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2021年2月12日 (金)

国旗を踏みつけても罰せられない!?              

 777回目のブログです

20212121

   『日の丸の旗』 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一
    (尋常小学唱歌 第一学年用・明治44年<1911>)

  1.白地に赤く
    日の丸染めて、
    ああ美しや、
    日本の旗は。

  2.朝日の昇る
    勢ひ見せて、
    ああ勇ましや、
    日本の旗は。

 昨日の2月11日は、祝日の「建国記念の日」(紀元節)でした。小宅は祝祭日には国旗をかかげることにしておりますが、近年、とみに日の丸の旗を掲げる家が少なくなっていることに何か残念な気がしてなりません。

 振り返ってみれば、戦後GHQの指示があったのでしょうか、『日の丸の旗』②番の歌詞は「朝日の昇る 勢ひ見せて ああ勇ましや」⇒「青空高く 日の丸揚げて ああ美しい 日本の旗は」と丸々変えられています。

 国旗・国歌は、従来、慣習的に何の問題もなく使われていたのですが、リベラルサヨクが蔑ろにすること多く、スッタモンダの末、平成11年(1999)「国旗及び国歌に関する法律」が成立、国旗を「日章旗」、国歌を「君が代と規定しました。

 これで万々歳かと言えばそうではなく、国旗「日章旗(日の丸)」に関しての法律的な不備が指摘されています。

 ■ 国旗の大切さを説いた高市早苗前総務相

  自民党の有志議員による「保守団結の会」が立ち上がった。日本を侮辱する目的で、日の丸を踏みにじる行為を罰する国旗損壊罪を新設するための刑法改正案を今国会に提出するよう、本格的に動き出したのだ。いかに日本の尊厳を守るのか。同会顧問の高市早苗前総務相が、夕刊フジの書面インタビューで激白した。
                  (2021/2/4夕刊フジ)

 高市氏の主張について考えていきます。

 『国旗を損壊するような行為は、黙って見過ごせない。国旗が象徴する国家の存立基盤を損なうばかりか、多くの国民が抱いている国旗への尊重の念も害する』

 近年、国旗や皇室を蔑ろにする言動が大っぴらに出現しています。例えば、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」では、昭和天皇の写真に火をつけたり、英霊を辱めるような作品が公開され物議を醸しましたが、 “大村秀章” 愛知県知事は積極的に税金から補助を与える方針を堅持したまま、何らの反省も謝罪もなく、自分の行為が正しいとの認識を持っています。大村知事は元自民党国会議員。自民党だからと言って「保守思想」の持ち主だけではなく「金権思想」「リベラル思想」「サヨク思想」の持ち主もかなり存在しており、したがって全てがわが国の象徴に尊崇の念を払ってはいないことを知っておかねばなりません。

 『日本では刑法第92条で、外国に侮辱を加える目的で、外国の国旗や国章を損壊すれば「2年以下の懲役または20万円以下の罰金」を科すと定めている。ところが、日本を侮辱するため日章旗(日の丸)を損壊しても、何ら刑罰の対象にならない』

 外国の国旗を損壊すれば罰を受けても、日本の国旗を損壊しても刑罰の対象にならないとは、全く知りませんでした。反日の方々が国旗をぞんざいに扱ったりするのもこれが一因でもあるのでしょうか。

 しかし、どう考えてもおかしいと思います。米国やフランス、ドイツ、イタリア、中国、韓国などには、自国の国旗を損壊した場合の刑罰があり、他国の国旗損壊よりも刑罰は重いそうですから、独立国・日本としては当然そうあるべきではないでしょうか。

 『過去には、日本の若者たちが国際的なスポーツ大会で他国の国旗掲揚や国歌斉唱時に起立せず、非難されたこともあり、私も残念な思いをした。ここは、国旗に思いを寄せ、いずれの国旗も平等に尊重し、扱うべきなのだと再確認するときだ』

 高市氏の国際的立場からの発言に敬意を表したいと思います。国旗に敬意を払うのは、単なる利己的愛国心の発露ではなく、それぞれのよって立つ国家に真摯に敬意を払うことを意味していると捉えるべきではないでしょうか。

 『初等教育の段階から「国旗の意義」「国旗への敬意の表し方」「正しい掲揚の方法」を丁寧に教えることも必要だ』

 高市氏が指摘するように、初等教育から国旗について教えるべきですが、加えて、家庭でも国旗を掲げることによって、その意義を肌で伝えることも必要ではないかと思います。

 まとめて言えば、高市早苗前総務相は「どんな国旗も平等に尊重を」「日の丸を踏みにじる行為を黙って見過ごせない」「初等教育から国旗の意義を」との観点から「国旗損壊罪」法案の国会提出を目指すことを明言しました。

 素晴らしい動きだと思います。国会議員は国民の代表であり、「私」心を捨て、「公」の精神で事に当たってもらいたいものです。

 国旗に敬意を払うことは、国を意識し、国を愛する心の発露を意味します。愛国心のない人、愛国心の薄い人、愛国心を憎む人、反日の人は、国会議員、大臣、ましてや総理大臣になる資格はありません。愛国心は国民の基盤、政治家には必須の条件。それ故に、愛国心のないような人が各省大臣や内閣総理大臣になれば、まさしく世界の笑いものになるでしょう。

 その意味からして、高市早苗前総務相は素晴らしい大政治家のひとりといえるのではないでしょうか。もしも、わが国に女性総理が輝くとすれば、パフォーマンスが政治だと思い込んでいる某政治家ではなく、高市早苗女史がその筆頭でなければなりません。

 高市早苗前総務相に期待したいと思います。

 みなさんはどのようにお考えでしょうか。

次回は
時事エッセー
です。

 

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