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2023年1月 6日 (金)

“謹賀新年”…令和5年の夢を語る!

 874回目のブログです

2023161
       “祝日の美しい風景”
  (日の丸が並ぶ熊本県菊陽町の鉄砲小路)

 “あらたまの 年たちかへる あしたより 待たるるものは 鶯のこゑ”
            素性法師(平安前~中期・拾遺和歌集)

 年が改まった。その朝から、ひたすら待たれるのは鶯の鳴く声である…。

 新しい年があけました。小ブログは本年3月3日で丸17年を迎えます。思っていた以上に永くなりましたが、内容はともかくも、いつまで続けられるか、今少し頑張りたいと思います。引き続きご支援をお願い申し上げます。

【今年の暦】を見てみましょう。

   令和5年    (年号)
   皇紀2683年 (神武天皇ご即位を紀元・BC660)
   卯       (十二支・う)
   癸卯      (十干十二支・みずのとう/きぼう)
   西暦2023年 (キリスト生誕を紀元)

 干支の「癸」“まだ固いが少し動きが出てきており、次の生命を育む準備が完了した状態” を表し、「卯」 “草木が地面をおおうようになり、萌え出る春の状態” を表しています。

 したがって、『癸卯』は、寒気が緩み、萌芽(ほうが)を促し、厳冬が去り、春の兆しの訪れを示していることになります。

 干支にまつわる株式相場の格言を引用しますと「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)は辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁盛、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる」とあります。相場格言通りにいきますと、今年は「卯跳ね、辰巳天井」の展開が期待できそうです。

 果たして、令和5年は、干支が暗示するように、寒気が緩み、厳冬が去り、芽吹きを随所に見せ、春の兆しが訪れ、平和な世の中、成長への豊かな足取りを見せるのでしょうか。…そうあってほしいとの願いを込めて、今年のを語ってみたいと思います。

 【ウクライナ対ロシアの停戦!】

 昨年2月に端を発したロシアのウクライナ侵略は、ロシアの短期決戦の目論見が大幅にずれ込み、あと1ヶ月半で丸1年を迎えることになります。ウクライナ国民の一致団結した国家防衛戦は半端でなく、依然として士気の高さを示しています。一方のロシアは、世界から侵略戦争を指弾されてはいますが、プーチン大統領の専制ぶりはそれを跳ねのけて徹底的にウクライナを破壊する意向を示しています。

 世界は、資源戦争の様相も見せており、世界の平和、安寧の為には速やかな停戦、和平が求められます。世界経済もガタガタ。もはや、エネルギーの確保のためには、地球温暖化対応などは後回し、なりふりかまわず、現状の水準を確保するのが精いっぱいではないでしょうか。

 とするならば、速やかな停戦ですが、それを仕切ることができるのはアメリカを置いてないと考えられます。アメリカの対ロシアへの謀略をも含めた積極的な局面打開が求められるのではないでしょうか。

 そして、ロシアが経済的に大きく疲弊していることを鑑みれば、戦後への対応策として、経済支援と北方領土との交換が絶好のタイミングになると判断します。岸田政権においては、日本対ロシアの平和条約(経済支援と北方領土との交換)締結交渉の準備を “今から” しておく必要があるのではないでしょうか。

 【所得倍増計画・デフレ脱却!】

 岸田政権は財務省のパペットであってはならず、国家が有する人を含んだ資源を存分に活用するために「積極財政」というバックグランドを固め、高度成長への道を取り戻さなければなりません。成長なき繁栄はあり得ず、脱デフレに政策の総動員を行ってほしいと思います。

 わが国の給料は、今や、平均年収で韓国にも劣っています。30年間横ばいの日本人の給料、労働分配率にメスを入れるべきであり、これを放置してきた「経済界」および「政治」の責任は、言語に絶するほど大きいのでないかと考えます。その因は、経済界や政界の人達が私に走り、公の立場を失ってしまったことにあるのではないでしょうか。

 忘れていました。労働組合にも責任の一端があります。

 【拉致奪還を具体化する!】

 岸田首相は、就任後の拉致被害者家族会との面会で「拉致問題は変わりなく最重要課題だ。すべての被害者の一日も早い帰国実現へ、私自身が先頭に立って取り組まなければならない強い覚悟、思いを胸に刻んでいる」と強調しました。

 ご家族の高齢化が進み、横田早紀江さんは86歳、もう時間がないという状況に鑑み、首相は「無念を思い 本当に胸が詰まる」と述べました。

 しかし、大方の国会議員の胸元にはブルーリボンバッジ(北朝鮮に拉致された被害者たちの1日も早い救出を願う国民運動のシンボル)が着けられてはいますが、いかにも、空しい時が過ぎていくばかり…。

 ブルーリボンバッジは免罪符ではありません。

 一刻も早い拉致被害者の帰国を祈念します。

次回は
時事エッセー
です。

 

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