者としての歴史を十分理解し、
その心情を受け入れた視点のこと。
・「(普遍的)真実」とは、民族の総体としての叡智の結晶のこと。
周りの人が皆同じことを言っていれば、それこそが朝鮮の真実になる。
現在の韓国社会では国定教科書の内容が全て真実として信仰されおり、
国定教科書=反日=(普遍的)真実となり、反日は未来永劫続く。
・「恨」とは、朝鮮民族の被害者としての歴史と、民族の苦難に対する
嘆き及び自己憐憫による陶酔感を、時空を超えて民族間で共有する
ことによって醸成される、粘着質の情緒のこと。
これでは、朝鮮は自己中心・自己陶酔型であり、約束も約束とはなりえないことを紹介した次第です。
③ 辺野古問題…異様な朝日新聞の報道!(1月11日 672回目)
沖縄の米軍基地移転(普天間⇒辺野古)闘争は依然として続いており、メディアは辺野古問題をどう扱っているのか、特に朝日新聞について調べました。「辺野古記事率」…これは筆者の造語。
【12/15 朝日新聞“辺野古”記事率】
単位:% 「辺野古記事量/頁全記事量」(広告欄は除く)
1ページ 51.9%(6段・大見出し)
2 ∥ 84.4%(ほぼ全面・大見出し)
4 ∥ 13.3%(3段)
12 ∥ 27.2%(社説)
13 ∥ 67.6%(8段・大見出し)
34 ∥ 100.0%(全面・大見出し)
37 ∥ 100.0%(全面・大見出し)
7ページにわたるものすごい分量。さらに、大見出し・中見出し・小見出しの乱舞ですから、異常、異様と言わねばなりません。そして、世界で最も危険だと言われる「普天間基地」については報道ゼロですから、何をか言わんや。マスメディアの偏向、印象操作に、日頃より警戒が必要ではないでしょうか。
令和元年を振り返り、注目された3点を取り上げました。みなさまには今年1年お付き合いいただき有難うございました。小ブログは来年も何とか続けたいと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
それでは、佳いお年をお迎えください。
次回は
時事エッセー
です。
| 固定リンク
コメント