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2020年7月31日 (金)

テレビ報道に異議あり!…「コロナ」「自殺」「買占め」

 749回目のブログです

20207311

 “たのしみは 朝起きいでて 昨日まで 無かりし花の 咲ける時”
              橘曙覧(幕末の歌人『独楽吟』)

 わたしの楽しみは、朝起きて何気なく庭に目をやると、昨日まで見ることがなかった花があざやかに咲いているのを見る時である…。

 『独楽吟』には「たのしみは」で始まり「・・・時」で終わる52の歌が収められており、いずれもこの歌と同様に、日常の些細な出来事の中に見出した楽しみが巧みに表現されています。

 平成六年、天皇皇后両陛下を国賓として迎えた米国クリントン大統領が、ホワイトハウスの歓迎式典のスピーチで引用したのが『独楽吟』のこの一首でした。日本人の心の豊かさを称賛したアメリカ大統領もなかなか憎いことをやるものです。

 わたし達は、日頃見失っている尊いものを素直に受け止める感性の豊かさを身につけるよう努めなければならないのではないでしょうか

 そう思いながら、世の中を見渡せば、今、コロナ、コロナ、かね、かね、と殺伐とした雰囲気に包まれているように思えてなりません。何かおかしい…と感じますので、それを取り上げてみたいと思います。

 今、世間を騒々しくさせている内のひとつに、テレビ報道の扇動と歪曲と無責任があるように思えてなりません。

コロナ

 毎日、毎日、地上波テレビは、コロナ、コロナで大騒ぎ。その報道のほとんどが『感染者数』の推移です。100人を超えた、200人を超えたと煽りに煽り、悲痛な声で今にも地獄に落ちそうな雰囲気を醸し出しています。(小池都知事がどういうわけか感染者数を毎日発表する映像をテレビが無批判に垂れ流し)

 武漢・新型コロナウイルス問題については、もう少し冷静に、素人コメンテーターや煽る専門家の声は小さく、下記のような事実を淡々と報道するだけにすべきだと思います。

  陽性者(累計)
  入院(軽症・中等症・重症)
  宿泊・自宅療養
  入院・療養等調整中
  死亡
  退院

 テレビは、一時は「東京はニューヨークのようになる…」「日本はもう手遅れ…」など日本政府、地方自治体、日本の医療システムに対する極端な悲観論や数々の罵倒投げかけました。(例えば、テレビ朝日の玉川徹氏は、土日には行政の検査機関はのんびり休んでいたという、真っ赤な嘘を吐き、保健所などに勤務する人々の心を大きく傷つけたのです) 実態ははたしてどうか、下記のデータを見れば、明らかに日本は良くやっているのではないでしょうか。

 『新型コロナウイルス:人口10万人当たり死亡者数』

      感染者数  死亡者数  人口10万人当たり死亡者数
  台湾    458             7             0.03
  日本   29,989          996            0.78
  ドイツ  206,667       9,124          10.98
  英国   301,020      45,837          68.31
  米国  4,233,923    146,935          44.92
  中国       83,891       4,634            0.32
            (2020.7.27現在 厚労省広報より算出  単位:人)
            (中国はあくまでも参考値)

 我が国のインフルエンザ罹患者数は、2016/17シーズンは1,046万人、2017/18シーズンは1,458万人の多さを記録しています(厚労省)。これを考えれば、テレビの新型コロナに関しての煽情的な報道は殺人に近いとも考えられます。いい加減にしてもらいたいものです。

自殺

 先日、人気俳優の三浦春馬さんが自殺しました。これを受けて、テレビ各社は、自宅マンションへ押しかけ「いつ、どこで、どのように亡くなったのか」と、自殺の経緯を詳細に朝から晩まで放映していたのです。さらに、三浦さんにサーフィンを指導した人や俳優仲間たちに「何か悩みを持っていたのか」「何か異変を感じなかったか」などと自殺の原因を質問攻めにしていました。

 テレビは、三浦春馬さんの自殺を、芸能人の不倫スキャンダル、政府高官・国会議員の選挙利権疑惑、トランプ大統領の失言と同じレベルで、ワイドショウのネタとして取り扱っていました。

 しかし、自殺というものは芸能人の不倫スキャンダルなどとは異なり、厳粛な人生を示すものであり『自殺した人のキャラクター、プロフィール、周囲の友人や家族からどのように見られていたのか、死の直前に何を語っていたのか、といったことを事細かに社会に発信すると、一定数の人々、特に若者たちがその自殺者と自分自身を重ね合わせて、同じような行動に走ってしまう。いわゆる「アナウンス効果」というものがあることが、わかったのである』(Diamond online窪田順生氏論稿より)

 さらに、日本は、世界の自殺率ランキングで7位、先進国では1位という不名誉な地位にあることを厳しく認識しなければなりません。

 アナウンス効果により自殺を誘発してしまうことは、過去に多くの実例があります。今、悪名高いWHO(世界保健機構)ですが、真面目な部門もあり、自殺予防に関し、注意を喚起しており、11項目のうち一部を抜粋します。テレビはノー天気過ぎであり自戒すべきではないでしょうか。

 『自殺予防 メディア関係者のための手引き』WHO:2008年)

 自殺を、センセーショナルに扱わない。当然の行為のように扱わない。
  あるいは問題解決法の一つであるかのように扱わない。
 自殺の報道を目立つところに掲載したり、過剰に、そして繰り返し
  報道しない。
 自殺既遂や未遂に用いられた手段を詳しく伝えない。
 自殺既遂や未遂の生じた場所について、詳しい情報を伝えない。
 写真や映像を用いることにはかなりの慎重を期する。
 著名な人の自殺を伝える時には特に注意をする。

トイレットペーパー買占め騒動

 今年令和2年2月、武漢・新型コロナウイルス問題で、トイレットペーパーは中国で製造されており不足するとの「デマ」により買占め騒動が生じました。事実は国内生産であり、無理な買占めさえしなければ需給に問題はないことは、昭和48年(1973)中東戦争による石油価格高騰時のトイレットペーパーパニックを経験していれば分かっていたはずです。

 この騒動の原因は、SNS(Twitter)と言われていましたが、実際に調べてみると「テレビ」だったのです。ドラッグストアでの長蛇の列や空の商品棚を、朝から晩まで、繰り返し繰り返し報道、報道番組でも、ワイドショウでも、煽りに煽った結果です。

 テレビは、コロナウイルスと同じように、不安を刺激し、これでもか、これでもかと、扇動すれば、思いのまま、今でも強い影響力があることがわかりました。データを見てみましょう。(3/11サーベイリサーチセンター)

『トイレットペーパーが不足するとのうわさを最初に知った情報源』

  テレビ     46.7%
  Twitter      8.0%
  人との会話   15.9%
  インターネット 13.6%

 テレビは問題点を多く抱えています。「テレビ特権」で国からタダ同然の電波使用料、偏向・歪曲・ヤラセ・扇動・印象操作の横行、公正さの認識なし、都知事選で討論会も行わないという「公」の意識を欠く無責任体質、第4権力の傲慢さ……。

 わたし達国民は、テレビの非常識な人間性を欠く振る舞いに日頃より監視の目を注がねばならないのではないでしょうか。

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回は
時事エッセー
です。

 

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コメント

メディアに洗脳された日本国民の多くはPCR検査が正確に新型コロナ感染者を鑑別できると信じている。第一に、ウィルスに問題があるのか検査法に問題があるのか、この数か月の検査で陽性と言われた人が陰性だったり、その逆があったり問題が多い。PCR検査法を考案してノーベル賞を受賞したキャリー・マリス氏自身が完璧ではないと答えている。第二に、判定の基準となった中国の感染者の新型コロナの遺伝子配列の中に、人間の体内に常住している他のコロナウィルスが紛れ込んでいた可能性はないのか、と疑問を呈している学者もいる。コロナウィルスの種類は多く、誰もが体内に多少のウィルスをもっている。PCR検査でそれによって陽性と判断されている場合はないのか。第三に、7月に第二波が来たと騒いでいるが、4月の第一波の時と比べて、重症化した人や死者の人の数はどうなのか。実際には増加していないが、とすれば陽性者数と重症化数が比例しない理由を公機関は説明が必要ではないか。陽性者が増えれば医療崩壊につながる、と騒ぐが無症状の人を無駄に検査して陽性者数を増やしているだけではないか。第四に、京都大学の上久保教授らは、今年2月末までに何種類かの新型ウィルスが入ってきており、それによって多くの日本人が集団免疫力をつけていたため、武漢ウィルスに感染化・重症化する日本人が少ないと説いている。いずれにしても、国民は陽性者=感染者=患者と単純化して受け止めており、3万人に達したと言われる日本の陽性者?・感染者?のうちの2万人以上がすでに回復して日常生活を送っている。体内の常住コロナウィルスを検査したら、ほとんどの日本人が陽性者とされる。即ち2020年度末に日本の感染者1億人と報道され、ただし年間の死者は昨年のインフルエンザ死者数3500人の半分にも満たなかったとなれば、この社会経済活動の停止措置とそれによる生活の困窮化を生み出したのは「誰が」「何の目的で」ということにならないか? 

投稿: 齋藤仁 | 2020年7月31日 (金) 14時22分

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